ハワイ島の1月 穏やかで快適な気候が魅力的
目次
ハワイ島の1月
気候や気温、服装は?
おすすめのアクティビティは?
ハワイ島の1年は夏と冬に大きく分けることができます。
とは言っても、日本のように暑い夏・寒い冬のような感覚ではなく、平均気温差は5℃程度。年間を通して気温は大きく変動することなく、安定しています。
1月は冬季シーズンであり、雨季にあたります。
1月のハワイ島で楽しめるアクティビティやおすすめの観光スポットも含めて、その魅力に迫っていきたいと思います!
◆ハワイ島の1月の天気が知りたい方
◆1月のハワイ島の服装や持ち物が知りたい方
◆ハワイ島のおすすめアクティビティが知りたい方
◆ハワイ島のおすすめ観光スポットが知りたい方
◆1月に開催されるハワイ島のイベントが知りたい方
ビッグアイランドで知られるハワイ島
ハワイ島はハワイ諸島の中で一番大きな島で、なんと東京都5個分の大きさ!
ハワイ島内でも11の異なる気候帯を持ち、その多様な自然環境が魅力です。美しいビーチ、熱帯雨林、乾燥した草原、さらには火山の荒涼とした風景など、島を巡ると様々な景色が楽しめます。
オアフ島に比べるとハワイ島は観光客が少なく、ゆったりとした雰囲気が漂います。大自然を肌で感じたい方には最適な場所です。
ハワイ島の1月の気候・気温
場所によって異なる気候帯を持つことから、気温も場所によってさまざまです。
西側のコナは比較的暖かいですが、同じハワイ島なのにマウナケア山では最高気温でも20℃を下回るほど。どこの場所に行くかによって気温が変動するので、温度調節がしやすい服装をおすすめします。
また、平均最低気温は20℃を下回るので、朝晩は肌寒くなります。
場所 | 平均最低気温 | 平均最高気温 |
---|---|---|
ヒロ | 17.3℃ | 26.1℃ |
コナ | 17.6℃ | 26.5℃ |
キラウエア山 | 17.5℃ | 25.4℃ |
ワイメア | 12.6℃ | 21.3℃ |
マウナケア山 | 4.4℃ | 19℃ |
オアフ島(ホノルル) | 19.7℃ | 27.5℃ |
ハワイ島の1月の降水量は?
1月はちょうど雨季なので雨が多くなります。とは言え、日本の梅雨のように何日も雨の日が続くというわけではないのでご安心を!
ほとんどの場合は、朝晩にスコール(シャワー)が降ることが多くなりますが、短時間で止むでしょう。
ただし、ハワイ島東部のヒロ地区に行く場合は雨具の用意をしておいた方が良いかもしれません。
ヒロは、温かい貿易風が山にぶつかり雨を降らせるため、全米でも降水量が多い都市の1つです。雨季の時期になると晴天率が下がり、雨の日が長く続くこともあるでしょう。
平均月間降雨量
月 | ヒロ | カイルア・コナ |
1月 | 115.5mm | 77.4mm |
ハワイ島の1月
飛行機代・ホテル代は高い?
年越しからお正月にかけては、ハワイへの旅行客が増えるのでオンシーズンとなり、飛行機代もホテル代も1年間のうちで高い時期になります。
しかし、1月中旬くらいから下旬は閑散期のオフシーズンとなるため、料金も下がる傾向にあり、比較的安くハワイ島に行くことができます。
ハワイ島の1月
服装と持ち物は?
日中は暖かいため、半そでと短パンでも十分過ごせます。もちろん海やプールで泳ぐこともできるので、水着も忘れずに準備しましょう!
朝晩は冷え込むので、防寒着は必須です。またショッピングモールやレストランに入ると、冷房が効きすぎていて寒く感じる方が多いようです。薄手の羽織る物や長ズボンも準備しておいた方が良いですね。
雨の多いヒロ地区に行くのであれば、折り畳み傘があると安心です。
マウナケア山に行く予定をしているのであれば、山頂付近では気温が氷点下になることも!マウナケア山頂に行く際は、冬装備も忘れずに。
コナ地区は、1年を通して乾燥しているためカラッとした心地よい暑さを感じることができます。雨の心配が少ない一方で、紫外線が強いため日焼け対策は十分に行いましょう。
このため、サングラス・帽子・日焼け止めクリーム、ラッシュガードなどの準備は必須です。
ハワイ島で1月に開催されるイベント
ハワイ島で1月に開催されるイベントをご紹介します。
①ナ・メア・ハワイ・フラカヒコ・シリーズ
②三菱エレクトリックチャンピオンシップ
③ワイメア・オーシャン・フィルム・フェスティバル
ナ・メア・ハワイ・フラカヒコ・シリーズ
ナ・メア・ハワイ・フラヒコ・シリーズは1年を通して6回ほど行われる、伝統的なフラダンスのイベントです。無料で観覧できるので、ハワイのフラを一度見てみたい!という人におすすめです。
三菱エレクトリックチャンピオンシップ
三菱エレクトリックチャンピオンシップは、世界中のゴルファーが集まるゴルフの大会です。
世界で名だたるゴルフ選手たちが参加する大会なので、ゴルフ好きにはたまらないイベントです。
ワイメア・オーシャン・フィルム・フェスティバルは、ハワイ島ワイメア地区で行われる新年をお祝いするイベントです。
ハワイ島の文化や自然などをモチーフとしたフィルム作品を上映したり、アート作品が並んだりします。
1月におすすめのアクティビティ
1月のハワイ島で楽しめるアクティビティを5つ紹介します!
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターに乗って、ハワイ島を上空から眺めることができるアクティビティです。
楽しみ方・魅力
ハワイ島のシンボルであるキラウエア火山を上空から眺めることは、ヘリコプター以外ではできない貴重な体験です。
キラウエア火山のマウマウ火口からあふれ出る真っ白な蒸気は、今でも活発に活動しているキラウエア火山のダイナミックな姿を象徴しています。
さらにこのツアーはキラウエア火山の上空に留まらず、ヒロ地区の賑やかな様子やコハラ山の雄大な姿までを見せてくれます。
ホエールウォッチング
ハワイ島では期間限定で楽しめるアクティビティの一つに、ホエールウォッチングがあります。
12~4月の間にしかクジラは見ることができませんので、この時期にハワイ島に行くなら絶対に外せな
いアクティビティです。
楽しみ方・魅力
ホエールウォッチングにも色々なスタイルがありますが、メジャーなのはクルーザーに乗って海上からクジラの遊泳を観賞するものです。
このツアーだと、老若男女問わず楽しむことができますし、所要時間もそれほどかからないのでちょっとした空き時間にもおすすめです。
せっかく冬のハワイ島に訪れたなら、クジラに一目会ってから帰りたいものです!
乗馬
ハワイで楽しめるメジャーなアクティビティの一つに乗馬があります。
ハワイ島ならではの景色を楽しみながら馬に揺られる体験は一生の思い出になるでしょう!
楽しみ方・魅力
乗馬コースにも様々なスタイルがありますが、ゆったりとした乗馬そのものを楽しみたい人におすすめなのが、ノースコハラにあるカフア牧場です。
丘の上にある広大な敷地を持つ牧場では、人に慣れたかわいらしい馬に乗って周辺を散策することができます。
なんの障害物もない広々とした小高い土地を、馬と一緒に過ごす時間はのんびりと流れていき、心に癒しを与えてくれます。
クルージング
他のアクティビティと比べて費用はやや高くなりますが、ゆったりとハワイ島の海を楽しみたいならおすすめのアクティビティがクルージングです。
楽しみ方・魅力
クルージングにも色々なプランがありますが、海上でのサンセットを楽しめる夕方のクルージングはいつも以上の絶景を楽しむことができます。
水平線を太陽がじわじわと沈んでいく様子は、思っている以上に美しく感動的です。
プランによってはハワイならではの食材を使ったディナーも船内で楽しむことができるため、優雅なひと時を満喫できます。
星空鑑賞
ハワイ島は世界でも屈指の美しい星空が見られる星空観賞スポットでもあります。
夜は、眺めの良い場所でゆっくり星空観賞をするのが人気です。
楽しみ方・魅力
ハワイ島で満天の星空を仰ぐなら絶対にマウナケアがおすすめです。
マウナケアは標高4207mの火山で、山頂には日本の天文台が置かれているほど星空鑑賞に適した場所です。
標高によって年齢制限なども変わりますが、山頂で見られる景色は是非一度ご覧になって欲しいです。
1月のハワイ島のおすすめ観光スポット5選
1月のハワイ島で足を運んでほしいおすすめの観光スポットを5つ紹介します!
キラウエア火山
キラウエア火山は世界遺産に登録されているハワイ島の観光名所で、「ハワイ火山国立公園」の中にあります。
現在も活発に噴火活動を行っている活火山で、ゆっくりと流れ出る赤い溶岩を見ることができます。
※現在は噴火活動の影響により流れ出る溶岩を見ることはできなくなっていますのでご注意ください!
おすすめポイント
赤々と燃える溶岩は海へと流れ出し、地球の鼓動を感じることができます。
キラウエア火山の魅力といえば、このような壮大なスケールの脈動を肌で感じることができることですね。
アクセス
レンタカー
・コナ地区から2時間程度
・ヒロ地区から1時間程度
おすすめアクセス方法
ヒロ国際空港でレンタカーを借りてハワイ火山国立公園へ行くのが最短ルート
マウナケア山
標高4205mあるマウナケア山は、ハワイ島で最も宇宙に近い場所として知られています。
晴天率が高く、澄んだ空気が魅せる星たちの瞬きが人々魅了します。
おすすめポイント
マウナケア山でのサンセット・星空鑑賞をするには、レンタカーを借りて山を登るか、ツアーに参加して現地に行くかの方法があります。
初めて訪れる場合は、ツアーなどに参加するのが安心でしょう。
1月のマウナケア山で一番おすすめしたいのは、やはり山頂から拝む初日の出です。
12月31日の夜はマウナケアの山頂でゆっくり星空を見上げ、元旦に昇る暖かな太陽の光を拝むと、1年間ご利益がありそうな気分になりますね!
アクセス
レンタカー
・コナ国際空港から車で3時間程度
・ヒロ国際空港から車で2時間半程度
※無料駐車場あり
レインボー・フォールズ
ヒロのダウンタウンから数分でアクセスできる観光名所、レインボー・フォールズはハワイの神話や伝説が詰まっている神秘的な場所です。
おすすめポイント
ヒロの街を流れるワイルク川には、大小問わず様々な滝が流れます。
その中で、人々を惹きつけているのが「レインボー・フォールズ」です。
この滝には、ある条件を満たすと虹がかかります。
虹が見られるのは午前中のみで、太陽の光がしっかりと降り注ぐ晴天でなければなりません。
乾季と雨季による水量の変化も影響します。
川に流れ落ちる滝と虹の景色を見られたら、とてもラッキーかもしれません。
アクセス
レンタカー
・ヒロ「ダウンタウン」から車で10分程度
ヒロ
昔ながらのハワイ島を感じることができるオールドタウンとして知られ、観光客が集まる街「ヒロ」。
宿泊も買い物も楽しめる、過ごしやすい場所です。
おすすめポイント
ハワイでのお土産の定番となっているクッキーをつくっている工場がヒロにあります。
ビッグアイランド・キャンディーズの工場には本店も併設されているので、ここでしか買えないお菓子を買うことができるのも魅力的ですね!
アクセス
多くの日本人観光客が利用するコナ国際空港とは反対側にあるヒロ。ヒロへ行くには、いくつかのルートがあります。
飛行機
・ホノルル―ヒロ国際空港 所要時間1時間前後
レンタカー
コナ国際空港―ヒロ
・南回りルート 所要時間3時間前後 209㎞(観光名所を巡りながら行けるルート)
・北回りルート 所要時間2時間前後 149㎞
・サドルロード 所要時間1時間40分前後 124㎞(最速で行けるルート)
路線バス
・HELE-ON BUS 所要時間3時間程度(1日3便、日曜運休)
パーカー牧場
ハワイ島のワイメアにある広大な敷地を持つパーカー牧場は、なんと160年の歴史を持っています。
総面積は東京都の1.5倍ほどともなりますので、想像以上に広いことがわかります。
おすすめポイント
ハワイ島に数ある観光スポットの一つとして数えられるのがパーカー牧場です。
ただの牧場がなぜ?と思うかもしれませんが、ここにはハワイ島の古い歴史が刻まれているのです。
ハワイの牧場の歴史をつくり、王室とゆかりあるこの場所はハワイの文化や歴史を知る上で重要な場所となっています。
アクセス
レンタカー
カイルア・コナから車で1時間程度
※無料駐車場あり
1月に楽しめるおすすめのツアー
1月のハワイ島でおすすめのツアーを3つ紹介します!
ホエールウォッチングクルーズ
冬季シーズンに絶対押さえておきたいのがホエールウォッチングです!
こちらのツアーは、クルーザーに乗って海上でホエールウォッチングを楽しむことができます。
1月は特にシーズン真っ只中なので、クジラの遊泳や潮吹きなどを高確率で見ることができます。
万が一クジラを見ることができなかった場合は、その後無料で再乗船が可能とうサービスもついているのが嬉しいポイントです。
マウナケア山頂 サンライズ&星空観測ツアー
ハワイ島の冬は、満天の星空を眺めることができる最高のシーズンです。
ホテルからの送迎つきで、マウナケア山頂まではゆったりと過ごすことができます。
山頂はとても寒いですが、防寒着のレンタルもできるのであまり心配はいりません。
星空をじっくり楽しんだあとは、雲海から昇る美しいサンセットを眺めることができます。
旅の思い出に残る記念写真も撮影してくれます!
サンセット・ディナー・クルーズ
カマカホヌ湾をスタートして、3時間程度のクルージングを楽しめるツアーもおすすめです!
ゆったりと海上を旅しながら、キャプテン・クックについてやハワイの歴史について知ることができるので、ハワイ島の歴史や文化に触れたい人におすすめです。
おいしいディナーはハワイ島産の食材を使っており、どちらかというと庶民でも楽しめるラフなメニューなのが嬉しいポイントです。
まとめ
冬季シーズンは、ハワイ島が持つ美しい自然をより際立たせてくれるので、ハワイ島の自然を求めている人におすすめの時期です。
1月の1週目は年末年始の名残から観光客が多くオンシーズンとなりますが、中旬以降は観光客が落ち着くオフシーズンになります。
この時期に行くことができれば、ゆったりとハワイ島の自然を満喫して最高の思い出を残すことができ
るでしょう!