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ハワイ島の秋の楽しみ方&おすすめのアクティビティ
目次
ビッグアイランドの愛称で知られる
ハワイ島
ハワイ諸島は、8つの主要な島と100以上の小さな諸島で構成され、その中でもカウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、そして最も大きなハワイ島(ビッグアイランド)が主要な島です。
ハワイ島は、他の5島の面積を合わせたほどもあり、その広大な自然と多様な環境で知られています。
秋には、ハワイ島独自の文化イベントや自然の美しさを楽しむことができ、ビッグアイランドの豊かな文化と秋の魅力を体験するには最適な時期です。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイで雪が降るという意外な事実をご存じですか?
実際に、ハワイ島の山頂では冬に雪を目にすることが可能です。
この事実は多くの人にとって驚きでしょう。
ハワイは、サハラ気候と北極気候を除く、世界に存在する17の気候帯のうち15もの気候帯があることで知られています。
これにより、熱帯雨林や雪景色、さらには真っ黒な砂のビーチなど、世界で唯一の自然の驚異を体験することができます。
ハワイ島への行き方
ハワイ州には、コナ空港という大規模な国際空港があります。
日本からは、成田と羽田からコナ空港への直行便が運航されており、旅行者にとって便利な移動手段です。
さらに、日本の成田、羽田、関西、中部、福岡、千歳などの国際空港からは、ホノルルへの直行便も多数運航されています。
ホノルルからコナへアクセスする方法も要チェックです!
ハワイ島の魅力
ハワイ島の魅力は、その多彩な絶景と広大な大地にあります。
ここでは人の手が入っていない自然の美しさが見られます。
特に、ハワイ諸島の中で最も若く、現在も火山活動が続くハワイ島では、その活動の様子を間近で見ることができます。
さらに、黒砂のビーチなど、特徴的な自然景観も魅力の一つです。
また、カメハメハ大王の生誕地でもあり、ハワイの歴史においても重要な役割を果たしています。
ショッピングも充実しており、ハワイ島ならではの品物も手に入ります。
多様な魅力が詰まったハワイ島は、訪れる価値があります!
手付かずの壮大な大自然
ハワイ諸島内でも、オアフ島を含む他の島々とは比べ物にならないほど、自然のスケールが大きいです。
世界遺産に登録されているキラウエア火山には、世界的に有名なハレマウマウ火口があり、火の神ペレが住むとされています。
黒い溶岩の大地が広がり、黒い砂のビーチも見られます。
他にも、虹が架かるレインボーフォールズや、アカカ滝、ワイピオ渓谷など、自然の見どころが満載です。
迫力満点の火山
ハワイ島への旅行では、絶対に見逃せないのが火山です!
特に、キラウエア火山は地球上で最も活発な活火山の一つで、ハワイ火山国立公園に位置し世界遺産に登録されています。
公園内にはビジターセンターがあり、火山の情報や準備を整えることができます。
また、溶岩洞や博物館もあり、ヘリコプターツアーや海岸でのツアーなど多彩な選択肢があります。
溶岩の広がる大地から地球のパワーを感じることができます。
美しいビーチ
ハワイ島には、美しいビーチがあります。
カイルア・コナにあるホワイトビーチは、冬になると白砂が波にさらわれて消え、夏になると元通りの美しいビーチに戻ります。
さらに、プナルウ黒砂海岸では溶岩が砂になり、ウミガメと出会えることもあります。
また、グリーンサンドビーチでは緑が光る砂が有名です。
ショッピングやグルメもおすすめ
ハワイ島では、ユニークなショッピング体験が楽しめます。
レアハワイアンハニーカンパニーのホワイトハニーや、ハワイらしいファッションやジュエリーが揃うクイーンズマーケットプレイスなど、個性豊かな商品がそろいます。
サンセイのスシ料理やロマノズ・マカロニグリルなどのレストランもおすすめです。
さらに、シグゼーンデザインズのオリジナルプリントやビッグアイランドキャンディーズの有名なクッキーやチョコレートなど、ハワイならではのお土産も手に入ります。
また、ハワイの文化や自然に関する本が揃うベイシカリーブックスも必見です!
文化や歴史を学ぼう
ハワイの文化や歴史を学ぶ点においても、ハワイ島は欠かすことができません。
それは、ハワイの歴史そのものがハワイ島から始まっているからです。
もともと無人島だったハワイ島に、マルケサス諸島のポリネシア人が到着したのが約1500年前。
その500年後には、タヒチの人たちが移住してきて、古代ハワイの信仰や思想の基盤を築いたと言われています。
やがて、カメハメハ大王によってハワイ諸島が統一され、ハワイ王国が建国されます。
ハワイ島は、そのカメハメハ大王の生誕地としても有名です。
ハワイ島の秋
常夏の国ハワイとよく言われますが、実際には乾季(夏)と雨季(冬)に気候が分かれています。
ベストシーズンと言われるのは、4月から9月までの乾季です。
また、10月から3月は雨季となりますが、日本の梅雨とは違い1日のうち数十分から1時間ほどシャワーと呼ばれるスコールが降るだけで、不快な気候ではありません。
日本では9月から11月なので、ハワイでいう乾季と雨季にまたがりますが、世界中の気候帯のほとんどがあると言われるように、地域によってかなり違っているのがハワイ島です。
ここでは、大まかなハワイ島の気候をご紹介させていただきます!
1年中暖かく、適度な湿度と乾燥が同居する熱帯気候と半乾燥気候の地域が、コナコーストです。
ハワイ島で最も人口が多く、賑やかな地域になります。
乾燥湿潤な気候と、砂漠乾燥気候、熱帯砂漠気候で年間を通してカラッとしているのが高級リゾート地区のコハラコーストです。
コハラ山とマウナケア山のふもとにあたる牧場地帯ワイメアは、温暖湿潤気候です。
冬には、マウナケアの雪が積もる山頂からの風が街に吹き付けるので、寒さ対策として家々には暖炉と煙突がついています。
熱帯湿潤気候のハマクアコーストは、一年中しっとりとしており、島でも特に緑の多い地区です。
海底に沈む分も含めると、世界で一番高いとされるマウナケアは、2000mから2800mのあたりが乾燥温帯地域になります。
その他ヒロ、キラウエア、カウなど地域によって気候が大きく変わるので、一言では言い表せないのがハワイ島の秋です。
秋の天気・気温・水温
注意点
ハワイ島の秋は比較的降水量が少なく、過ごしやすい季節です。
平均気温は9月が26.4度、10月が25度、11月が24.4度で、最低気温は20度を下回ることもあります。
水温は年間を通して20度を下回らないため、リゾートライフを楽しむことができます。
日差しは強いので、水分補給や日焼け対策が必須です。
場所によって服装や雨具が必要で、ヒロのある北東部では雨具が重要ですが、コナの西側は降雨量が少ないです。
朝夕にはワイメアなどではダウンジャケットが必要になることもあります。
秋に旅行するメリット
日本の社会的な日常を考えたとき、経済的なメリットが大きいのが秋の旅行です。
特にハワイは、お盆や年末年始などの時期が特に人気が高く、価格もグンと跳ね上がります。
それと比較すると、9月以降はお盆休みも終わり学生たちも授業に戻るので、そうしたシーズンの半額ほどで同じ旅が楽しめるでしょう。
秋の楽しみ方
9月にはハワイ・フード&ワイン・フェスティバルが開催され、有名シェフがハワイの食材を使った料理を披露します。
10月にはアイアンマントライアスロンワールドチャンピオンシップが開催され、選手やサポーター、ボランティアが盛り上がります。
11月にはコナコーヒー・カルチュラル・フェスティバルが開催され、コーヒーの最高峰が選ばれるとともに、様々なイベントが行われます。
また、ドラゴンフルーツやスターフルーツ、パッションフルーツ、ドリアンなどの南国フルーツも楽しめます。
秋に楽しめるおすすめの
アクティビティ
ハワイ島では、様々なアクティビティを楽しむことができます。
シュノーケリングやカヤックなどの海のアクティビティはもちろん、乗馬や溶岩ハイキングなど陸のアクティビティも人気です。
空から火山を観察するヘリコプターのアクティビティまであります。
ここでは、そんな魅力的なアクティビティをいくつかご紹介させていただきます!
シュノーケリング
数あるマリンアクティビティの中でも、初心者から手軽に楽しめるのがシュノーケリングです。
シュノーケルという空気を通す筒を加え、海面から水中をマスク越しに眺めます。
海の中には、サンゴや熱帯魚が溢れています!
おすすめポイント
簡単な装備だけで楽しめるアクティビティであり、初心者や子どもでも気軽に体験することができます!
マスク越しに見る海の中の景色はまるで竜宮城のようで、時間を忘れて夢中になれます。
イルカと一緒に泳ぐツアーなどもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
乗馬
王家の谷とも呼ばれる、ワイピオ渓谷の谷底を馬に乗って散策するツアーや、ワイメアの牧場で行うもの、コハラ山にあるカフア牧場で行う乗馬など、いくつかのツアーがあります。
ワイピオ渓谷では小川を渡ったり、牧場では大草原を自由に駆け回ることが可能です。
おすすめポイント
ワイピオ渓谷の乗馬では、谷底の小川や熱帯雨林、タロ芋畑、滝など、ワイピオ渓谷の素晴らしい景色を楽しめます。
牧場での乗馬は、大草原を自由に駆け回れるのが特徴です。
時間も最低で1時間、長いツアーなら4時間以上というのもあります。
溶岩ツアー
海に流れ込む真っ赤な溶岩を見に行くツアーです。
溶岩の大地を自分の足で歩くハイキングツアーや、海上をボートで移動して海側から見るツアーもあります。
実際に活動している火山から溶岩が流れ出る様子は、日本では普通に見られない光景です。
ハワイ島を訪れる際は、ぜひ溶岩ツアーを選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
おすすめポイント
燃えるような色合いの溶岩を、間近に見ることができます。
溶岩の熱気を文字通り、肌で感じることもできるでしょう。
ボートツアーなら、海に流れ込む真っ赤な溶岩と立ち昇る水蒸気を、至近距離から見学できます。
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターに乗って、空からハワイ島の観光スポットを見るツアーです。
中には、ヘリコプターと陸上のドライブがセットになったものもあり、空と陸両方からハワイ島を観光できます。
おすすめポイント
現在も活動している世界遺産のキラウエア火山を上空から見学できます。
それ以外にも火山、滝、熱帯雨林、海が短時間に観光できる効率のよいツアーです。
ハイキングやドライブとセットになったものもあり、時間も2時間弱から9時間まで選ぶことができます。
クルージング
ハワイ島だけでなく、もっと贅沢に数日かけて4島を回るクルージングがあります。
オアフ、マウイ、ハワイ、カウアイの4つの島です。
非常に贅沢なクルージングですが、ハワイ全てを知るためには1度は経験したいクルージングです。
それ以外に夕日を眺めながらカクテルと軽食を楽しめる、サンセットクルージングもあります。
おすすめポイント
ハワイ4島を回ろうとすれば、時間的な制約や移動手段を考えたとき、クルージングで回るという方法が効率的です。
船を拠点とするので、スーツケースなど持ち運ぶ必要もなく手軽に寄港地を回れます。
サンセットクルージングは手頃な価格で、ロマンチックな時間を過ごすことができます。
秋におすすめの
観光スポット
ハワイ島には、大自然のおすすめ観光スポットが目白押しで、火山やビーチなど、他の島にはない大自然が満載です。
またハワイ第2の都市であるヒロは、歴史のある建物が多く残っています。
マウナケア山
ハワイ島の北東部にそびえるマウアケア山は、世界の天体観測の地としてその名を知られています。
標高は、4205mです。
1月2月には山頂付近が雪に覆われることも珍しくはなく、そのためハワイ語で白い山の意味を持つマウアケアという名がつけられました。
頂上付近まで、車でアクセスできる利便性を持っているため、スキーやスノーボードを抱えてやって来る地元の人もいるようです。
山頂には、アメリカのスミソニアン天文台、日本の国立天文台が建設したすばる以外にハワイ大学、イギリス・カナダ・ブラジル・オーストラリアなど7ヵ国が共同で設置した望遠鏡など、11ヵ国13の天文台が設置されています。
おすすめポイント
午後に出発し、山頂から夕日が沈むのを見た後に天体観測を楽しむ「サンセットツアー」と、真夜中に出発し、夜明けまで天体観測をしてから日の出を見る「サンライズツアー」の2種類があります。
個人で来ることもできますが、非常に高い場所に登ることで高山病にかかり、救急車に運ばれる方もいらっしゃるので、要注意です。
ツアーであれば、高度に体を慣らす時間も計算されており、防寒具や食事飲み物もついているので安心して参加することができます!
アクセス
コナ国際空港から車で3時間、ヒロ国際空港から車で2時間30分かかります。
ただしレンタカーで登った場合は保険適用外になるため、ツアーに参加するのがベストです。
グリーンサンドビーチ
ハワイ島には、グリーンサンドビーチと呼ばれる特別なビーチがあります。
ポリネシア人が最初に上陸したと言われる、ハワイ島最南端のサウスポイント近くに有るパパコレア・ビーチがその1つです。
火山の火口が海に飲み込まれた際、緑色のカンラン石が波で砕かれて浜の砂と混じり合って、このビーチができました。
ほかの砂と混じり合っているため、グリーンといっても鮮やかな色でなく、オリーブ色とでもいうような渋めの色です。
ハワイ島に行く際は、ぜひ訪れて欲しいおすすめスポットです!
おすすめポイント
カンラン石はペリドットの原石で、昔から太陽の石として崇められてきました。
このビーチでは、太陽の力を貰うことができるパワースポットとしても有名です。
ただし、このビーチの砂は持ち帰り禁止とされているので、注意してください。
アクセス
ハワイ島西側のコナからも東側ヒロからも、車で2時間程度です。
ハワイ島自体都市部にしか交通機関が通っていないので、基本的に車での移動になります。
ヒロ
ハワイ州でホノルルに次ぐ第2の都市がヒロです。
ハワイ島の政治・産業の中心地であり、ハワイ火山国立公園を訪れる際の拠点となる街でもあります。
西側のコナに比べると降水量がかなり多く、雨の都とも言われます。
おすすめポイント
築後100年を超える木造の建物が商店やオフィスビルとして活用され、ノスタルジックな雰囲気をたたえています。
2度の大きな津波に見舞われており、その歴史など資料を展示する太平洋津波博物館があります。
アクセス
日本からアクセスする場合、ヒロへの直行便は出ていません。
ホノルルで乗り換えてヒロへ行く方法と、コナ空港まで直行便で行きコナから車を利用する方法があります。
秋におすすめの
ツアー3選
最後に、秋におすすめのハワイ島ツアーを3つご紹介します。
ハワイ島の大自然を、多種多様な視点から楽しめるツアーばかりです!
ハワイ島を目一杯楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください!
キラウエア火山
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターに乗って、ハワイ島を上空から眺めるツアーです。
キラウエア火山の火口や溶岩、絶壁の滝にかかる虹、ワイピオ渓谷、コハラコーストなど絶景に出会えます。
飛行時間は、約100分です。
このツアーでは、ダイナミックな自然を堪能することで、地球の進化を肌で感じることができるでしょう。
マウナケア山麓星空観測
&島内観光ツアー
ハワイ島観光スポットを一周
&キラウエア火山も見学
1日でハワイ島の魅力を満喫するツアーをご紹介します。
まずはオーラの洞窟からスタートし、古代ハワイ人が住んでいたとされる溶岩トンネルでパワースポットを体験。
次に、カメハメハ大王が幼少期を過ごしたワイピオ渓谷や魂の滝で自然の美しさを堪能し、ヒロで100年前の町並みを散策します。
その後はキラウエア火山国立公園で溶岩トンネルを観賞し、マウナケア山麓で星空観測を楽しみます。
途中、ワイピオ渓谷ではTEXドライブインで揚げたてのマラサダを食べ、星空観測前にはハワイアンスタイルのお弁当で腹ごしらえ。
防寒具などの貸し出しも用意されているので、気軽に参加できます。
ワイピオ渓谷
乗馬ツアー
ハワイ島の聖地、王家の谷とも言われるワイピオ渓谷の谷で乗馬をするツアーです。
乗馬する前にレクチャーもあるので、乗馬のイロハから教えてもらえます。
レクチャーを終えたら、いざスタート!
切り立った断崖が続く神秘的な景色は、かつてカメハメハ大王が見ていた景色と同じかもしれません。
そんな太古の歴史にまで、思いを馳せることのできるツアーです。
まとめ
今回は、ハワイ島の秋やアクティビティ、観光スポットについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
世界中の殆どの気候を持ち、迫力ある火山の姿を見たり大自然の中でアクティビティを楽しめるハワイ島は、まさにビッグアイランドと呼ばれるのにふさわしい島です。
ハワイ島は、日本で体験することのできない魅力に溢れているのです!
ハワイ島にご興味のある方は、ぜひ訪れてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。