知らないと罰金も?ハワイのドローン撮影ルール・申請手順&禁止区域まとめ
目次
ハワイでドローンを飛ばす前に
ハワイの美しい海や自然を空から撮影できるドローンは、旅行の思い出をより鮮やかに残してくれる人気アイテムです。
しかし、ハワイではドローン飛行に関する厳格なルールや飛行禁止エリアがあり、知らずに飛ばすと罰金やトラブルの原因になることも!
この記事では、旅行者が安心してドローンを楽しむための基本ルールや申請手順、禁止区域の情報までを分かりやすく解説します!
◆ハワイ旅行中にドローンで景色を撮影したい方
◆ハワイでドローン撮影ができる場所を知りたい方
◆ハワイのでドローン申請方法について知りたい方
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ハワイでドローンを飛ばす基本ルール
ハワイでドローンを安全かつ合法的に飛ばすには、アメリカ全土で共通するFAAの規定を理解することが第一歩。
趣味目的の飛行でも、機体の登録や安全テストの合格が義務付けられており、違反すれば罰金や押収の可能性があります。
事前に必要な手続きやルールを確認して、トラブルを未然に防ぎ、安心して飛行を楽し見ましょう!
FAA(アメリカ連邦航空局)
のドローン登録義務
FAA(アメリカ連邦航空局)は、250g以上のドローンを飛ばす場合、必ず登録を義務付けています。
登録手続きはFAAのウェブサイトからオンラインで行い、操縦者とドローンの情報を提供することが求められます。
この登録は、アメリカ国内でドローンを飛ばすために必要であり、違反すると罰金や法的措置が取られることがあります。
250g以上25kg未満のドローン
ハワイでドローンを飛ばす場合、250g以上25kg未満のドローンは、アメリカのFAA(連邦航空局)に登録する必要があります。
FAAは、日本で言う国土交通省のような役割を持つ機関で、登録手続きはドローンの情報と操縦者の情報を提出することです。
もしドローンが249g以下であれば、登録は不要です。
25kg以上のドローン
25kg以上のドローンをハワイで飛ばすには、書面での申請が必要ですが、FAAの規定によると日本人がこれらのドローンを飛ばすことはできないようです。
登録には、アメリカ市民権を持っていることや、ドローンが他国で登録されていないことが求められます。
申請には、FAAへの航空機登録申請書の郵送や所有権証明、5ドルの登録料支払いが必要であり、事業目的での飛行には現地の専門家への確認をおすすめします。
TRUST試験と合格証携帯
趣味やレクリエーション目的でドローンを飛ばす場合でも、FAA(アメリカ連邦航空局)が定める「TRUST(The Recreational UAS Safety Test)」の受験と合格が必要です。
TRUSTは無料で受けられ、合格証を印刷して携帯することが求められます。
現地で確認される可能性もあるため、忘れずに持参しておきましょう。
TRUST試験とは?
TRUSTは、ドローンの安全な運用に関する基本的な知識を確認するためのオンライン試験です。
2021年6月から、アメリカ国内でレクリエーション目的でドローンを飛ばすすべての操縦者に対して、この試験の受験と合格証の携帯が求められています。
受験方法と合格証の取得
TRUSTは、FAAが認定したオンライン試験機関を通じて無料で受験できます。
試験内容は、ドローンの基本的な操作方法や安全規則に関するもので、約30分程度で完了します。
試験に合格すると、合格証が発行されますので、それを印刷またはデジタルで保存し、飛行時に携帯する必要があり、万が一、合格証を紛失した場合は、再度TRUSTを受験し、新たな合格証を取得する必要があります。
飛行可能エリアの確認方法
ハワイでは飛行禁止区域が多いため、事前にエリアの確認をしておくことが重要!
FAA公式の「B4UFLY」アプリを使えば、現在地や目的地周辺の飛行可否がひと目で分かります。
無許可飛行を避けるためにも、出発前にアプリのインストールをしておきましょう。
ハワイでのドローン申請手順
ドローンを持ち込んで飛ばす際には、FAAへの登録や識別番号の表示が必須です。
商用利用の場合には、追加のライセンスやリモートIDの登録など、より厳格な条件が求められます。
用途に応じた正しい申請を行うことで、現地での飛行がスムーズかつ合法的になります。
機体登録の方法
ドローンをハワイで合法的に飛ばすには、FAAのDrone Zoneでの登録が必要です。
登録は英語ですが、手順はシンプルで、名前・住所・機体情報などを入力するだけで完了します。
登録完了後に発行される番号は、飛行時の証明として使われます。
登録番号の表示方法
FAAから発行された登録番号は、機体の外側に見やすい位置で表示しなければなりません。
ステッカーやラベルで貼り付ける方法が一般的で、消えないように防水加工されていると安心です。
規定を守らないと違反とみなされ、罰金の対象になることもあります。
商用飛行の追加手続き
もしハワイで商業利用(YouTube収益化、広告撮影など)を目的としてドローンを飛ばす場合、FAAの「Part 107」ライセンスが必要です。
さらに、リモートIDの搭載義務や飛行計画の提出なども求められます。
観光での簡単な撮影とは異なり、事前準備と確認が非常に重要です!
ハワイのドローン禁止区域
ハワイでは空港周辺や軍事施設、国立公園など、多くの場所でドローン飛行が禁止されています。
自然保護や安全確保のために設定されたこれらの区域での飛行は、重大な違反として処罰されることがあります。
出発前にアプリや地図で禁止エリアを確認し、安全なエリアでのみ飛行を行いましょう!
空港周辺と軍事施設
ハワイでドローンを飛ばす際、空港周辺や米軍基地近くでの飛行は禁止されています。
空港から約8km以内、または軍事施設の近くで飛ばすことは、航空機との接触リスクが高く、重大な違反として取り扱われます。
ドローン飛行を計画する前に、飛行エリアをアプリで確認し、規制に沿った安全な場所で飛ばしましょう。
国立公園や州立公園
ハワイには美しい自然公園が多くありますが、これらの多くはドローン飛行を禁止しています。
特にハワイ火山国立公園やワイメア渓谷などでは、自然環境保護や観光客の安全確保のため、ドローン飛行が制限されています。
公園に訪れる前に、必ず飛行ルールを確認し、違反を避けるためにも事前に情報をチェックすることが大切です。
その他の禁止エリア
ハワイでは、政府機関や刑務所、災害対応エリアなどもドローン飛行が禁止されている場所に指定されています。
特に、イベント開催中や緊急事態対応中の場所では、予告なしに飛行制限が追加されることがあります。
安全に飛行を楽しむためには、常に最新の規制情報を確認し、法律に従って飛行を心がけましょう!
ハワイのドローン注意点とマナー
ハワイでは、他の観光客や地元住民の迷惑にならないよう、ドローン飛行時のマナーが非常に重視されます。
人が多い場所での飛行や無断撮影は避け、プライバシーと安全に配慮した操縦が求められます。
神聖な場所や自然保護区では特に、地元文化や環境への敬意を持って行動しましょう!
飛行高度と距離の制限
ハワイでのドローン飛行には、高度400フィート(約122メートル)以下という制限があります。
また、操縦者はドローンを常に肉眼で確認できる範囲内で飛行させる必要があります。
このルールは安全を確保するために重要で、守らないと法的なトラブルに繋がる可能性があるので、事前に確認しましょう!
プライバシーと安全への配慮
観光客や地元住民が多く集まるビーチや公園、私有地上空でのドローン飛行は避けるのがマナーです。
許可なく人を撮影すると、プライバシー侵害とみなされトラブルの原因になります。
周囲の安全と快適な空間を守るためにも、常に配慮を忘れないように!
地元文化や環境への尊重
ハワイには、先住民の文化が深く根付いた場所がたくさんあり、特にヘイアウや自然保護区ではドローンを飛ばせないことがあります。
こういった場所では、文化や信仰に配慮して行動することが大切。
ドローンを飛ばす前に、現地のルールや文化をチェックして、みんなが安心できるように気をつけましょう。
おすすめの撮影スポット
ハワイでのドローン飛行に必要な準備が整ったら、次は絶景の撮影スポットを探してみましょう!
ハワイには、ドローンでしか見られないような美しい景色がたくさんあります。
島ごとに異なる魅力があるので、目的に合わせて撮影場所を選ぶのがポイントです。
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ダイヤモンドヘッド灯台
オアフ島南部の断崖に建つダイヤモンドヘッド灯台は、太平洋を望む絶景スポットとして知られ、ドローン撮影にもぴったり。
近隣には駐車場もあり、離着陸に必要なスペースを確保しやすく、安全に飛ばせるのが魅力です。
人通りが少ないため静かに飛行できますが、ハイカーや野生動物への配慮を忘れず、ルールを守って撮影を楽しみましょう!
◆アクセス:ワイキキからバスで約20分
↓ダイヤモンドヘッドについて↓
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クイーンズビーチ
クイーンズビーチは、ワイキキ南部に位置する美しいロングビーチで、サーフィンやボディーボードを楽しむ人々でにぎわいますが、全体的には落ち着いた雰囲気が魅力。
特にビーチ南側は人が少なめで、ドローンの離着陸スペースも確保しやすく、安全に飛行しやすいエリアといえるでしょう。
ただし、北側はアクティビティ参加者が多いため、飛行時には十分な注意が必要です。
◆アクセス:ダニエル・K・イノウエ国際空港から車で約34分
ラニカイピルボックス
オアフ島の東側にあるラニカイピルボックスは、鮮やかな海と断崖が織りなす絶景スポットとして人気です。
断崖の上にある「ピルボックス(旧軍事施設跡)」からの眺めは格別で、ドローンを使えばその壮大な景観を空から撮影することができます。
ただし、風が強く吹く日も多いため、飛行前には天候を必ず確認し、安全第一で楽しみましょう♪
◆アクセス:ワイキキから車で約40分
カイルアビーチ
ホノルルから車で約30分の場所にあるカイルアビーチは、白い砂浜と透き通った海が魅力の人気スポット。
沖合に浮かぶモクルア島を背景に、長く続く海岸線をドローンで撮影すれば、美しい風景をダイナミックに切り取ることができます。
広々とした砂浜と、特に人の少ない朝や夕方の時間帯を選べば、安全にフライトを楽しめるでしょう!
◆アクセス:ワイキキから車で約30分
↓カイルアビーチについて↓
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ワイピオ渓谷
ハワイ島北部に位置するワイピオ渓谷は、断崖絶壁と深い谷が織りなす雄大な景色が魅力の撮影スポットです。
展望台周辺ではドローンの飛行が制限されることもありますが、谷底のビーチエリアでは飛行が許可されている場合があります。
アクセスには4WD車が必要なため、事前に道路状況やルールを確認して、安全に飛行を楽しみましょう!
◆アクセス:ヒロ国際空港から車で約1時間30分
ハナハイウェイ
ハナハイウェイはオアフ島東海岸を走る絶景のドライブコースで、ドローン撮影が許可される場所もあります。
ただし、州立公園内ではドローン飛行が禁止されているため、訪れる前にエリアのルールを確認しましょう!
風の強い場所も多いので、飛行前に天候をチェックし、安全を最優先にしてドローンを楽しんでください。
◆アクセス:カフルイ空港を出てすぐからハナへ続く道
ハワイのドローンQ&A
日本からドローンを持ち込む際のバッテリーの取り扱いや、任意ながらおすすめされる保険の有無など、気になる疑問は事前に確認しておくことが大切です。
旅行者がつまずきやすいポイントを事前に把握することで、余裕をもって準備ができます。
現地で安心して飛行を楽しむために、FAQを活用して正しい知識を得ましょう!
ドローンを日本から持ち込む際の注意点は?
日本からハワイへドローンを持ち込むことは可能ですが、ドローンの機体重量が250g以上の場合、アメリカ連邦航空局(FAA)への登録が必要なことと、飛行機に持ち込む際にリチウムイオンバッテリーの取り扱いに注意が必要です。
バッテリーは預け入れ荷物ではなく、手荷物として機内に持ち込むことが義務づけられています。
空港でのチェックや機内での安全確保のためにも、事前に航空会社のルールを確認しましょう!
ドローン保険は必要性ありますか?
ハワイでは、レクリエーション目的のドローン飛行に保険加入の義務はありません。
ただし、万が一の墜落や第三者への損害などに備え、海外対応のドローン保険に加入しておくと安心です。
旅行保険に付帯されている場合もあるため、事前に内容をチェックしておきましょう!
ハワイでドローンを商用利用するには?
ハワイで商業目的のドローン飛行を行うには、いくつかの要件を満たす必要があります。
まず、FAAの「Part 107」ライセンスの取得が必要であることや、リモートIDの搭載が義務があり、公共の場所での撮影には撮影許可と保険への加入が求められます 。
これらの手続きは煩雑な場合があるため、現地の専門業者に相談することも一つの方法です。
不安な方も安心!
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まとめ
ハワイでのドローン撮影は、絶景を空から楽しめる魅力的な体験ですが、その一方で守るべきルールやマナーも多く存在します。
正しい知識を持ち、必要な申請を行い、周囲への配慮を忘れずに飛行することが、安全で楽しい撮影体験につながります。
ハワイの空を安心して飛ばすために、この記事を参考にしっかりと準備を整えましょう!
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