ゴールデンウィーク(GW)はハワイ島に行こう!おすすめのアクティビティ・おすすめのツアーについて
目次
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
ハワイ諸島を形成する、太平洋上の島の一つハワイ島。
ハワイ諸島で最大の島であることから、「ビッグアイランド」の愛称でも親しまれています。
面積は10432.5平方kmあり、日本の岐阜県と同等の大きさです。
ハワイ州は米国最南端の州で、世界中から多数の観光客が訪れる、世界でも有数のリゾート地として知られています。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイ島は大きいだけではなく、今もなお成長を続けていると言われています。
自然も多く、世界で最も活発な活火山のひとつキラウエア、海底から測った高さが1万mを超える「世界最高峰」マウナケア、世界で最も巨大な山マウナロア、州最大のハワイ火山国立公園などがこの島にあります。
また、世界の異なる13気候帯のうち、11の気候帯が存在している島です。
ハワイ島への行き方
ハワイ島には主要な空港が、西岸のコナと北東のヒロの2カ所にあります。
便数が多くて、リゾートやホテルへのアクセスが良いのはコナ空港ですが、火山観光ならヒロ空港のほうが便利です。
日本からの所要時間は、出発する空港にも異なりますが約8.5〜9時間です。
ヒロ空港は日本からの直行便がないので、オアフ島のホノルル空港を経由する必要があります。
ホノルル空港からヒロ空港までは約50分程度。
目的によって使い分けると時短になるので覚えておきましょう。
ハワイ島の魅力
ハワイ諸島でもっとも大きく、大自然のパワーがみなぎるハワイ島。
島の場所によってさまざまな気候の変化が見られます。
島の北東部は全米で最も雨量の多い地域ですが、西岸部は年中乾燥しています。
そして、標高の高い山岳部の山頂付近は降雪地。
島全体を巡ると、異なる国を巡ったかのような、景色の変化を楽しむことができます。
手付かずの壮大な大自然
世界で最も活発な活火山の一つキラウエア火山や、夜空が楽しめる標高4000メートルのマウナケア火山など圧倒的な大自然が最大の魅力。
他にも「王の谷」ワイピオ渓谷、ホヌに出会えるプルナウ黒砂海岸など、大自然が作り出した見どころが盛りだくさんです。
リゾートでのんびり過ごしたいという方にオススメです。
迫力満点の火山
ハワイ島の自然といえば、まずは地球の息遣いを間近に感じられる火山です。
島には5つの火山があり、それぞれに多彩な魅力があります。
ハワイ島有数の観光スポット、キラウエア火山があるハワイ火山国立公園をはじめ、話に登場する火の女神ペレが住むとされるハレマウマウ火口、宇宙に一番近い場所とも言われているマウナケア山など、火山だけでも見どころがたくさんあります。
美しいビーチ
ハワイ島は、息をのむほど美しいビーチがたくさんあることでも有名です。
シュノーケリングが楽しめて、ウミガメにも高確率で出会えるというカハルウビーチ、アメリカ全体でもベスト10に入る美しさのハプナビーチなど、壮大な自然を感じられるビーチがたくさんあります。
他にも、2018年のキラウエア火山の噴火で生まれたブラックサンドビーチも新しい見どころになっています。
ショッピングやグルメもおすすめ
せっかくハワイ島に来たのなら、ショッピングやグルメも楽しみたいですよね。
キングスショップスは、高級ブランドからハワイギフトなど、50以上もの店舗が集まっています。
他にも、ホテルやゴルフ場などが併設されているクイーンズマーケットプレイスなどがあり、ハワイ島にはショッピングやグルメが楽しめるスポットが点在しています。
ショッピングエリアは特にコナ空港付近に多いです。
観光だけでなく、ショッピング情報もチェックしながらホテルを決めると効率よく回れるでしょう。
文化や歴史を学ぼう
ハワイアン音楽、タヒチアンダンス、フラなどはハワイならではの文化です。
ハワイの文化は、ネイティブ・ハワイアンの古代から伝わる風習や、西欧人がもたらしたキリスト教を基盤にした文化、また各国からの移民による影響を受けて生まれた文化と言われています。
太陽や美しい海など素晴らしい自然に触れることに加え、ハワイの豊かな歴史や文化に触れると、旅行がもっと楽しくなるはずです。
GWのハワイ島
1年を通してそれほど温度差のない常夏の島ハワイ。
それでも5月からは本格的な夏に突入するので、日本の真夏のような暑さになります。
平均最高気温は29度前後で、平均最低気温が20度前後くらいと言われています。
降水量が少なく、晴天率が高いので旅行にはベストのシーズンといえるでしょう。
GWの楽しみ方
ハワイ島はさまざまな楽しみ方ができる場所です。
詳しく見ていきましょう。
多種多様なアクティビティを楽しめる
ハワイ島ではシュノーケリングや星空観測、乗馬、火山見学などさまざまなアクティビティが楽しめます。
ハワイと言えばやはり海ですよね。
GWには本格的な夏を迎えるので、ビーチで過ごしたり海で泳いだり、思う存分ウォーターアクティビティが楽しめますよ。
何を体験したいのか、ある程度目星をつけておくとよいでしょう。
穏やかな気候で快適な旅を楽しめる
常夏の島と言われるだけあって、年間を通して暖かい気候のハワイ。
実は夏と冬があるのですが、冬(11~4月)でも平均気温は22~30℃と言われています。
季節を問わず快適に過ごせるのもハワイの魅力ですよね。
せっかくの旅行!アクティブに楽しもう!
世界一の活火山や、見渡す限りの青い海など大自然が広がるハワイ島。
ハワイ島に行くのであれば、大自然の魅力を感じるスポットに行かない手はありません。
あらゆる観光スポットを訪れ、自然の壮大さを感じましょう。
おすすめの観光スポット
観光スポットがありすぎてどこが良いのかわからない、安心して行けるのかな、など不安がある方もいるでしょう。
そこでおすすめの観光スポットをご紹介します。
ハプナビーチ州立公園
ハプナビーチ州立公園は、カイルアコナの北約51km(32マイル)のところにあるコハラコーストに位置しています。
約25ヘクタールもの広さがあり公園内には、有名なマウナケアビーチホテルの姉妹ホテルであるハプナビーチプリンスホテルもあります。
おすすめポイント
なかでも、公園内にあるハプナビーチは、白砂のロングビーチが広がり、全米一美しいビーチに選ばれたこともある絶景スポットです。
ハワイ語でHapunaとは水の湧き出る生命の泉という意味。
Haが生命、Punaが湧水です。
名前に恥じない、本当に素敵なビーチになっています。
海水浴、ボディボード、日光浴、シュノーケリングに、最高のコンディションがそろう人気のビーチです。
冬場は波が高いことも多いため、サーフィンで訪れる方もいるようです。
アクセス
コナ空港からハイウェイ19を北上。
空港から25マイル(約40キロ)あるため、道路状況によって30~40分かかります。
ハイウェイ沿いに看板が出るので、ハプナ・ビーチ・ロードに入り海岸線へと進みましょう。
園内には駐車場がたくさんあり、車でのアクセスがオススメです。
マウナケア山
ハワイ島を形成する5つの火山のうちの1つです。
ハワイ語でマウナケアとは「白い山」という意味で、冬になると山頂が雪に覆われることから名づけられたそうです。
おすすめポイント
山頂付近は天候が安定し、空気が澄んでいます。
そのため、世界11ヶ国の研究機関が、合計13基もの天文台を設置しています。
やはりここでのおすすめは、天体観測でしょう。
数多くのツアーが組まれており、星空だけでなく朝日や夕日を眺めるのもおすすめです。
アクセス
標高が4205mもあり、道も未舗装でガードレールもない状態なので、レンタカーや自家用車で行くのは厳しいでしょう。
ツアーに申し込んで参加するのがベストです。
年齢制限や体調によっては参加できないツアーもあるので事前に確認しておきましょう。
レインボー・フォールズ
ハワイ島東側のワイルク川にある滝です。
名前のとおり、滝つぼに虹が架かることで人気のスポットです。
滝のハワイ名をワイアーヌエヌエと言いますが、これには「水の中に見える虹」という意味があります。
朝の日差しに、滝から舞い上がる水滴が反射して虹がかかることから、この名前がつけられたそうです。
おすすめポイント
高さ24メートルから落ちた水は溶岩の洞窟下へ落ちてしぶきをあげ、晴れた日には運がいいと虹が見られるそうです。
虹を見られる確率が高いのは午前中と言われています。
また、半神マウイの母親である女神ヒナの神話の舞台となった場所でもあり、神話の世界をたどるのも面白いのではないでしょうか。
アクセス
ヒロのダウンタウンからワイアヌエヌエ・アベニューを西へ進み5分ほどで到着します。
駐車場の先に滝を眺めると展望台があるほか、左手の階段を登った先からも滝を見下ろすことができます。
サウスポイント
サウスポイントはカラエ岬のことを指しています。
西暦400~800年にポリネシア人が初めて上陸したといわれ、ハワイ州だけでなく、アメリカ合衆国としても最南端に位置しています。
大勢の旅行者が訪れる人気のスポットです。
おすすめポイント
見どころは、駐車場のさらに南にあるカラエ灯台、その脇にある寺院の遺跡カラレアヘイアウです。
また、昔のポリネシア人が潮流でカヌーが流されないよう、溶岩に穴を開けて作ったという係留用の岩を見ることができます。
高さ15mある崖は格好のジャンプ台になっています。
海に飛び込んでも鉄製のはしごで上ってこられるので、水着姿で飛び込む旅行者がいるかもしれません。
アクセス
ヒロ空港から車で南に約2時間弱。
ルート11からサウス・ポイント・ロード入り口で左折して、そこから狭い道を約30分、行き止まりまで行きます。
駐車場から徒歩3分くらいで到着です。
サウスポイントまでの道は、レンタカー会社によって保険適用外になっている可能性もあります。
行かれる際は事前にチェックしておきましょう。
ヒロ
ハワイ島の東海岸にある最大の都市。
注目スポットが集まるダウンタウンはぜひ訪れたい場所ですね。
また、ハワイ火山国立公園を訪れる際の拠点となる街でもあります。
おすすめポイント
ヒロにはハワイのカルチャー発信地という側面もあります。
建築後100年以上の歴史を持つ木造のノスタルジックな建物は、商店やオフィスビルとして活用されています。
壁画などが描かれたアートな街角にはオーガニック食品を扱うスーパーやカフェがずらり。
他にも伝統工芸をアレンジしたアイテムを扱うブティックなど、感性を刺激するスポットが続々と登場しています。
また、世界最大のフラの祭典メリーモナーク・フェスティバルの開催地としても有名な場所です。
アクセス
ヒロの街はヒロ空港を降りて車で約10分の場所にあります。
直行便のあるコナ空港からだと、約2時間で到着します。
ヒロとコナはかなり距離があるので、プランを考える場合は要注意です。
おすすめのアクティビティ
ハワイ島の大自然を体感できるアクティビティが充実しています。
「コレをおさえておけば間違いなし」という定番のアクティビティをご紹介します。
特に、初めて訪問される方は参考にしてみてください。
シュノーケリング
ハワイの海は透明度が高いため、シュノーケリングには最適です。
のんびりした時間を海で過ごすのにも、自然の雄大さを体感するのにもぴったりの人気アクティビティになります。
シュノーケリングと言ってもスポットによって、見られる魚の種類や海の環境が異なるので、好みの場所を探してみましょう。
おすすめポイント
浅瀬でのシュノーケリングは、サンゴ礁や熱帯魚の他にもウミガメが見られることもあります。
また、船に乗ってクルージングを楽しみながら、イルカやマンタの群れと一緒に泳ぐことのできるアクティビティツアーも用意されています。
海洋生物保護区に指定され、海の美しさを堪能できるスポットも多く、ハワイ固有種との貴重な出会いも楽しめるでしょう。
ハワイの海の美しさを、自分の目と肌で感じてみませんか。
乗馬
大迫力の自然を満喫しながら乗馬ができる牧場があります。
乗馬は、日本だとなかなか初心者では体験できる機会は少ないのではないでしょうか。
また、子どもでも安心して楽しめるので、家族にも嬉しいアクティビティですね。
おすすめポイント
ハワイ島の中で乗馬ができる地域と楽しみ方は、大きく分けて2タイプあります。
ワイピオ渓谷では渓谷の中を馬で散歩ができるプラン、コハラ山では大草原を颯爽と走るプランがあります。
いずれのプランもインストラクターが同行するので、初心者の方でも安心して楽しむことができます。
溶岩ツアー
キラウエア火山は現在も活動しています。
ドロドロと流れる赤い溶岩を間近で見ることができるツアーは人気です。
ハワイ島の雄大な自然美を心行くまで体験できますよ。
おすすめポイント
溶岩ツアーにはさまざまなタイプがあります。
赤く流れる溶岩を目の当たりにできるハイキングや、ハワイ島の自然を眺めながら火口近くまで行くヘリコプター、溶岩流が海に流れ込む様子を船の上から見られるボートツアーなどです。
それぞれに見どころが異なるので、好みに合わせたプランに参加しましょう。
パラセーリング
ハワイ旅行に欠かせないのが、マリンアクティビティですよね。
数あるアクティビティの中でも、広く青い空と海をバックに、心地よい風を感じられるパラセーリングは、とても人気があります。
おすすめポイント
パラセーリングとは、体にパラシュートを装着し、海の上を走るモーターボートに引っ張られながら空に浮かびます。
凧揚げのように、体が宙に浮かんでいき、まるで鳥になったような気分で空中飛行を楽しめます。
特別な知識や準備も必要ありません。
大人から子どもまで手軽に楽しむことができるアクティビティです。
ヘリコプター遊覧
心を奪われるような絶景を思う存分楽しめるヘリコプター遊覧。
ハワイ島の大自然を、一気に見ることができる欲張りなアクティビティです。
おすすめポイント
キラウエア火山や熱帯雨林、街並み、深い渓谷、どこまでも続く海岸線、虹がかかる滝など
上空から気軽に眺めることができるのが魅力ですよね。
あれもこれも気になるという方におすすめのアクティビティです。
ゴールデンウィークに参加したいおすすめのツアー
GWのハワイ島は、気候もベストなシーズンです。
そのため、多くの観光客がハワイ島を訪れます。
「予約がいっぱいで参加できない」ということにならないためにも、事前にどんなツアーがあるのかを把握しておきましょう。
そこでGWにおすすめしたいツアーをご紹介します。
野生のイルカ&ケアラケクア湾 シュノーケリングツアー
6名限定のシュノーケリングツアーです。
少人数制で、初心者や子ども連れの方でもスタッフが丁寧に対応してくれるので安心です。
イルカウォッチングと、ハワイ島でも随一の透明度を誇るケアラケクア湾でのシュノーケリングが一度に楽しめます。
半日ツアーでもシュノーケリングスポット2か所に立ち寄れる充実の内容です。
フルーツや温かい飲み物などもあり、船上でも快適に過ごすことができますよ。
ハワイ島 ヘリコプター遊覧
キラウエア火山やハワイ島の観光スポットをゆったり上空から観光できるツアーです。
家族連れでの旅行はもちろん、ハワイ島に何度も訪れている方でも、壮大な自然を違った目線からお楽しみいただけます。
搭乗はコナまたはヒロ空港から選択可能です。
コナ空港発は、コナ地区、フアラライ山、マウナロア山、キラウエア火山国立公園、マウナケア山、イーストハワイ熱帯雨林とコハラ渓谷を遊覧するコース。
ヒロ空港発は、キラウエア火山国立公園、プナ地区熱帯雨林、レインボー滝を遊覧するコースとなっています。
揺れにくい機体から、壮大な自然をしっかりと鑑賞できます。
ハワイ島 パラセーリング
空のアクティビティというと、初心者には難しいイメージがあるかもしれません。
しかし、パラセーリングはリゾートエリアを中心に、誰でも気軽に参加できるアクティビティとして人気があります。
このツアーでは、高層ビルよりも高い上空365m、または243mの高さから、約10分間の空中散歩を体験できます。
飛行中に美しいサンゴ礁やコナの街を眼下に見下ろせば、鳥になったような気分が味わえますよ。
美しいハワイ島の景色を違った角度から楽しんでみませんか。
まとめ
いかがでしたか。
ハワイといえばオアフ島のイメージですが、ハワイ島にもさまざまな魅力があります。
壮大な自然が楽しめるとあって、ハワイ島の注目度は年々高まっています。
今年の海外旅行はこれを機会にハワイ島へ行ってみませんか。
日常では見られない壮大な自然の風景は、一生の思い出になるはずです。
ただし、GWは飛行機やホテルが混み合い、旅行代金も高くなります。
早めに計画を立てておくとよいでしょう。