オアフ島の冬の楽しみ方&おすすめのアクティビティ
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
ハワイの玄関口と言えばオアフ島!
ギャザリング・プレイス(人が集まる場所)と呼ばれているように、政治・経済・観光などすべての点でハワイの中心地です。
また、年間を通して温暖な気候で、マリンスポーツが年間を通して楽しめるリゾート地です。
今回は冬のオアフ島についての情報をお届けします。
オアフ島ってどんなところ
オアフ島では、自然の美しさと都会的なリゾートを両方楽しめる場所です。
ワイキキの青い海、迫力のある大自然、どこか懐かしい郊外の町、お洒落なディナーからローカルグルメまで、どんなシチュエーションでも希望のものが見つかるでしょう。
賑やかな喧騒でアクティブに活動するのも魅力ですが、郊外に出れば癒しの場がそこら中にあるのもオアフ島の魅力です。
古代からハワイの人たちが大切に守ってきた、スピリチュアルな世界に触れることができるでしょう。
オアフ島への行き方
日本の主要都市から、ダニエル・K・イノウエ国際空港まで直行便が出ています。
飛行時間は出発空港によりますが、約6時間半から8時間、復路は偏西風の影響を往路より1時間ほど多く時間がかかります。
経由便もありますが、トランジット時間を入れると12時間以上かかるので、直行便がおすすめです。
夜の便を利用すれば現地の午前中に到着します。
着いてからすぐに観光ができるので、時間を有効に使うことができるでしょう。
オアフ島の魅力
オアフ島の魅力といえばビーチを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ビーチはもちろんですが、他にも多くの魅力を持っています。
そんなオアフ島の魅力について詳しくお伝えしたいと思います。
美しいビーチと広大な大自然
オアフ島と言えば常夏の海、真っ白いビーチ、向こうに見えるダイヤモンドヘッドというイメージの方もいるでしょう。
ですが、海以外にも自然が広がっていることが魅力の1つです。
ハワイは年間を通して温暖でありながらも季節があります。
そのため、時期や場所によって海の表情が変わり、広大な自然では植物や花もそれぞれのシーズンがあります。
オアフ島は、訪れる度に新たな自然の魅力を感じることができる場所だといえるでしょう。
世界有数のリゾート地
オアフ島は一生に一度は行ってみたいと思う、世界有数のリゾート地です。
日本人の海外旅行先として長年トップですが、不動の人気を誇るのは充実したリゾート地だからという理由が挙げられます。
初めての海外旅行でも安心できるホスピタリティが、多くの人々の心を掴むのでしょう。
ショッピングやレストランもおすすめ
ショッピングもレストランでの食事も、海外旅行の楽しさには欠かせません。
オアフ島にはハワイで最大のショッピングモール「アラモアナセンター」があります。
また、ハワイでしか手に入らないコラボ商品や、限定商品などを探すのも楽しいですね。
歴史のあるハワイアンジュエリーを大切な人へプレゼントするのもいいでしょう。
レストランも特別な日のディナーから、地元の人が通うグルメまでその時々に合わせて楽しめます。
オアフ島の冬
オアフ島の年間平均気温は25℃で、湿気も少なく過ごしやすい気候です。
年間を通して見ると多少の気候の差があります。
ここでは、冬のオアフ島の天気などについて見ていきましょう。
冬の天気・気温・水温・注意点
オアフ島は、雨季(10月~3月)と乾季(4月~9月)に分かれます。
また、気温で大まかに分けると夏が4月~11月、冬が12月~3月といったイメージです。
冬の季節と雨季はだいたい重なっています。
雨季といっても常に雨が降っているのではなくにわか雨程度で、すぐに晴れに戻ることが多いでしょう。
冬の最高気温の平均は27.4℃、最低気温の平均は18.6℃です。
昼間は真夏のように暑くなりますが、朝晩は長袖があった方がいいでしょう。
ハワイの海は基本的に何月でも入ることができ、水温は比較的温かいです。
しかし、朝晩は冷え込むので海やプールに入る時間帯は昼間がいいでしょう。
冬に旅行するメリット
冬にオアフ島へ旅行するメリットとして、旅費が割安なのが挙げられます。
年末年始を除いた1月~3月の1週目ぐらいまでは、年間でも最も安いシーズンに設定されていることが多いです。
フレキシブルに旅行日程を立てられるのであれば、料金の面だと冬の時期がおすすめです。
冬の楽しみ方
冬場のワイキキビーチは波が穏やかです。
そのため、小さな子供と一緒にワイキキビーチで遊ぶなら、断然冬の方が安心です。
また、暑すぎない気温なので過ごしやすいというメリットがあります。
他にも、ダイヤモンドヘッドの山頂からの朝日は冬場にしか見られない絶景です。
ダイヤモンドヘッドの登山口は朝6:00に開くので、日の出前に山頂へたどり着くのは冬の日の出時間(6時半~7時過ぎ)にしかできません。
ホエールウォッチングができるのも冬場のみです。
この時期はクジラの繁殖シーズンになりハワイ諸島にクジラが集まります。
このように冬のオアフ島は、冬のシーズンだからこその魅力がたくさんあるのです。
冬に楽しめるおすすめのアクティビティ
オアフ島の冬に楽しめるアクティビティをご紹介します。
クルージング
クルーズで人気なのは、昼間に出航するクルーズとサンセットやディナーを楽しむクルーズです。
昼間のクルーズはハワイの自然を感じて海を満喫できることが特徴です。
夜のクルーズはサンセットの時間に合わせて出航して、豪華な料理やショーを楽しんだりします。
おすすめポイント
昼間のクルーズでおすすめなのは、ワイキキ沿岸を1時間ほどクルーズするものや、レース用にデザインされた船でセーリングを楽しむものなどが挙げられます。
船でしか行けない場所であるサンドバーと呼ばれる海の真ん中に広がる浅瀬などに向かうクルーズもいいでしょう。
また、ハワイに来たならぜひ参加したいのがサンセットクルーズ。
水平線に沈んでいく夕日、夕暮れとともに表情を変えるダイヤモンドヘッド、船からワイキキを眺めながら優雅なひとときを過ごせます。
スカイダイビング
オアフ島でスカイダイビングができることをご存じでしたか?
オアフ島でのスカイダイビングは、世界で最も美しいドロップゾーンといわれ、実はスカイダイバーにとっても有名な場所でもあります。
おすすめポイント
オアフ島にはスカイダイビングの会社が3社あり、すべてオアフ島の北部、ノースショア西端にあるディリンガム飛行場から飛び立ちます。
酸素ボンベなしでも大丈夫なぎりぎりの最大高度4,000メートルまで上がります。
落下速度は200キロもありますが、落下しているというより飛んでいる感覚の方が強いでしょう。
落ちる瞬間はフリーフォールの感覚ですが、パラシュートが開いてからはゆっくりと降りていくので、ハワイの自然を上空から堪能してくださいね。
冬には海岸線近くにいるクジラも見ることができるかもしれません。
乗馬
ハワイでは、乗馬ができる有名な牧場が4か所ほどあります。
ノースショアの海辺で乗馬を体験できるところや、カネオヘ湾やチャイナマンズハットなどの絶景が堪能できるところもあります。
馬にもそれぞれ特徴があります。
例えば、ポロ協議のサラブレッドとして育てられた馬がいる牧場がいるなど、好みに合わせて選ぶといいでしょう。
都会の喧騒を忘れ、自然の中を馬に揺られながら散策するのは癒しになる体験です。
おすすめポイント
初めての乗馬なら、クアロア・ランチでの乗馬体験がおすすめです。
東京ドームの約450倍の広さがあるクアロア・ランチの馬たちは、良く訓練されているので、乗っているだけでルートを進んでくれます。
行列でゆっくりと歩いて行くので、乗馬の初心者でも安心です。
また、オアフ島北北東の街ライエにあるガンストック牧場でも乗馬体験ができます。
ここの牧場は東京ドーム約35個分という敷地で、ロデオ大会が開催さたり80頭ほどの馬が飼育されています。
初心者向けの体験乗馬コース、サンセットを楽しみながら行う乗馬、子どもが楽しめるケイキ(子ども)乗馬、上級者向けのコースなどその人の好みに合わせて選ぶことができるのが特徴です。
他にも、オアフ島北部、ノースショア最大のリゾート施設タートルベイリゾートでも乗馬ができます。
ここではノースショアの海を眺めながら乗馬ができるロケーションの良さがポイントです。
ノースショアのププケアの丘にある牧場、ハッピートレイルズ・ハワイでも乗馬をすることができます。
ここの牧場には、ポロ競技のサラブレッドとして育てられた馬が暮らしています。
穏やかで辛抱強い性格の馬が多いのがポイントです。
ジップライン
ジップラインは、木々のあいだに張られたワイヤーロープをプーリーと呼ばれる滑車を使って滑るもので、壮大な自然が広がるハワイだからこそ楽しめるアクティビティです。
フランスで発祥し、アメリカやカナダを中心に人気が急上昇しています。
最近では日本でも体験できるところが増えてきましたが、オアフ島では、大自然の中で迫力あるジップラインを楽しめます。
おすすめポイント
ジップラインは滑車で滑るのが醍醐味ですが、ジップラインの間にも様々なアトラクションが用意してあるので、自然の中を大冒険できることが特徴です。
オアフ島でジップラインができる有名な場所はいくつかあります。
ケアナファームはノースショア初のジップラインです。
合計7本のジップラインが設置されており、それぞれ植物や高さなどが異なるので飽きることなく楽しめます。
クアロア・ランチのジップラインも忘れてはいけません。
最長のジップラインは約400メートル、最大高低差も約30メートルあります。
雄大なカアアヴァ谷を越えるのでスリル満点です。
本場のジップラインを楽しみたい方はチャレンジしてくださいね。
ゴルフ
ゴルフをする方なら、一度はハワイでゴルフをプレーしたいと思うのではないでしょうか。
オアフ島には40近いゴルフ場があり、日本のゴルフ場に比べてフラットなコースが多くフェアウェイも広いです。
未経験の方もゴルフデビューしてみませんか?
おすすめポイント
それぞれのゴルフ場に特徴がありますが、中でもハワイらしいゴルフ場を2つほど紹介します。
眺めのよいゴルフ場として有名なのが、ロイヤル・クニア・カントリークラブです。
どのホールからも、ワイキキ、ダイヤモンドヘッド、パールハーバーを一望でき、景色もよく、難しすぎないのでゴルフデビューする方に人気があります。
リゾートゴルフとして高い評価があるのはコオリナ・ゴルフ・クラブです。
「水の魔術師」といわれるテッド・ロビンソンが設計したコースで、有名なレストランが併設されているので、ゴルフの後はゆっくりとお食事を楽しむこともできます。
設備も行き届いており、ゴルフカートにはクーラーボックスが付いていますし、レンタルクラブも常に最新モデルです。
「全米リゾート・ゴルフショップ・ベスト100」に何度も選ばれたゴルフ・クラブです。
冬のおすすめ観光スポット
冬に楽しめる観光スポットをご紹介します。
ダイヤモンドヘッド
ダイヤモンドヘッドは、かつてハワイ語で「レアヒ」と呼ばれた神聖な場所です。
現在は州立公園として毎日多くの人々がハイキングを楽しむ観光地になっており、ワイキキから望めるその雄姿はハワイの象徴としても親しまれています。
おすすめポイント
冬にオアフ島へ旅行にきたなら、ダイヤモンドヘッドの山頂からの日の出は必見です。
登山口は午前6時に開きますが、それと同時にハイキングで頂上を目指すといいでしょう。
山頂から見渡せる360°の景色は圧巻です。
間に合わなかったとしても途中から日の出を見ることができるので、焦らず登ってくださいね。
ハイキングの後は朝食をどこで食べようかと考えるのも楽しいですよ。
また、KCCファーマーズマーケット(火・土開催)に立ち寄るのもいいでしょう。
アクセス
ダイヤモンドヘッドまでの行き方は、レンタカー、公共バス、観光用トロリー、タクシーです。
ワイキキ市内からのドライブ時間はおよそ15分ぐらいです。
日の出に合わせて行く場合は、駐車場が開く30分前の5時半ぐらいから列ができていることもあるので、早めに行くことをおすすめします。
日の出を気にせず行くのなら、観光客向けのトロリーが便利です。
路線バスでは入らない登山口近くまで連れて行ってくれますし、主要な観光地に停まるので安心ですね。
路線バスで行く場合は、クヒオ通りから出ている2番バス、23番バスを利用するといいでしょう。
ダイヤモンドヘッドの最寄りのバス停まで行くのは23番バスですが、30分に一本ほどの便数です。
2番バスは10~15分に1本と便数が多いですが、終点が最寄りのバス停の一つ手前、KCC(ファーマーズマーケット)になります。
23番バスよりも歩く距離がバス停1つ分多くなります。
モアナルア・ガーデン
樹齢約130年の「日立の樹」があることで有名なモアナルア・ガーデン。
ワイキキから車で30分ほどのところで、ワイケレ・プレミアム・アウトレットへ行く途中にあります。
園内には、さまざまな植物が世界中から集められており、日立の樹であるモンキーポッドもそのひとつです。
おすすめポイント
園内にはいくつかモンキーポッドがあり、「日立の樹」のそばには看板が立っています。
近くのギフトショップには「日立の樹」を紹介したパンフレットが置いてあり、英語と日本語の2か国語で記載されています。
モアナルア・ガーデンは、かつては王族の所有地でした。
王族から譲られた公園の所有者は、王族の意思を受け継いで誰からも愛される公園造りを始め、それが今まで続いています。
入場料は大人5ドルです。
アクセス
一番行きやすい方法は観光用トロリーです。
ワイケレ・プレミアム・アウトレットモールに行くトロリーを運航している旅行会社があるので、そのトロリーに乗るのが一番簡単でしょう。
レンタカーで行く方はワイキキから30分ほどです。
路線バスで行くこともできます。
アラモアナ・センターそばのカピオラニ通りから3番バス(3 Salt Lake)に乗ります。
フリーウェイを降りた最初のバス停(Kaua St + Ala Mahamoe St)で降りて、道沿いに5分ほど歩くと公園の裏口に着きます。
アラモアナセンター
160のダイニングを含む350以上の店舗が集まるアラモアナセンター。
メイシーズやターゲット、ノードストローム、ブルーミングデイズ、ニーマン・マーカスなどのデパートが入っています。
世界最大級のオープンエアのショッピングセンターです。
おすすめポイント
有名デパートでのラグジュアリー・ブランドからリーズナブルなハワイ限定商品まで幅広くショッピングができます。
高級デパートなどは、最先端の流行にハワイのアイランドスタイルを融合させた商品展開をしているのも魅力です。
ハワイならではのアイテムを探して歩くのも楽しいでしょう。
また、毎日午後1時よりセンターステージでフラダンスショーを楽しめます。
アクセス
ワイキキからは徒歩でも行けます。
もちろん公共バスでも行けますが、ワイキキトロリーのピンクラインはワイキキとアラモアナセンターを結ぶ路線で、地元の人も利用するほど便利です。
また、JCBカードの提示をすれば無料で乗車できます。
本人と大人1名、子供2名までが無料の対象範囲で、片道2ドル(2歳以下無料)を支払えば誰でも乗車可能です。
冬におすすめのツアー3選
冬の季節に楽しめるおすすめのツアーを3つご紹介します。
ハワイ スカイダイビング
催行会社はパシフィックインターナショナルスカイダイビングセンターで、大きな事故が一度もない、信頼のおける催行会社です。
酸素補給なしで上がれる最高高度4,267メートルからスカイダイビングします。
フリーフォールの時間は約1分間!
パラシュートを開いてからは5分間ほど、ダイヤモンドヘッドや真珠湾などのハワイの絶景を空中散歩のように楽しめます。
乗馬体験
クアロア・ランチでの乗馬体験ツアーです。
このツアーは約2時間で、映画のロケ地と山や海を見られるお得なコースになります。
映画「ジュラシックパーク」のロケ地の横を通り、壮大なハワイの自然が広がるカアアヴァ渓谷を馬の背中に揺られながら進むと、太平洋とコオラウ山脈に挟まれている高台に出ます。
そこから広がる太平洋の180°の眺めを堪能しましょう。
ジップライン ノースショア・ケアナファーム
ノースショアにあるケアナファームで、7本のジップラインにチャレンジするツアーです。
なんとオアフ島最長の800メートル!
バラエティ豊かなジップラインを7本お楽しみください。
ノースショアで大自然の間を滑走して、爽快感やたまにはスリルも感じてくださいね。
ジップライン以外のアトラクションでの自然を満喫できます。
まとめ
今回は冬のオアフ島についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ダイヤモンドヘッド山頂からの日の出など、冬だからこそ楽しめるポイントが数多く点在しています。
旅行費用もオフシーズンの料金設定なのが嬉しいですね。
あえてこの時期をねらって何度も訪れるリピーターも多いため、一度冬のオアフ島へ行ってみてはいかがでしょうか。