オアフ島のおすすめ絶景スポット10選 景色を眺めながら楽しめるアクティビティやツアーもご紹介
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
世界有数のリゾートであるハワイの中心地オアフ島には、世界各国から常に多くの観光客が訪れています。
ハワイがアメリカ合衆国の州の1つであることはご存知の方も多いと思いますが、アメリカ大陸からハワイ諸島までの距離はなんと3000km以上。
130以上の島々、うち8つの有人島から成るハワイには、アメリカとは異なる文化が根付いています。
そんなハワイの1島であるオアフ島には、多数の絶景スポットが溢れています。
今回はそんな数ある絶景スポットについてご紹介させていただきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
オアフ島ってどんなところ
オアフ島の中心は、ハワイ州の州都でもあるホノルル。
面積は1,545平方km、人口がおよそ98万人という大規模な島であり、都市や自然景観ともにバリエーション豊かな環境が整っています。
政治や経済、そして観光と、ハワイを形成するすべての要素がオアフ島ありきで成り立っていると言ってもよいぐらいで、ワイキキやノースショアなど人気スポットを列挙すればキリがありません。
テレビや雑誌などのメディアでハワイとして紹介されるのもほとんどがオアフ島の光景であり、みなさまがご覧になったことがあるスポットも多いかもしれませんね。
オアフ島への行き方
オアフ島へは成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、新千歳空港から直行便が出ています。
航空会社もANA、JALはもちろん、LCCやハワイアン航空などアメリカの会社の便も通っており、多彩な選択肢から選べるのが嬉しいポイント。
ホノルル空港から都市圏へのアクセス性も良好で、移動に関しては非常に利便性に富んでいると言えるでしょう。
行きが7時間、帰りが9時間ほどと、気流の影響で往来に時間差がありますので、その点はしっかりと踏まえた上でスケジュールを組むようにしましょう。
オアフ島の魅力
オアフ島はさまざまな魅力に溢れた島ですが、島の環境を根底から支えているのは南国の島ならではの温暖な気候です。
常夏の島という言葉がありますが、オアフ島は真冬の1月でもなんと平均最高気温が25℃を記録します。
25℃といえば日本の夏日に区分される気温ですので、オアフ島は誇張や比喩ではなく、正真正銘の常夏の島であると言えるでしょう。
そんな気候から、避寒地としての需要も高く、オアフ島ならではの温暖さは世界中の人々から愛される要因の1つとなっています。
美しいビーチと広大な大自然
暖かな環境は人間だけでなく、大自然やさまざまな生き物たちにも多くの恩恵をもたらしています。
その代表的な例として挙げられるのが、海に群生しているたくさんのサンゴ。
カラフルなサンゴは景観を向上させるばかりか、熱帯魚の住処となることによって海中をより豊かなものへと変えています。
さらに、サンゴは海中で光合成を行うことで、水質を浄化してくれる作用を持っていることでも有名。
そのおかげでオアフの海は青く透明な美しさを湛えており、オアフ島のビーチは大きな観光資源となっているのです。
さらに温暖な気候は陸地にも多くの自然を育んでいて、緑豊かな島内には、なんとジャングルまでも存在しています。
他にもバリエーションに富んだ環境が揃っていて、どれだけ滞在してもオアフ島の景観には飽きることがありません。
世界有数のリゾート地
屈指の好環境は多くの人を呼び、多くの人の集まる土地は発展しつづけていきます。
そんな流れをそのままに、オアフ島は数十年の年月をかけてリゾート地としての飛躍を遂げてきました。
年間にオアフ島を訪れる人の数は、特に多い年だとなんと1,000万人以上。
それを受け入れるために、観光に適したスポットはより観光しやすいリゾート環境に整えられ、周辺の設備も充実し、サービスのレベルも常に高く保たれています。
宿泊施設の数も質も世界的に見ても最高峰のものであり、快適な滞在が約束されている土地なのです。
ショッピングやレストランもおすすめ
そしてオアフ島の大きな特徴の1つが、大充実のショッピング環境。
アラモアナ・ショッピングセンターやロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターをはじめ、名前を挙げきれないほどたくさんの大型商業施設が島内に軒を連ねています。
それぞれ観光客向けや地元民向け、高級志向やリーズナブル路線など住み分けがされていて、施設によっては周辺の自然景観とも溶け込んだ美しいロケーションも魅力的です。
ハイブランド品を安価に購入できたり、ローカルなブランドの限定品が並べられていたりと多彩な品揃えを楽しむことができるでしょう。
また、オアフ島は世界中から多くの人々が集まるリゾート地なだけあって、多種多様なグルメを楽しむことができるのも大きな特徴。
ハワイの料理として有名なロコモコやガーリックシュリンプ、ハワイアンパンケーキやマラサダなどはもちろん、他にも現地ならではのメニューがたくさん用意されています。
もちろんハワイ特有のメニューだけでなく、欧米の料理やその他にもさまざまな国の料理も充実。
世界各国の大手チェーンがハワイに出店しているので、そういったお店を巡ってみるのも良いでしょう。
もちろん日本から出店している飲食チェーンも多数ありますので、海外の食事が舌に合うか不安という方も安心して旅行を楽しめますよ!
大自然に囲まれたオアフ島には絶景スポットがたくさん
さて、オアフ島の観光といえば数ある絶景を外しては語れません。
ホノルル、ワイキキから徒歩で行ける手近なスポットから、レンタカーやバスを利用してでも足を延ばしたい価値あるスポットまで目白押し!
現地に訪れてから行き先を決めようとのんびり構えていると、魅力的な場所が多すぎて身動きが取れなくなってしまうなんて事態に陥ってしまいかねません。
おすすめの絶景スポット10選
そこで今回は、なかなか語り尽くせないほどの名所の中から、その中でもよりすぐりの10ヵ所をピックアップさせていただきました。
いずれも魅力に溢れた景色ばかりですので、自分好みのポイントを見つけてみてくださいね!
ワイキキビーチ
オアフ島の観光地の中でも最もメジャーなスポットといえば、ワイキキの街中にあるワイキキビーチでしょう。
ワイキキビーチは3kmもの長距離にかけて伸びたビーチで、素晴らしい景勝地として国内外にその名を馳せています。
ワイキキビーチというと1つのビーチと思われがちですが、実際は西のデューク・カハナモク・ビーチから東のアウトリガーカヌークラブ・ビーチまでの8つのビーチをまとめて呼んだものなのです。
絶景ポイント
ワイキキビーチは、その8つのビーチごとにそれぞれの特色を持っていますが、総じて海水浴に適しており、遊びやすい環境となっています。
浜辺には良質な白い砂が延々と続き、美しく青い海とのコントラストはまるで絵画のよう。
どこか1ヵ所のポイントではなく、3kmにも及ぶロングビーチのすべてが美しいという最高の絶景スポットとなっています。
また、ビーチから望める景色も素晴らしく、東の方向に目を向ければ、オアフ島のランドマークであるダイヤモンドヘッドが見えているのも素晴らしい点として挙げられるでしょう。
アクセス
ワイキキビーチがあるのはワイキキの中心地。
街中のどこからでもたくさんの案内が出ており、目立つロングビーチであることと併せて徒歩、レンタカーともにアクセスは容易です。
バスで向かう場合もさまざまな経路で向かうことができますが、わかりやすいルートとしてはクヒオ通りとカイウラニ通りの交差点のバス停で降りるのが良いでしょう。
降りてしまえばそこから海までは歩いてすぐとなっています。
ダイヤモンドヘッド
ワイキキビーチから見えているダイヤモンドヘッドも、オアフ島を代表する絶景スポットです。
ここは30万年ほど前までは活動していた火山であり、今はその活動を止めているものの、オアフ島の自然のパワーを体感させてくれます。
1ドルの入場料が必要ですが、トレッキングコースとして地元民、観光客ともに愛されているスポットとなっています。
絶景ポイント
ダイヤモンドヘッドは戦争の当時、軍が砲台を設置するために活用していた場所でした。
早期に敵を発見して砲撃を仕掛けるための場所として選ばれたわけですから、言ってしまえばその見晴らしの良さはかつての軍によるお墨付きということ。
山頂までの距離が1.3km程度とほどほどなのも魅力で、気負わずに登って上からの絶景を楽しむことができます。
もちろん無理は禁物ですが、コース全体に手すりも設置されているため、あまり体力に自信がない、足腰が強くないという方でもチャレンジできるスポットですよ!
アクセス
ダイヤモンドヘッドは人気スポットだけあって、レンタカーの他、2種類のバスがワイキキからの主なアクセス手段として用意されています。
レンタカー移動なら、カラカウア通り、モンサラット通り、ダイヤモンドヘッドロードと辿っていき、チャペルとダイヤモンドヘッドの看板が見えたところで右折すれば到着です。
2種類あるバスのうち、ザ・バスで移動する場合はクヒオ通り海側で、23番のバスに乗りましょう。
ダイヤモンドヘッド・クレーター入口で降りれば到着です。
もう1つのバスであるワイキキトロリーで移動するなら、フリーパスを購入してからダイヤモンドヘッド観光コースのグリーンラインに乗りましょう。
こちらはクレーターの内部までバスが入っていくため、歩く距離が短く済むというメリットがあります。
歩く距離なども加味して、乗るバスを選ぶと良いでしょう。
クアロア・ランチ
続いては、ハワイ王国において神聖な土地とされていたスポット、クアロア・ランチをご紹介させていただきます。
この場所はとにかく大自然に満ちていて、オアフ島の環境の良さをこれでもかというほど堪能することができるのが特徴。
かつては王族しか入れなかった場所であり、一帯の面積はなんと東京ドーム450個分!
オアフ島でも屈指のスケールを誇っています。
絶景ポイント
クアロア・ランチの景観の素晴らしさは世界的にも評価が高く、これまでにさまざまな映画のロケ地として活用されています。
その中でも特にこの場所の景観を前面に出した映画として挙げられるのがジュラシックパーク。
大自然の中に恐竜たちが躍動する光景は、映画をご覧になったことがある方ならご存知でしょう。
そんな圧倒的な自然の中でアクティビティを楽しんだり、映画のロケ地巡りをしたりできるここは、オアフ島でも屈指の景勝地として多くの人々から愛されているのです。
アクセス
ワイキキからのレンタカー移動は、H1フリーウェイの西向きに乗り、リケリケハイウェイ、カヘキリハイウェイと辿っていきましょう。
道なりに進んでいくと、やがてクアロア・ランチに辿り着けるはずです。
バス移動の場合は、アラモアナショッピングセンターで60番のバスに乗車。
2時間ほどバスに揺られていくと、クアロア・ランチに到着できますよ。
ヌウアヌ・パリ展望台
続いてはメジャーな観光地から趣を変えて、少し穴場感のあるスポットをご紹介させていただきます。
コオラウ山脈という山並みの切れ目にあるヌウアヌ・パリ展望台は、約900mにも及ぶ高さの崖から景観を見渡せるスポット。
知名度はそれほど高くないスポットなのですが、オアフ島でも指折りの絶景を楽しむことができます。
絶景ポイント
高さ900mからの景観が素晴らしいのはもちろんなのですが、それに加えてこの崖は向いている方向も非常に良いのです。
美しい景色に定評のあるカイルアからノースショアにかけての一帯を見渡すことができ、海を隔てて遠方にはモロカイ島まで目にすることができるという贅沢な見晴らし。
地理的にいつも強い風が吹いているスポットでもあり、温暖なオアフ島の中でひと時の涼やかさを感じることができるでしょう。
かつてカメハメハ大王がハワイを統一するための最後の戦いに勝利した土地でもあるため、そんな歴史に思いを馳せながら景色を眺めるのも楽しいかもしれませんね。
アクセス
近くにバスの停留所がないため、ワイキキからの移動手段はレンタカーに限られます。
H1フリーウェイに乗って、EXIT 21Bからパリハイウェイへ。
8kmほど走ると小さな看板が出ていますので、その先の小道を右に進むと駐車場へと辿り着くことができるでしょう。
ペレの椅子
続いては、パワースポットであり、絶景を味わえる「ペレの椅子」をご紹介させていただきます。
ペレと聞くと往年のサッカーの選手をイメージされる方も多いかもしれませんが、このペレとはハワイ神話に出てくる女神の名前。
火を司るとされている女神ペレがオアフ島を生み出した後、ここで一休みしたという伝承が伝わっている岩場が、ペレの椅子です。
絶景ポイント
国生みの神話というものはどこの国においても重要度の高いものとされますが、その例に漏れず、ハワイ神話においてもペレは非常に重要な地位を占めています。
そんな由来を持つ場所なだけに、ペレの椅子は神聖で厳かなムードを感じさせてくれて、仕事運、金運にご利益のあるパワースポットとされているのです。
また、パワースポットやスピリチュアルな話題には興味がないという方でも、ペレの椅子では絶景を楽しむことができます。
ペレの椅子があるのは景勝地であるマカプウ岬のすぐそばであり、勇壮な岩と美しい海に彩られた素晴らしいロケーションが待っていますよ。
アクセス
ペレの椅子に行くには、まずマカプウ岬を目指し、そこから歩いていく必要があります。
マカプウ岬へレンタカーで行く場合は、まずH1フリーウェイからカラニアナオレ・ハイウェイへ。
東方面に向かい、ハワイカイゴルフコースという場所を過ぎたところから1分ほどで岬へと到着できます。
バスであれば、ワイキキから22番か23番のバスに乗車しましょう。
岬に着いたらトレイルコースを進んでいき、「KA’IWI SCENIC SHORELINE」と記された看板が立っているのを目印に、右側に伸びている砂利道の方へ進みます。
およそ徒歩10分で、ペレの椅子まで辿り着くことができますよ。
サンドバー
数々の絶景に彩られたオアフ島の中でも、とりわけ珍しい景観で人気を博しているのがサンドバーという小さな島。
サンドバーは幻の島と呼ばれているのですが、その名称はこの小さな島が干潮時にしか姿を現さないことに由来しています。
なかなか出会えないという希少性と併せて、オアフ島の中でも指折りの絶景と出会えるスポットとして名を馳せています。
絶景ポイント
サンドバーは、島の全域が真っ白な砂に覆われており、これは付近の海底にたくさん生息しているサンゴの骨が歳月をかけて砂へと変わったもの。
サンゴを構成する石灰質でできた砂ですので、太陽に照らされればまばゆいほどの白さを帯び、周りの青い海とのコントラストはさながら1枚の絵画を思わせるほど。
自然の生んだ芸術とも言えるこの島を訪れれば、オアフ島の美しさをたっぷりと体感することができるでしょう。
破格のフォトジェニックさを誇るスポットですので、最高にインスタ映えする写真を撮ることもできますよ!
アクセス
サンドバーが姿を現すのはカネオヘ湾の沖であり、もちろん徒歩や車で訪れることはできません。
潮目を見る必要もあるため、訪れるのであれば現地ツアーへの参加が必須となります。
クアロア・リージョナルパーク
冒頭でも述べさせていただいたように、オアフ島は世界的に見ても屈指の人気を誇るリゾート地。
それ自体はいいことなのですが、人気の余波として観光シーズンともなると、観光ビーチは混み合ってしまいがちです。
そこでご紹介させていただくのが、クアロア・リージョナルパーク。
美しさと静けさを兼ね備えたスポットで、素敵な時間を過ごすことができます。
絶景ポイント
クアロア・リージョナルパークがあるのは、クアロア・ランチの向かい。
ビーチからはチャイナマンズ・ハットと呼ばれる特徴的な島の影を海の先に拝むことができ、浜辺や海の景観は非常に良好です。
それでいてあまり観光地化されていないため、浜辺を訪れる人は地元の住民たちが中心。
ビーチのそばにはゆったりとくつろげる芝生エリアもありますので、気忙しさを感じず、人気を避けて時間を過ごしたいのであれば、非常におすすめのスポットですよ。
アクセス
レンタカーでのアクセスは、ワイキキからH1フリーウェイに乗ってからリケリケハイウェイ、カヘキリハイウェイと進んでいきましょう。
やがて海の方にチャイナマンズハットが見えてきて、右手にクアロア・リージョナルパークの入口があります。
バスで行く場合は、アラモアナセンターから55番のバスに乗りましょう。
そのままバスに揺られていけば、クアロア・リージョナルパーク前のバス停まで行くことができますよ。
マカプウ岬
次にご紹介させていただくのは、上で挙げたペレの椅子のすぐ近くであるマカプウ岬。
マカプウ岬があるのはオアフ島の東端で、現地民、観光客のいずれからも眺望の良さに定評があります。
そしてこのスポットの大きな魅力は、眺めの良いポイントが1ヵ所でなく2か所もあるという点です。
絶景ポイント
マカプウ岬の景観ポイントのうち1つは、マカプウ・ライトハウス・トレイルと呼ばれるトレッキングコースの山頂。
健康な大人で片道30分ほどの程よい道のりを登っていくと、赤い屋根の灯台のそばから海や島を見渡すことができ、素晴らしい景観を目の当たりにすることができるのです。
もう1ヵ所はマカプウ展望台という場所で、こちらは岬を通っているカラニアナオレ・ハイウェイという道路沿いに位置しています。
海岸線沿いにマカプウ・ビーチパーク、マナナ島、カオヒカイプ島といった景観を目にすることができ、心地よい海風を受けながら、良質なロケーションを目にすることができますよ。
アクセス
マカプウ岬までのアクセスは、ペレの椅子の項目に記述させていただいた通りです。
レンタカー、バスともにそちらをご参照ください。
タンタラスの丘
次に挙げさせていただくタンタラスの丘は、数々の好景に恵まれたオアフ島でもトップクラスの景勝地との呼び声が高いスポットです。
ここはトレッキングが楽しめる場所としても名高く、日中に訪れると多くの人々がトレッキングに勤しんでいる姿を目にすることができます。
初心者向けから上級者向けまで多彩なコースが用意されていますので、トレッキングにチャレンジしてみるのも面白いスポットですよ。
絶景ポイント
タンタラスの丘の景観の特徴は、昼と夜それぞれの時間帯でまるで異なる表情を見せてくれるという点。
ここはかつて火山が噴火したことによって地形が隆起して生まれた丘で、斜面が南に向いていることから、昼間は明るい日差しに快活に照らされた美景を拝むことができます。
それだけでも十分美しいのですが、タンタラスの丘が本領を発揮するのは夜の時間帯。
丘から望む夜景はオアフ島で一番と称されることも多く、ネオンサインを灯すことが禁じられているオアフ島特有の、暖かな光に彩られた夜景を目にすることができるのです。
アクセス
注意したい点として、タンタラスの丘はあまりアクセス性が良くありません。
バスが近くを通っていないため、レンタカーで行く必要があり、ワイキキからはプナホウ通りかケアウモク通りを辿っていけば到着することができます。
時間そのものは20分から30分ほどなのですが、道がグネグネと曲がっていて、運転がかなり難しめ。
海外での運転は、左ハンドルなど日本と勝手が違う部分も多いため、危険に感じるようであれば無理せずに引き返すことをおすすめします。
サンセットビーチ
ワイキキと並んで海の美しさに定評が高いのが、北部沿岸のノースショアエリア。
サーフィンの聖地でもあり、魅力的なビーチ群が点在しているノースショアの中でも、特に人気が高いビーチとして挙げられるのが次に紹介させていただくサンセットビーチです。
サンセットビーチは冬になるとサーフィンの世界大会が開かれることで有名ですが、夏場は最高の海水浴スポットとして多くの人々に親しまれています。
絶景ポイント
そんなサンセットビーチのロケーションにおける一番の特徴は、ビーチ名の通りにサンセットの美しさ。
サンセットビーチの周辺には日没を遮る障害物がなく、広いオアフ島の中でも1、2を争うほど良質な夕暮れが見られるとして高い評価を得ているのです。
日中に燦々と島を明るく照らしてくれていた太陽が傾き、海と浜辺が赤々と染められていく光景は鮮烈な美しさ。
ご家族やご友人、恋人など、大切な人と一緒に見れば、きっと絆を深められることでしょう。
アクセス
ワイキキからレンタカーで行く際は、まずH1フリーウェイからH2へ、カメハメハハイウェイへと進みましょう。
途中でワイメア方面へと向かい、ワイメアでバイパスの方向へ向かっていくと、やがてサンセットビーチまで辿り着けるでしょう。
またバスで行く際は、まずアラモアナセンターで52番に乗車。
ハレイワ・アリイ・ビーチ・パークというバス停で降りて、逆側の車線へと歩いて移動します。
そして55番へと乗り換えることで、若干ややこしい経路ではありますが、サンセットビーチまで辿り着くことができますよ。
絶景を眺めながら楽しめるおすすめのアクティビティ
オアフ島観光の華といえば、島内各地で楽しむことができる多種多様なアクティビティ。
ここまではいくつもの絶景スポットをご紹介させていただいたので、続いてそんな絶景を堪能するのに最適なアクティビティの数々を取り上げさせていただこうと思います。
最高の景色を眺めながら遊べば、気分も大いに高揚すること請け合いです!
スカイダイビング
たくさんの絶景スポットで溢れたオアフ島を、一望してみたいとは思いませんか?
そんな欲求を満たしてくれるのが、遥か上空から美しい島の全景を見下ろすことができるスカイダイビング。
日常生活ではテレビのバラエティ番組や旅行番組で見かけるくらいしか縁のないアクティビティですが、オアフ島でなら気軽に体験することができるのです。
おすすめポイント
オアフ島のスカイダイビングでは、実に地上4,000m以上もの高さからフリーフォールを行います。
想像を絶するほどの高さには思わず不安になってしまいますが、もちろん1人だけで飛び降りるわけではありません。
経験豊富なインストラクターが一緒にダイブしてくれ、万が一にもパラシュートを開き損ねるようなことはないので安心です。
オアフ島のスカイダイビングでは、これまでしっかりと無事故無違反が継続され、安全管理が徹底されています。
安心して最高の景色を楽しみましょう。
パラセーリング
スカイダイビングに続いてもう1つ、空からの絶景を堪能できるアクティビティ、パラセーリングをご紹介致します。
パラセーリングは海上を疾走する水上バイクに引かれ、ハイスピードの風を受けながらパラシュートに似た器具を利用して空へと浮かび上がるというもの。
高度は最大で150mほどとスカイダイビングに比べれば勇気を出しやすい高度とも言えますが、こちらもたっぷりと上空から島の景色を眺めることが可能となっています。
おすすめポイント
4,000mと比較すれば低いとはいえ、150mという高さからの見晴らしは素晴らしいもので、南国の快活な空気の中を飛び上がれば、気分は最高潮。
水上バイクに牽引されるという性質上、海風をたっぷりと受けられますので、マリンアクティビティのような心地よさも味わうことができます。
パラセーリングがスカイダイビングに比べて優れているのは滞空時間で、ひたすら下降するスカイダイビングと比較しても長めの時間、空に留まっていられるのが嬉しいポイント。
さながら鳥になったかのような視点で、オアフ島の美しい景観をたっぷりと楽しむことができますよ!
カヌー・カヤック
カヌーやカヤックは日本でも水辺の観光地において楽しまれていることが多く、目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
内容としては、どちらも手漕ぎの船であるカヌーやカヤックに乗って、水辺に浮かびながらパドルで水面を漕いでいくというもの。
オアフ島においては美しい海の上で楽しまれており、気軽に参加できる親しみやすいアクティビティとなっています。
おすすめポイント
カヌーとカヤックはどちらも小船ですが、そのシンプルに見える外見以上にしっかりとした構造をしているのが特徴。
重心が安定した造りになっているため、多少の波を受けてもぐらつかず、推進力もあることから、手漕ぎではありますが、体力的な負担も少なめです。
そんな船の性能のおかげで、カヌーやカヤックのアクティビティ中はゆったりと海の上に留まることができます。
途中で手を止めるのもおすすめで、海を眺めるも良し、浜辺に目を向けるも良しと、ロケーションを味わうのには最適なアクティビティなのです。
SUP
SUPことスタンドアップパドルボードは、オアフ島生まれの大人気マリンアクティビティ。
元々はワイキキビーチのサーファーたちが練習の一環として始めたものだったそうですが、歳月と共に、より幅広い層が遊びやすいアクティビティへと大きく発展を遂げてきました。
発祥の地だけあってオアフ島ではSUPが盛んに楽しまれており、観光客からの人気も非常に高いものとなっています。
おすすめポイント
サーフボードやそれに類するSUPボードの上に立ち、水面でバランスを取るというのは、聞いただけではかなり難しそうに感じられるかもしれません。
しかし、内容を聞くのとやってみるのとでは大きく違うもので、SUPの難易度は多種多様なマリンアクティビティの中でもかなり易しめです。
ボードの安定性が高いため、初心者でもすぐに慣れて、海上のロケーションをじっくりと楽しむことができてしまいます。
また、SUPはフォトジェニックさにおいても定評があり、絶景の中で映える記念写真を撮るのにもピッタリですよ!
クルージング
オアフ島の海をたっぷりと味わうのであれば、クルージングで船上からのオーシャンビューに浸ってみるのはいかがでしょうか。
優雅にオアフの海上を漂うクルーズ船からのロケーションは非常に素晴らしいものです。
日常生活ではなかなか縁遠い印象もあるクルージングですが、オアフ島ではかなり親しみやすい人気アクティビティの1つです。
おすすめポイント
海が大きな観光資源であるオアフ島は、クルージングが非常に盛んです。
大規模なものからコンパクトなもの、時間帯も早いものから夜の海を楽しめるものまで様々に用意されていて、各々の好みや懐事情に合わせたプランを選ぶことができるのです。
例えば、夕方のクルージングであれば、オアフ島の大海原へと沈みゆく南国の太陽が、一面を鮮やかなオレンジへと染め上げる様子を目にすることができます。
思わず息を飲んでしまうほどの絶景は一生の思い出に残るほどで、他の時間帯であってもそれぞれの魅力に心を奪われること確実ですよ。
乗馬
オアフ島で楽しめるアクティビティのうち、ユニークなのが乗馬です。
ノースショアの海辺やクアロア・ランチなど、さまざまなスポットで乗馬体験ツアーが開催されており、景勝地を馬の背に揺られながら楽しむことができてしまいます。
普通の生活ではそうそう味わう機会のない乗馬をしながら絶景を眺めることで、最高の非日常体験を味わってみるのはいかがでしょうか。
おすすめポイント
馬に乗った状態の人の目線というのは非常に高く、もちろん個人の体形や馬のサイズによって差はあるものの、240㎝ほどに達することが多いとされています。
これだけの高さで景勝地を闊歩する体験というのはなかなか得難いもので、想像以上の満足感が得られること請け合い。
乗馬体験で乗れる馬たちは基本的に競技用の訓練を積んだ馬であることが多く、人馴れしていて気性も穏やかです。
スタッフも横に帯同してくれますので、ゆったりと景色を味わいながら、可愛らしい馬との触れ合いを楽しむことができますよ!
ジップライン
最後にご紹介させていただくアクティビティは、日本ではまだ耳慣れない方も多いであろうジップラインというもの。
これは高い木々の間に頑丈なワイヤーを張り巡らせて、そこに据え付けた滑車によって高所を滑走していきます。
想像以上のハイスピードを味わうことができ、自然の中で爽快感を得られることで大いに人気を博しているのです。
おすすめポイント
近年では日本でもジップラインを遊べるスポットが増えてきていますが、オアフ島の自然を活かしたそれはスケール感が雄大。
なんと最長でおよそ1kmにも及ぶ長距離を滑っていくことができ、その疾走感は驚異的なものと言えます。
もちろん高さがあるため、大自然の景観を最高の形で味わうことができるのも大きな魅力。
オアフ島を訪れたのであれば、ぜひ味わっていただきたい新感覚アクティビティとなっています。
おすすめのツアー5選
この記事では、さまざまな絶景スポットとそれを楽しむためのアクティビティをご紹介してきましたが、コンテンツが多すぎるのがオアフ島観光の嬉しい悩み。
初めて訪れる方は土地勘もないわけで、どう回ればいいか、何を手配すればいいか迷ってしまうという事態に陥りがちです。
そんな時に頼りたいのが各種ツアー。
移動や各種手続きの手配を代行してくれたり、アクティビティの指導やお食事がセットになっていたりと、至れり尽くせりなので純粋に旅行を楽しむことができます。
人気が高いおすすめツアーを5つピックアップさせていただきましたので、順にチェックしていきましょう!
ダイヤモンドヘッド日の出ハイキングツアー
魅力的なスポットが目白押しのオアフ島観光を存分に楽しむためには、朝からしっかりとエンジンをかけていきたいところ。
そんな需要にバッチリ応えてくれるのが、早朝にダイヤモンドヘッド登頂を楽しんで朝日を拝もうというこちらのツアーです。
朝から南国の美しい朝日を目にすれば、1日の活力をたっぷりと与えてもらえること間違いありません。
クアロア牧場 パッケージ
(乗馬・四輪バギー・映画ロケ地めぐり・ジップライン他)ツアー
かつての聖地、クアロア・ランチの景観を楽しむためには、こちらのツアーへの参加がおすすめです。
クアロア・ランチの主要スポットであるクアロア牧場で、乗馬、バギー、ジップラインといったアクティビティや映画のロケ地巡りを一斉に楽しめてしまう欲張りなプランが魅力。
聖地からパワーを受け取りながら、オアフ島旅行に相応しい、最高にアクティブな時間を過ごせること請け合いですよ!
天国の海サンドバー
シュノーケリング&ウミガメウォッチクルーズ
幻の島と称されるサンドバーへの上陸にはツアー参加が必須なのは先ほども述べさせていただきましたが、その中でも特におすすめ度が高いのがこちらのツアー。
サンドバーでシュノーケリング、もしくはSUPかカヤックを楽しんだ上で、さらにクルージングでウミガメにまで会えてしまうかもしれないという贅沢さ。
美しい街をして有名なカイルアの散策がセットになったプランや、バーベキューを楽しめるプランもありますので、きっと深い満足を得られることでしょう。
タンタラスの丘夜景鑑賞ツアー
夜景の美しさはオアフ島でナンバーワンとも謳われるタンタラスの丘で、ゆったりと夜景を鑑賞するのはいかがでしょうか。
タンタラスの丘は最高のビューポイントですが、丘の上までの道のりが悪路気味なのはご紹介させていただいた通り。
しかし、ツアーに参加すれば、運転の心配をすることなく丘の上からの夜景を堪能することができますよ!
スタンドアップパドルサーフィン(SUP)に挑戦!
最後にご紹介させていただくのが、景勝地カイルアでSUPに挑戦してみようというこちらのツアー。
初心者の方には充実の指導付きで、心得のある方は自由行動ができるプランを選ぶこともできるのが嬉しいポイントです。
ぜひSUP発祥の地であるオアフで、充実のアクティビティ体験を味わってみませんか?
まとめ
今回は絶景という要素に焦点を当てて、オアフ島のさまざまな魅力をご紹介させていただきました。
世界に数ある観光地の中でもオアフ島の景観の良さは非常に優れたものであると胸を張ってご紹介できます。
今後オアフ島を訪れた際は、ぜひともさまざまな絶景スポットへと足を運ばれてみてくださいね!