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ハワイ島の1月 穏やかで快適な気候が魅力的
目次
ハワイ島の1月 穏やかで快適な気候が魅力的
1月のハワイ島は冬季シーズンに入りますが、穏やかな気候で過ごしやすくなっています。
年始は観光客が多いオンシーズンとなりますが、日本の春休み明けくらいから下旬は閑散期にあたるので、落ち着いて旅行を楽しめる時期でもあります。
1月のハワイ島で楽しめるアクティビティやおすすめの観光スポットも含めて、その魅力に迫っていきたいと思います!
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
ハワイ諸島の中で最大の面積を誇るハワイ島には、大自然がもたらすパワーを求める人々がたくさん訪れます。
大きさは大体東京都5個分で、その距離感から北と南では全然ちがう気候になっています。
スケールの大きさは面積だけに留まらず、島の象徴である4000m級の火山や広大なコーヒー農園などにも表れているのが特徴的です。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイ島は、大きく分けて9つの地区に分かれています。それぞれの地区で気候がちがったり、特産品があったりと色があるのも大きな特徴です。
例えば、北東部にあるヒロ地区は大変雨が多く熱帯湿潤地域にあたりますが、西の方にあるワイコロア地区は反対に全然雨が降らず、気温が高い砂漠地域となっています。
たった一つの島の中で、様々な色を楽しむことができる魅力的な観光スポットとなっています!
ハワイ島への行き方
日本からハワイへの行き方をご紹介します。
日本から直接ハワイ島へ行く場合
・羽田―コナ国際空港(ハワイアン航空)
所要時間:行き 平均7時間20分
帰り 平均10時間
・成田―コナ国際空港(JAL)
所要時間:行き 平均7時間50分
帰り 平均8時間45分
ホノルル空港(オアフ島)で乗り継ぐ場合
・ホノルル空港―コナ国際空港(ハワイアン航空、サウスウエスト航空)
ハワイアン航空:所要時間約50分
1日10~19便
サウスウエスト航空:所要時間50分前後
1日4便
・ホノルル空港―ヒロ空港
ハワイアン航空:所要時間約55分
1日7~12便
サウスウエスト航空:所要時間1時間前後
1日4便
※日本―ホノルルまでは約7時間、乗り継ぎ時間は2~3時間をみて、最大10時間程度。
ホノルルからハワイ島へ行く場合は、プランによってコナ国際空港かヒロ空港を選択しましょう。
コナ国際空港は、観光街やホテルに近いので到着後スムーズに観光したい人におすすめ!
ヒロ空港はダウンタウンに近く、火山へのアクセスがしやすいため火山観光をしたい向けです。
ハワイ島の魅力
ハワイ島にはリゾートや観光とはまたちがった魅力がたくさん詰まっています。
ポイントは5つ!それぞれ詳しく見ていきましょう。
手付かずの大自然
ハワイ島の最大の魅力は何と言っても壮大な自然!
ワイピオ渓谷・アカカの滝・キラウエア火山は、ハワイ島の三大名所と呼ばれるスポットで、自然がつくり出したままの姿を今も雄大に魅せてくれます。
火山地帯ならではのむき出しの溶岩や、海底火山の噴火によって形成された島の造形、いくつもの気候が生み出した豊かな自然が育む命の営みの中でひと時を過ごせば、日ごろの疲れを癒しパワーを補給することができるでしょう。
迫力満点の火山
ハワイ島には5つの有名な火山があります。標高4205mで最も高いマウナケア山、フアラライ山、コハラ山、そして世界遺産に登録されているキラウエア山です。
既に活動をしていない死火山もありますが、キラウエアは活火山としてまだまだ火山活動を行っており、最近では2019年に噴火しています。
こうした火山たちがつくりだす大地の造形や今も活動している息吹がハワイ島の迫力ある自然を感じさせてくれます。
美しいビーチ
ハワイと言えばやはり南国の海ですね!美しい海を目当てにハワイに足を運ぶ人も少なくないはずです。
ハワイ島ももちろん美しいビーチが魅力の一つです。
美しさで言えば、カマカホヌ・ベイの透明度は群を抜いています。
この場所は、カメハメハ大王が晩年を過ごした場所としても知られていて、聖地としても有名です。
ハワイの歴史を感じることができる神殿を横目に、美しい海の中でシュノーケリングを楽しむことができます。
ショッピングやグルメもおすすめ
コナ国際空港があるコナ地区のメインストリート「アリイ・ドライブ」には、観光客におすすめのショップがたくさん並んでいます。
大きな観光街というイメージではありませんが、ローカルな雰囲気が味わい深く、落ち着いて散策できるのが魅力的です。
また、ハワイ島の豊かな農作物を使ったグルメもおすすめです。
コナでは特に、コナ・コーヒーやコナ・ビールが有名!美味しいドリンクを片手に、食べ歩きなどいかがでしょう?
文化や歴史を学ぼう
ハワイ島にはハワイの歴史や文化を知る上で重要な観光スポットがたくさんあります。
ケアラケクア湾州立歴史公園は、ハワイの原点を知る上で大切な場所です。
かつて西洋人として初めてハワイ島に訪れたキャプテン・クックが上陸した場所と伝えられているのです。
ここには、農業が盛んなハワイ島の豊穣を司る神であるロノを祀る神殿もあり、ハワイ島の歴史と文化を一挙に感じることができるスポットとなっています。
また、公園内には海洋保護区いい気に指定されている美しい海もあるので、シュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しむこともできます。
ハワイ島の1月とは
ハワイ島の1年は夏と冬に大きく分けることができます。
とは言っても、日本のように暑い夏・寒い冬のような感覚ではなく、平均気温差は5℃程度。年間を通して気温は大きく変動することなく、安定しています。
1月は冬季シーズンであり、雨季にあたります。
ハワイ島の1月の気候・料金
場所 | 平均最低気温 | 平均最高気温 |
---|---|---|
ヒロ | 17.3℃ | 26.1℃ |
コナ | 17.6℃ | 26.5℃ |
キラウエア山 | 17.5℃ | 25.4℃ |
ワイメア | 12.6℃ | 21.3℃ |
マウナケア山 | 4.4℃ | 19℃ |
オアフ島(ホノルル) | 19.7℃ | 27.5℃ |
平均最低気温は20℃を下回りますので、朝晩は肌寒くなります。
雨季なので雨が多くなります。ヒロ地区では月平均245㎜、コナ地区では50㎜となっており、特にコナ地区では1年間で最も降水量が多くなります。
年越しからお正月にかけては、ハワイへの旅行客が増えるので料金もやや高くなる傾向にありますが、1月中旬から末にかけてはオフシーズンとなるため、比較的安くハワイ島に行くことができます。
1月のハワイ島の服装と持ち物
1月のハワイ島の気候を踏まえて、服装や持ち物など準備するものを確認しておきましょう!
1月に適した服装
日中は暖かいため、半そで短パンでも十分過ごせますが、雨の多いヒロ地区ではコナ地区よりも肌寒い印象です。
朝晩は冷え込みますので、防寒着は必須です。薄手の羽織る物や長ズボンなどは必ず準備しましょう。
1月の持ち物
コナ地区は、1年を通して乾燥しているためカラッとした心地よい暑さを感じることができます。
雨の心配が少ない一方で、紫外線が強いため日焼け対策は十分に行いましょう。
このため、サングラス・帽子・日焼け止めクリームなどの準備は必須です。
反対にヒロ地区では非常に雨が多くなります。特に1月は雨季ですので、ヒロ地区を観光する場合は雨具があると安心です。
1月のハワイ島の楽しみ方・注意点
1月に行われるハワイ島のイベントと楽しみ方とともに、ハワイ島で過ごす際の注意点について紹介していきます。
楽しみ方
1月のハワイ島のイベントをご紹介します。
①ナ・メア・ハワイ・フラカヒコ・シリーズ
②三菱エレクトリックチャンピオンシップ
③ワイメア・オーシャン・フィルム・フェスティバル
ナ・メア・ハワイ・フラカヒコ・シリーズ
ナ・メア・ハワイ・フラヒコ・シリーズは1年を通して6回ほど行われる、伝統的なフラダンスのイベントです。無料で観覧できるので、ハワイのフラを一度見てみたい!という人におすすめです。
三菱エレクトリックチャンピオンシップ
三菱エレクトリックチャンピオンシップは、世界中のゴルファーが集まるゴルフの大会です。
世界で名だたるゴルフ選手たちが参加する大会なので、ゴルフ好きにはたまらないイベントです。
ワイメア・オーシャン・フィルム・フェスティバルは、ハワイ島ワイメア地区で行われる新年をお祝いするイベントです。
ハワイ島の文化や自然などをモチーフとしたフィルム作品を上映したり、アート作品が並んだりします。
注意点
ハワイ島は島内で気候が15個も存在するため、日本の感覚とは全く異なります。
あらかじめ行く場所を設定し、気温や雨の状況を下調べしておくようにしましょう。
また、オアフ島のように観光客のための交通網は発展していません。
地域間の移動は路線バスでも大丈夫ですが、見たいところが細かく設定されているならレンタカーの利用がおすすめです。
ただし、交通ルールが日本とは大きくちがいますので、事前にハワイの交通ルールを調べておくようにしましょう。
1月におすすめのアクティビティ
1月のハワイ島で楽しめるアクティビティを5つ紹介します!
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターに乗って、ハワイ島を上空から眺めることができるアクティビティです。
楽しみ方・魅力
ハワイ島のシンボルであるキラウエア火山を上空から眺めることは、ヘリコプター以外ではできない貴重な体験です。
キラウエア火山のマウマウ火口からあふれ出る真っ白な蒸気は、今でも活発に活動しているキラウエア火山のダイナミックな姿を象徴しています。
さらにこのツアーはキラウエア火山の上空に留まらず、ヒロ地区の賑やかな様子やコハラ山の雄大な姿までを見せてくれます。
ホエールウォッチング
ハワイ島では期間限定で楽しめるアクティビティの一つに、ホエールウォッチングがあります。
12~4月の間にしかクジラは見ることができませんので、この時期にハワイ島に行くなら絶対に外せな
いアクティビティです。
楽しみ方・魅力
ホエールウォッチングにも色々なスタイルがありますが、メジャーなのはクルーザーに乗って海上からクジラの遊泳を観賞するものです。
このツアーだと、老若男女問わず楽しむことができますし、所要時間もそれほどかからないのでちょっとした空き時間にもおすすめです。
せっかく冬のハワイ島に訪れたなら、クジラに一目会ってから帰りたいものです!
乗馬
ハワイで楽しめるメジャーなアクティビティの一つに乗馬があります。
ハワイ島ならではの景色を楽しみながら馬に揺られる体験は一生の思い出になるでしょう!
楽しみ方・魅力
乗馬コースにも様々なスタイルがありますが、ゆったりとした乗馬そのものを楽しみたい人におすすめなのが、ノースコハラにあるカフア牧場です。
丘の上にある広大な敷地を持つ牧場では、人に慣れたかわいらしい馬に乗って周辺を散策することができます。
なんの障害物もない広々とした小高い土地を、馬と一緒に過ごす時間はのんびりと流れていき、心に癒しを与えてくれます。
クルージング
他のアクティビティと比べて費用はやや高くなりますが、ゆったりとハワイ島の海を楽しみたいならおすすめのアクティビティがクルージングです。
楽しみ方・魅力
クルージングにも色々なプランがありますが、海上でのサンセットを楽しめる夕方のクルージングはいつも以上の絶景を楽しむことができます。
水平線を太陽がじわじわと沈んでいく様子は、思っている以上に美しく感動的です。
プランによってはハワイならではの食材を使ったディナーも船内で楽しむことができるため、優雅なひと時を満喫できます。
星空鑑賞
ハワイ島は世界でも屈指の美しい星空が見られる星空観賞スポットでもあります。
夜は、眺めの良い場所でゆっくり星空観賞をするのが人気です。
楽しみ方・魅力
ハワイ島で満天の星空を仰ぐなら絶対にマウナケアがおすすめです。
マウナケアは標高4207mの火山で、山頂には日本の天文台が置かれているほど星空鑑賞に適した場所です。
標高によって年齢制限なども変わりますが、山頂で見られる景色は是非一度ご覧になって欲しいです。
1月のハワイ島のおすすめ観光スポット5選
1月のハワイ島で足を運んでほしいおすすめの観光スポットを5つ紹介します!
キラウエア火山
キラウエア火山は世界遺産に登録されているハワイ島の観光名所で、「ハワイ火山国立公園」の中にあります。
現在も活発に噴火活動を行っている活火山で、ゆっくりと流れ出る赤い溶岩を見ることができます。
※現在は噴火活動の影響により流れ出る溶岩を見ることはできなくなっていますのでご注意ください!
おすすめポイント
赤々と燃える溶岩は海へと流れ出し、地球の鼓動を感じることができます。
キラウエア火山の魅力といえば、このような壮大なスケールの脈動を肌で感じることができることですね。
アクセス
レンタカー
・コナ地区から2時間程度
・ヒロ地区から1時間程度
おすすめアクセス方法
ヒロ国際空港でレンタカーを借りてハワイ火山国立公園へ行くのが最短ルート
マウナケア山
標高4205mあるマウナケア山は、ハワイ島で最も宇宙に近い場所として知られています。
晴天率が高く、澄んだ空気が魅せる星たちの瞬きが人々魅了します。
おすすめポイント
マウナケア山でのサンセット・星空鑑賞をするには、レンタカーを借りて山を登るか、ツアーに参加して現地に行くかの方法があります。
初めて訪れる場合は、ツアーなどに参加するのが安心でしょう。
1月のマウナケア山で一番おすすめしたいのは、やはり山頂から拝む初日の出です。
12月31日の夜はマウナケアの山頂でゆっくり星空を見上げ、元旦に昇る暖かな太陽の光を拝むと、1年間ご利益がありそうな気分になりますね!
アクセス
レンタカー
・コナ国際空港から車で3時間程度
・ヒロ国際空港から車で2時間半程度
※無料駐車場あり
レインボー・フォールズ
ヒロのダウンタウンから数分でアクセスできる観光名所、レインボー・フォールズはハワイの神話や伝説が詰まっている神秘的な場所です。
おすすめポイント
ヒロの街を流れるワイルク川には、大小問わず様々な滝が流れます。
その中で、人々を惹きつけているのが「レインボー・フォールズ」です。
この滝には、ある条件を満たすと虹がかかります。
虹が見られるのは午前中のみで、太陽の光がしっかりと降り注ぐ晴天でなければなりません。
乾季と雨季による水量の変化も影響します。
川に流れ落ちる滝と虹の景色を見られたら、とてもラッキーかもしれません。
アクセス
レンタカー
・ヒロ「ダウンタウン」から車で10分程度
ヒロ
昔ながらのハワイ島を感じることができるオールドタウンとして知られ、観光客が集まる街「ヒロ」。
宿泊も買い物も楽しめる、過ごしやすい場所です。
おすすめポイント
ハワイでのお土産の定番となっているクッキーをつくっている工場がヒロにあります。
ビッグアイランド・キャンディーズの工場には本店も併設されているので、ここでしか買えないお菓子を買うことができるのも魅力的ですね!
アクセス
多くの日本人観光客が利用するコナ国際空港とは反対側にあるヒロ。ヒロへ行くには、いくつかのルートがあります。
飛行機
・ホノルル―ヒロ国際空港 所要時間1時間前後
レンタカー
コナ国際空港―ヒロ
・南回りルート 所要時間3時間前後 209㎞(観光名所を巡りながら行けるルート)
・北回りルート 所要時間2時間前後 149㎞
・サドルロード 所要時間1時間40分前後 124㎞(最速で行けるルート)
路線バス
・HELE-ON BUS 所要時間3時間程度(1日3便、日曜運休)
パーカー牧場
ハワイ島のワイメアにある広大な敷地を持つパーカー牧場は、なんと160年の歴史を持っています。
総面積は東京都の1.5倍ほどともなりますので、想像以上に広いことがわかります。
おすすめポイント
ハワイ島に数ある観光スポットの一つとして数えられるのがパーカー牧場です。
ただの牧場がなぜ?と思うかもしれませんが、ここにはハワイ島の古い歴史が刻まれているのです。
ハワイの牧場の歴史をつくり、王室とゆかりあるこの場所はハワイの文化や歴史を知る上で重要な場所となっています。
アクセス
レンタカー
カイルア・コナから車で1時間程度
※無料駐車場あり
1月に楽しめるおすすめのツアー
1月のハワイ島でおすすめのツアーを3つ紹介します!
ホエールウォッチングクルーズ
冬季シーズンに絶対押さえておきたいのがホエールウォッチングです!
こちらのツアーは、クルーザーに乗って海上でホエールウォッチングを楽しむことができます。
1月は特にシーズン真っ只中なので、クジラの遊泳や潮吹きなどを高確率で見ることができます。
万が一クジラを見ることができなかった場合は、その後無料で再乗船が可能とうサービスもついているのが嬉しいポイントです。
マウナケア山頂 サンライズ&星空観測ツアー
ハワイ島の冬は、満天の星空を眺めることができる最高のシーズンです。
ホテルからの送迎つきで、マウナケア山頂まではゆったりと過ごすことができます。
山頂はとても寒いですが、防寒着のレンタルもできるのであまり心配はいりません。
星空をじっくり楽しんだあとは、雲海から昇る美しいサンセットを眺めることができます。
旅の思い出に残る記念写真も撮影してくれます!
サンセット・ディナー・クルーズ
カマカホヌ湾をスタートして、3時間程度のクルージングを楽しめるツアーもおすすめです!
ゆったりと海上を旅しながら、キャプテン・クックについてやハワイの歴史について知ることができるので、ハワイ島の歴史や文化に触れたい人におすすめです。
おいしいディナーはハワイ島産の食材を使っており、どちらかというと庶民でも楽しめるラフなメニューなのが嬉しいポイントです。
まとめ
冬季シーズンは、ハワイ島が持つ美しい自然をより際立たせてくれるので、ハワイ島の自然を求めている人におすすめの時期です。
1月の1週目は年末年始の名残から観光客が多くオンシーズンとなりますが、中旬以降は観光客が落ち着くオフシーズンになります。
この時期に行くことができれば、ゆったりとハワイ島の自然を満喫して最高の思い出を残すことができ
るでしょう!