ハワイ島旅行をおすすめする理由!おすすめの観光スポット・グルメ・アクティビティ・ツアーをご紹介
目次
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
ハワイ島は、ハワイ諸島全体の面積のうち半分以上を占めていることから、ビッグアイランドと呼ばれています。
その面積は約10,430平方キロメートルあり、東京都全体の5倍ほどになります。
人口は15万人ほどで、島の東にヒロ、西にコナの街があります。
ヒロは日本からの移民が多かったこともあり、日系移民が開拓した街とされています。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイは、1959年にアメリカ合衆国の50番目の州となりました。
西暦400年ごろにポリネシアが流れ着き、500年後にはタヒチからたくさんの移住者が来て、ハワイの文化を育んできました。
1791年にはカメハメハが島を統一しハワイ王国を作ります。
19世紀にはアメリカ本土から宣教師が来るなど、アメリカの文化が入りはじめ、1898年に
は属領となります。
このようなハワイ島固有の歴史と独特な文化も魅力の一つです。
ハワイ島への行き方
ハワイ島への主な行き方は2つです。
日本からハワイ島に行くには、羽田空港からコナ国際空港へ直行便で行く方法と、
羽田だけでなく成田や関西、新千歳、福岡からホノルル空港に行き、国内線に乗り換えてコナ国際空港へ行く方法があります。
直行便は便利ですが、出発地が1ヶ所だけで便数も少ないことから、多くの日本人はホノルル空港経由で訪れます。
ハワイ島の魅力
ハワイ島の魅力は、火山が作り出す壮大な自然とそこで培われた文化や歴史にあります。詳しく見ていきましょう。
手付かずの壮大な自然
ハワイ島には5つの火山があります。
現在は、キラウエア火山とマウナ・ロア山だけが活火山ですが、
長い地球の歴史の中で大自然のエネルギーが、さまざまな地形をもたらしました。
火山はもちろん、滝や渓谷、マングローブ林など、手つかずの自然が楽しめることもハワイ島の魅力の一つです。
迫力満点の火山
日本では活火山を見に行くことはなかなかできませんがハワイ島ならできます。
今も噴火を続けているキラウエア火山の火口やカルデラ、流れ出る溶岩流など、
地球の鼓動が聞こえてきそうな迫力満点の火山を見ることができます。
美しいビーチ
ハワイ島には、多くのビーチが点在しています。
例えば、世界のビーチトップ10に名前を連ねるハプナビーチや、
カメハメハ大王が晩年を過ごした透明度がとても高いカマカホヌビーチなど、美しいビーチがたくさんあります。
ショッピングやグルメもおすすめ
ハワイ島にもウォルマートやコストコがありますが、島の各地にはヒロファーマーズマーケット、スイサンフィッシュマーケットのような現地の生産物を扱うショッピングモールがあります。
日本では見たことのないような魚や野菜が売られていて、見ているだけでも楽しめるでしょう。
また、ハワイ島は世界中から観光客が来る島でもあり、和食を含めた各国の料理のお店がそろっています。
もちろん、ロコモコやステーキなどハワイ料理を堪能できるお店もたくさんあります。
文化や歴史を学ぼう
旅行の醍醐味の一つはその土地の文化や歴史に触れられることでしょう。
ハワイ島は、ポリネシアなどからの移住民によるネイティブハワイアンの風習や文化、米国本土から移住した人たちによるキリスト教文化など、さまざまな文化が根付いています。
ハワイ島にはそんな文化や歴史を学ぶツアーも用意されています。
ハワイ島の様々な
おすすめをご紹介
ハワイ島は、活火山や渓谷、滝があるなど大自然に触れられる観光スポットが多くあります。
それだけでなく、レストランなどのグルメも楽しめる魅力的な島です。
さまざまなスポットを訪れて、ハワイ島を楽しんでみましょう。
おすすめの観光スポット
さまざまなハワイ島の観光スポットから大自然を感じられるスポットをご紹介します。
キラウエア火山
キラウエア火山は、1,247メートルの活火山です。
キラウエアという言葉は、ハワイ語で「噴き出す」という意味があり現在も溶岩を活発に噴き出しています。
最近では2020年12月にも噴火し、近隣住民には屋内にとどまるよう勧告が出ました。
おすすめポイント
この大自然を間近に感じられるキラウエア火山は、観光スポットとなっており、流れる溶岩を見学したり、すでに冷え切った溶岩の上を散策したりするツアーもあります。
いずれもダイナミックな自然の営みを感じることができるでしょう。
アクセス
コナ国際空港から車でおよそ2時間、ヒロ国際空港からはおよそ1時間の距離にあります。
キラウエア火山があるハワイ火山国立公園は、入場料として1台につき25ドルの入場料が必要です。
マウナケア山
マウナケア山は、標高4,205メートルある火山です。
山頂付近の天候が安定しており、空気も澄んでいることから、各国の天文台が設置されています。
日本のすばる望遠鏡もここにあります。
おすすめポイント
マウナケア山でおすすめするのは、サンセットや星空観察です。
一面に拡がる雲海に沈んでいく太陽を見つめていると、とても感動的な気分になります。
日が沈むと満天の星空が広がり、空気が澄んでいるおかげで、日本ではなかなかみれない天の川も、しっかり川の形に見えます。
アクセス
ヒロ国際空港からもコナ国際空港からも1時間半ほどですが、富士山より高い山ですので自力で行くことはおすすめしません。
ツアーに参加して行きましょう。
レインボー・フォールズ
レインボー・フォールズは、ハワイ島の東部を流れるワイルク川中流にある滝です。
滝の高さは24メートルほどですが、滝壺が直径30メートルと広く、滝つぼに落ちる水しぶきが舞って虹を作ることがあります。
おすすめポイント
太陽の角度から、午前中に虹が見える確率が高いです。
また、水量が多いほうが虹が出やすいので、雨の翌日などが狙い目です。
アクセス
ヒロ国際空港からは、ヒロ市街を抜けワイルク・リバー州立公園を目指します。車で15分ほどの距離です。
コナ国際空港からは、ハワイベルトロードからダニエル・K・イノウエ通りに入り、マウナケア山を左に見ながら1時間半ほど走り、ワイルク・リバー州立公園を目指します。
ワイピオ渓谷
ワイピオ渓谷は、ハワイを統一したカメハメハ大王が幼少時代に住んでいたとされる聖地です。
古代ハワイでは、政治的にも宗教的にも大切な場所とされてきました。
今でも歴代の王様が眠るとされるワイピオ渓谷はパワースポットとして人気があります。
おすすめポイント
ワイピオ渓谷は聖地としてだけでなく、圧倒的な大自然を感じることができる場所としても人気があります。
青い海に迫る緑豊かな切り立った崖は、ワイピオ渓谷展望台など遠方から見ても美しく感動的です。
近づいて谷底から見上げる渓谷も幻想的です。
アクセス
ハワイベルトロード(HI-19)をホノカアまで行き、HI-240のホノカアワイピオロードに入ります。
コナ国際空港からは約80分、ヒロ国際空港からは約75分です。
ヒロ
ヒロはハワイ島の東海岸にある人口4万人ほどの郡庁所在地の街です。
ハワイ州では、ホノルルに次ぐ第2の港湾都市でもあります。
19世紀以降には、かつては日本人街もありましたが、日本人をはじめ多くの移民がサトウキビの畑で働くため、入植した街です。
おすすめポイント
ヒロ周辺には、ハワイ島ならではの大自然が広がっています。
透明度が高く美しいケアラケクア湾やワイピオ渓谷、虹の滝やマウナケア山麓などは、いずれもダイナミックな大自然の魅力を堪能できます。
また、ヒロの市街にも見どころがたくさんあります。
ハワイを統一したカメハメハ大王像やヒロ大神宮なども一見の価値がある名所です。
アクセス
ヒロ国際空港は、街に隣接しています。車で10分くらいです。
日本からの便もあるコナ国際空港からは、車で1時間半程かかります。
おすすめのグルメ
ハワイ島にたくさんあるグルメなお店から、2つご紹介します。
ビレッジバーガー
【住所】67 - 1185 Hawaii Belt Rd, Waimea, HI 96743
【電話番号】+1 808-885-7319
おすすめポイント
以前ハワイ島には、ハンバーガーを楽しめるお店は少なかったのですが、このビレッジバーガーはその先駆けとも言えるお店です。
コナやヒロの街から近くはないのですが、大人気のお店です。
営業時間・人気のメニュー
【営業時間】月~土、10:30~20:00。日曜日、10:30~18:00。定休日はありません。
【人気メニュー】ハワイ島の牧草飼育牛肉やハワイで採れた野菜を使ったビッグアイランドビーフバーガーが人気です。
また肉を使っていないハマクア・マッシュルーム・バーガーやワイピオ・タロ・バーガーもあります。
アクセス・駐車場
【アクセス】コナ国際空港からハワイベルトロードを北上しワイメアに入り、ママラホアハイウェイとの交差点のそばにある、パーカーランチセンターを目指します。車で1時間弱の距離です。
【駐車場】ショッピングセンターの駐車場があります。
ビッグ・アイランド・グリル
【住所】5-5702 Kuakini Hwy, Kailua-Kona, HI 96740
【電話番号】+1 808-326-1153
おすすめポイント
ハワイのローカルフードや、シュートリブなどのアメリカンフードの味が楽しめます。
日本のファミレスのように気軽に入れるお店です。
営業時間・人気のメニュー
【営業時間】月~土は、7:00-10:45、11:00-21:00。日曜日は、7:00-12:00。定休日はありません。
【人気メニュー】朝食のエッグベネディクトや、ロコモコ、カルアポーク、サイミンなどが人気です。
アクセス・駐車場
【アクセス】コナ国際空港から車でハワイベルトロードを南下し、カイルア湾のそばにあります。20分ほどで行けます。
【駐車場】あります。
おすすめのアクティビティ
ハワイ島で楽しめるアクティビティはたくさんあります。
ここでは、この島ならではのアクティビティをご紹介します。
ヘリコプター遊覧
日本では気軽に乗ることができないヘリコプターですが、ハワイ島では島を上空から見下ろす観光に使われており人気があります。
ハワイ諸島最大の島でもあり、車で島内一周しても6時間程度かかりますので、
ヘリコプターで移動することで、島の魅力を効率よく楽しむことができます。
おすすめポイント
コナやヒロの市街をはじめ、キラウエアやマウナケアの山、虹の滝、ワイピオ渓谷など、ハワイ島の大自然を見てまわることができます。とくに、キラウエア火山の火口や滝、渓谷などは、上空から見下ろす景色は、ヘリコプターならではのものです。
溶岩ツアー
キラウエア火山は現在も活火山として活動しており、2020年12月にも噴火しています。
噴火により溶岩流が海岸まで流れ出ることがあります。
溶岩ツアーとは、今も流れ出ている溶岩を見学したり、すでに冷え切った過去の溶岩流の跡を散策したりするツアーです。
おすすめポイント
日本では、なかなか活火山の火口や溶岩流を実際に見る機会はありません。
冷え切った溶岩流の跡を散策するだけでも、ダイナミックな地球の活動を感じることができます。
シュノーケリング
シュノーケリングは、シュノーケルとフィン(足ひれ)程度の簡単な装備で、海中散策ができるアクティビティです。
海面や海の浅いところで行うことから、初心者の方やお子さまも気軽に参加できます。
おすすめポイント
ケアラケクア湾は海の透明度がとても高く、ハワイでもっとも人気のあるシュノーケリングスポットです。
シュノーケリングで、海底のサンゴ礁や群れて泳ぐ熱帯魚を観察できます。
また、カハルウビーチパークでは、シュノーケリングセットのレンタルもあって便利です。
ウミガメに会える確率の高いビーチとしても人気があります。
乗馬
日本ではなかなか体験できない乗馬ですが、ハワイ島では島内の散策にによく使われています。
ほとんどの日本人は、初めて乗馬にチャレンジすることになりますが、
ツアーでは馬に乗る前に説明がありますので、心配はありません。
また、お子さんも参加できますので、家族旅行にもぴったりです。
おすすめポイント
コハラコーストが見渡せるカフア牧場やワイピオ渓谷などを、馬に乗って移動するツアーがおすすめです。
渓谷や滝など、ぬかるんだ場所を進むツアーも馬ならスムーズに行くことができます。
セグウェイ
セグウェイとは、車輪の間に渡された板の上に立ち、体重移動で方向を転換する電動立ち乗り二輪車です。
日本では公道が走れないためあまり普及していませんが、
簡単なレクチャーですぐに乗れるようになることから、欧米では市内観光などに使われる機会が増えてきています。
宙に浮いたような乗り心地が楽しめます。
おすすめポイント
ハワイ島では、カイルア・コナのような市街地の名所旧跡を巡るツアーに、セグウェイが使われています。
また、上級者向けに熱帯雨林や海岸などのオフロードを体験するツアーもあります。
いずれも歩くより早く効率的に移動できることから、人気です。
おすすめのツアー
ハワイ島にはさまざまな観光ツアーがあります。ここでは厳選した3つをご紹介します。
キラウエア火山 ヘリコプター遊覧
ヘリコプターに乗って、ダイナミックな大自然が残るハワイ島を上空から見下ろしてみませんか。
キラウエア火山や溶岩流の跡、コハラコースト、虹のかかる滝、ワイピオ渓谷などの名所を、ヘリコプターで2時間ほど遊覧するツアーです。
追加オプションで日本人パイロットも確約でき、個別シートの機内で快適な遊覧が楽しめます。
ワイピオ渓谷 乗馬ツアー
ワイピオ渓谷は、ハワイ王国の王族たちが住んでいた聖地です。
崖の切り立った神秘的な渓谷を、馬の背に乗って散策するツアーです。
乗馬が初めての方でも、日本語ガイド付きのツアーもありますので、安心して参加できます。
まとめ
ハワイ島は、エネルギッシュな大自然の営みの上に、約1,500年前から人々が住み着き、歴史を刻みながら文化を育んできました。
現在では日本からも直行便があり、気軽に行ける島の一つになりました。
文化や歴史を感じながら、壮大な自然を味わう旅ができるのが、ハワイ島の最大の魅力ですね。
ぜひ、さまざまなアクティビティとともにハワイ島の旅を楽しんで下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。