ハワイ島の雨季について!雨季の期間や注意点・雨が降った場合の楽しみ方をご紹介
ハワイ島の雨季はいつになるの?
ハワイは日本よりも湿度が少なく、1年を通じて過ごしやすい気候ですが、季節は大きく2つに分かれます。
5月から10月くらいまでが乾季、11月から4月くらいまでが雨季にあたります。
地域別!雨量の多い場所
ハワイ島でも地域ごとに気候が異なります。よって、雨量も地域によって違います。
ハワイ島東部のヒロは、温かい貿易風が山にぶつかり雨を降らせるため、全米でも降水量が多い都市の1つです。雨季の時期になると晴天率が下がり、雨の日が長く続くこともあるでしょう。ヒロは熱帯雨林気候に属していて、年間降水量は3,300mmにも及びます。
一方、西側のカイルア・コナは、朝や夕方に熱帯雨林特有のスコール(シャワー)が短い時間降るだけなので、旅行にさぼど影響はないでしょう。
平均月間降雨量
月 | ヒロ | カイルア・コナ |
1月 | 115.5mm | 77.4mm |
2月 | 116.9mm | 74.9mm |
3月 | 162.5mm | 101.2mm |
4月 | 182.6mm | 96.6mm |
5月 | 85.1mm | 43.7mm |
6月 | 61.7mm | 27.7mm |
7月 | 94.9mm | 46.1mm |
8月 | 111.0mm | 58.9mm |
9月 | 112.4mm | 54.2mm |
10月 | 96.9mm | 50.0mm |
11月 | 112.8mm | 67.5mm |
12月 | 112.9mm | 74.6mm |
※雨季をオレンジ色で表しています。
雨季は寒い?雨季の気候や気温
10月から12月の平均気温は昼間25℃くらいなので海やプールで楽しめますが、朝晩は雨が降ると冷え込みます。
1月から2月はハワイで最も寒い月と言われ、昼間の最高気温が25℃前後くらいです。昼間でも日陰に入ると長袖が欲しくなる季節で、朝晩は羽織るものが必要になります。
ヒロとコナの気温を比べると、ヒロの方が最低気温が3℃近く低いです。
朝晩や雨が1日降る日は冷え込むため、ツアーやショッピングに出る際は、雨具はもちろん防寒対策も必要になります。
平均気温
月 | ヒロ | カイルア・コナ |
1月 | 21℃ | 24℃ |
2月 | 21℃ | 24℃ |
3月 | 22℃ | 24℃ |
4月 | 22℃ | 25℃ |
5月 | 23℃ | 26℃ |
6月 | 24℃ | 26℃ |
7月 | 24℃ | 27℃ |
8月 | 24℃ | 27℃ |
9月 | 24℃ | 27℃ |
10月 | 24℃ | 27℃ |
11月 | 23℃ | 26℃ |
12月 | 22℃ | 24℃ |
※雨季をオレンジ色で表しています。
ハワイ島の雨季の服装&持ち物
ハワイ島東部では、雨季の時期は折りたたみ傘、レインコートなどが必要です。
マウナケア山のような高山にツアーで行く際は、濡れると体温が急に低くなる低体温症になる危険もあります。そのため、防寒対策はしっかりと準備しておきましょう。
海上でのサンセットクルーズやホエールウォッチング、マリンスポーツの際には上着などを用意すると安心です。
ハワイ島の雨季の楽しみ方(メリット)
雨の日はたくさんの虹が見られることから、レインボー・ステイト(虹の州)とも呼ばれるハワイ。
「No Rain, No Rainbow(雨が降らなければ、虹は出ない)」という言葉をハワイの人は言います。「試練の後には、きっと良いことが起こる」という意味のことわざなのですが、楽しみにしていたハワイ旅行が雨であっても、雨だからこその楽しみがあります。
雨季の楽しみ方をいくつかご紹介しましょう。
①美しい虹を見られるかも!
雨が降れば楽しいハワイ旅行も室内でじっと過ごすことになり、つまらないと思いがちですが、ハワイでは雨が上がれば虹が見られます。
女神ヒナが住んでいると言われるレインボーフォールズでは、快晴の時は滝の水もわずかしか流れていませんが、一旦まとまった雨が降るとその様子は一変し、濁流となって滝壺へ落ちて行くのです。
そしてその滝壺に美しい虹がかかるのです。
レインボーフォールズに行くなら、雨上がりの午前中がおすすめと言われるのはそのためです。
②雨季であっても1日中ずっと
雨ということではないのでご安心を!
ハワイ島で迎える雨季は一日中雨が降る日もたまにあります。
ですが、ほとんどの場合はスコールのような一時的なものが多く、雨上がりはカラッと晴れるので観光が楽しめるでしょう。
③ショッピングやグルメを楽しもう
雨の日は、ホテルの部屋で過ごすだけではなく、ショッピングやグルメを楽しんではいかがでしょうか?
ショッピングセンターなどでお土産を探すのもおすすめです。
疲れたらレストランやカフェでハワイアングルメを楽しむのもいいかもしれません。
④雨季シーズンは旅費が安い
ハワイ旅行を計画するなら雨季のシーズンが一番料金が安くておすすめです。
雨季といっても1日も海に入れないということありません。
マリンスポーツも堪能できて、12月から4月ならホエールウォッチングもできる時期になります。
また、ハワイではゴルフをするなら12月から3月がオンシーズンです。
このように雨季のシーズンでもたくさん楽しめるアクティビティがあります。
ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などは一番料金が高いため、コストを抑えたい方は旅費が安い雨季に旅行してみてはいかがでしょう♪
ハワイ島の雨季でも楽しめる
おすすめアクティビティをご紹介!
ハワイ島の雨季に楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介します。
雨季だからと諦めず、楽しい思い出を作りましょう。
ヘリコプター遊覧
雨季でも楽しめるヘリコプター遊覧はいかがですか?
贅沢に雄大なハワイを上空から堪能できるのがおすすめポイント!ツアーには日本人パイロットもいるので安心して楽しめます。
空からしか眺められないハワイを堪能してみましょう。
ヘリコプター遊覧のおすすめポイント
ヘリコプター遊覧では、ハワイ島を代表するキラウエア火山の火口や溶岩の様子が見られます。
溶岩がどのように流れ出したか、キラウエア火山全体がみられるのは上空からだけです。
神聖なワイピオ渓谷、コハラ・コースト、マウナケア山など、ハワイ島上空から眺めるダイナミックな景色と自然を独り占めできます。
ホエールウォッチング
冬限定のハワイ島のツアーといえばホエールウォッチングです。
間近でみるクジラの様子は圧巻です。
ホエールウォッチングのおすすめポイント
水飛沫を上げて海面をジャンプする巨大なクジラの姿は壮大で思わず興奮するでしょう。
このダイナミックなホエールウォッチングは、12月から4月中旬までの限定ツアーです。
朝食付き、カクテルやディナー付きなど、さまざまなツアーが用意されています。
ハワイ島の思い出の1ページに、ホエールウォッチングをどうぞお楽しみ下さい。
ルアウショー
ルアウとはハワイ語で「宴会」を意味し、ハワイ島のサンセットと浜辺の穏やかで優しい風に包まれて楽しむエンターテインメントです。
ハワイの伝統料理を堪能しながらポリネシアン文化に触れられるでしょう。
ルアウショーのおすすめポイント
ポリネシアン文化を伝えるフラダンスや迫力あるファイヤーダンス、それらは古代の民話や南太平洋の歴史や文化を表現したものです。
見ているとフィジーやサモア、タヒチにもつながる伝統文化を感じさせてくれます。
ハワイのルーツがそこにあることを教えてくれる貴重なショーです。
スタッフ厳選!おすすめツアーご紹介
ハワイ島に行くならツアー参加がおすすめ!雨季の季節でもハワイ島の楽しみ方はたくさんあります。
雨季の期間しか楽しめないツアーもあるので、目的地や予算などを考えて参加してみてはいかがでしょう。
キラウエア火山 ヘリコプター遊覧
大自然の驚異、地球の生命を感じさせるキラウエア火山を、ヘリコプターで遊覧するツアーです。
面積約1,308平方kmにも及ぶ広大なハワイ火山国立公園を上空から眺められます。
2018年の噴火で拡大したキラウエア火山の火口「ハレウマウマクレーター」、流れ出た溶岩が黒く固まってできた「チェーン・オブ・クレーターズロード」など、必見のスポットを上空から鑑賞します。
ハワイ島の壮大な自然を肌で感じるヘリコプター遊覧は、人気のおすすめツアーです。
ホエールウォッチングクルーズ
ハワイ島の冬限定人気ツアーはなんといってもホエールウォッチングです。
巨大なザトウクジラが目の前でジャンプする光景を見ると圧倒されるでしょう。
伝統ルアウ&フラ・ハワイアンショー
レジェンズ・オブ・ハワイ
ハワイに来たら、ルアウは一度見ておきたいエンターテインメントです。
ハワイ伝統のルアウショーを美味しいディナーをいただきながら楽しむツアーで、美しいフラダンスや迫力あるファイヤーダンスは必見です。
楽しいフラの体験レッスン付きで、ハワイの文化に触れながら過ごす一夜はきっと素敵なハワイの思い出になるでしょう。
まとめ
雨季にハワイ島に行く魅力などについてご紹介しました。ハワイ島に行くなら雨季もおすすめです。
旅費が安いのはもちろんですが、この時期にしか体験できないものがあるからです。
ハワイ島で過ごす時間をどう楽しむかはあなた次第!大きなハワイ島で思いっきり楽しみませんか?
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