ベストシーズン!?オアフ島の9月
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
ハワイに旅行に行くとすると、大抵オアフ島が拠点となります。
州都ホノルルにある国際空港へのアクセスもよく、ワイキキを中心に観光客にとって嬉しいリゾート開発がされているため滞在しやすいという魅力があります。
またオアフ島全体を見ても、観光スポットが多いため、十分ハワイを堪能できることから、オアフ島はハワイ諸島の中でも人気のリゾート地となっています。
オアフ島ってどんなところ
旅行にはいくつも目的があると思いますが、オアフ島はそんな目的すべてを満たすことができるオールマイティなリゾート地です。
観光街に拠点を置いて、バカンスを楽しむことは当たり前ですが、少し郊外に出れば緑あふれる自然の中で楽しめるアクティビティが充実しており、心身をリフレッシュすることができます。
静かな時間を過ごしたい!という人はノースショアに行くと、古き良きオアフ島の雰囲気を満喫しながら、ゆったりと過ごすことができます。
オアフ島への行き方
日本からオアフ島へは、ホノルル空港への直行便を利用するのが便利です。
ホノルル―羽田
所要時間
<行き>約6時間40分〜8時間10分
<帰り>約8時間15分〜9時間55分
ホノルル―成田
所要時間
<行き>約6時間35分〜7時間45分
<帰り>約8時間15分〜10時間0分
ホノルル―中部
所要時間
<行き>約6時間45分〜7時間50分
<帰り>約8時間25分〜9時間50分
ホノルル―関西
所要時間
<行き>約7時間5分〜8時間20分
<帰り>約8時間45分〜10時間40分
ホノルル―福岡
所要時間
<行き>約7時間25分〜8時間55分
<帰り>約9時間40分〜11時間10分
ホノルル―新千歳
所要時間
<行き>約6時間55分〜7時間40分
<帰り>約8時間25分〜9時間45分
こうして見ると、帰りの方が所要時間が長くなっています。理由は、ジェット気流だと言われています。
飛行機が向かう方角によって、気流に逆らう形になる場合は速度が遅くなり、逆に気流に乗る時は速くなります。
ハワイから日本へ帰る時は、気流に逆らう形になるので行きよりも所要時間が長くなるのです。
オアフ島の魅力
オアフ島には人々を惹きつける魅力がたくさん詰まっています。
その魅力を3つに分けて紹介していきます。
美しいビーチと広大な大自然
美しく輝く南の島の海は、日本では沖縄まで行かなければなかなか目にすることができません。
オアフ島は年中変わらぬ景色を見せてくれるのが大きな魅力です。豊かな自然は海だけでなく陸にも広がり、熱帯特有の植物たちもそうですが、長い時間をかけてつくられた地形も魅力的です。
ダイヤモンドヘッドを代表する山々や渓谷など、雄大な自然が心身をリフレッシュさせてくれます。
世界有数のリゾート地
オアフ島の大人気観光スポットであるワイキキは、元々観光のためにリゾート開発された場所です。
最も有名なビーチであるワイキキビーチも、その一環として人工的に整備されました。
豊かな自然を残しながらも、そうして人工的にリゾート開発された場所があるからこそ、現代の人たちが飽きることなく何度も足を運びたくなる世界有数のリゾート地となっているのです。
ショッピングやレストランもおすすめ
旅行の楽しみ方は色々ありますが、やはり現地での食事とショッピングは外せませんよね。
ガイドブックで下調べをして、行きたいお店を決めていく人も多いと思いますが、オアフ島はそれらが充実しすぎていて、どこに行けばいいのか迷ってしまうほどです!
ハワイならではのローカルフードやローカルブランドを楽しみたい人には、オアフ島がぴったりです。
オアフ島の9月とは
1年で最も水温が高くなる9月のオアフ島の気候や料金、合わせて必要な服装や持ち物を紹介していきます!
オアフ島の9月の気候・料金
日本では8月の一番気温が高くなるイメージですが、オアフ島は9・10月が一番暑くなる時期です。平均最高気温は31.2℃にもなり、暑い日が続きます。
日本の夏とちがうところは、湿度が高くないということです。このため、じめじめした空気ではなく、カラッとした気持ちの良い暑さを体験することができます。
ただし、9月はハリケーンシーズンの真っ只中で、特に大型ハリケーンが発生しやすい時期となっています。旅程を組む時には、例年の情報や天気予報をしっかり確認するようにしましょう。
水温は27.2℃と、1年で最も高くなります。夏休みを終えた9月は、閑散期を迎えるためハイシーズンよりは料金が落ち着きます。
オアフ島の暑い夏を楽しみたいけど、人込みを避けたい!という人にはかなりおすすめのシーズンです。
9月のオアフ島の服装と持ち物
9月のオアフ島旅行に適した服装と必要な持ち物を紹介します。
9月に適した服装
9月は、夏で過ごすような格好で大丈夫です。半そで・短パン・サンダルで過ごすことができます。
朝晩は気温が下がりますが、平均最低気温は24.4℃ですので、そこまで準備は必要ありません。
ただし、屋内やバスの中はかなり冷房が効きますので、羽織る物があると便利です。
9月の持ち物
6~8月は、平均UV指数が12とかなり高い数値となっていましたが、9月は11に下がります。
とはいえ、11でも十分強い数値。紫外線対策は十分に行わなければいけません。帽子やサングラス、日焼け止めクリームは必須です。
オアフ島では「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」という成分を含む日焼け止めクリームの販売が禁止されるようになりました。
サンゴ礁へ有害な影響を与えるからです。このため、同成分を含まない日焼け止めクリームを利用した方が、オアフ島の環境への配慮となります。
降水量は30㎜と少ないため、雨具の準備も必要ないでしょう。
9月のオアフ島の楽しみ方・注意点
9月のオアフ島のイベントと合わせて、旅行の注意点を説明します。
楽しみ方
<9月のイベント>
・アロハフェスティバル
アロハフェスティバルは、ロイヤルコート就任式&オープニングセレモニーからスタートします。このセレモニーは、まだハワイ王国があった頃の伝統的な儀式を行い、疑似的な王室を再現するために毎年ロイヤルコートと呼ばれる王室メンバーを選出します。ロイヤルコートの就任を祝って、ハワイの伝統文化であるフラや聖歌でセレモニーを盛り上げます。
アロハフェスティバルはこれだけに留まりません。セレモニーが終わると、カラカウア・アベニューという通りを会場にして、大規模なお祭りが開かれるワイキキ・ホオラウレアが始まります。
出店では、ハワイで食べたいグルメがたくさん並びますので、歩いているだけで楽しくなるイベントです。
ワイキキを中心に盛り上がるアロハフェスティバルは、ワイキキのメインストリートを利用したフローラル・パレードで幕締めとなります。
例年それぞれのイベントは、9月の上旬の土曜日・中旬の土曜日・下旬の土曜日に開催されるので、一度の旅行ですべてに参加しようとすると無理がありますが、お目当てのイベントを一つ旅程に入れておくのもおすすめです。
注意点
9月は、オフシーズンに入り、観光客の数はオンシーズンに比べてだいぶ落ち着きます。とはいえ、オアフ島は年中南の楽園として多くの人を迎え入れているので、観光客を狙ったスリなどの犯罪もあり得ます。
特に、観光街を離れた場所に遊びに行く時は、複数で行動するよう心がけましょう。
また、ハワイには観光客でも遵守しなければならない法律が多々あります。違反すれば、罰則を受けることになりますのでくれぐれも気を付けましょう。
9月におすすめアクティビティ
9月におすすめのアクティビティを5つ紹介します。
シュノーケリング
日本では見られないような南国のカラフルな小魚たちと、豊かなサンゴが自生する様子を楽しむことができるアクティビティです。
楽しみ方・魅力
カラフルな小魚たちやサンゴがつくりだす海中の景色を眺めるのもシュノーケリングの醍醐味ですが、オアフ島で是非体験して欲しいのは、イルカとのシュノーケリングです!
オアフ島では、かわいらしい野生のイルカたちと一緒に泳げるツアーがたくさんあります。
ウミガメは触ることができませんが、イルカは触れ合うこともできるので、是非オアフ島でシュノーケリングを体験するなら、イルカと一緒に泳げるツアーに参加することをおすすめします。
ダイビング
シュノーケリングよりも深い海の世界を楽しむことができるダイビングは、海の中の様子を楽しむのはもちろんのこと神秘的な青の世界に心を癒されるアクティビティです。
楽しみ方・魅力
水温が高いこの時期は、ダイビングも思いっきり楽しむことができるベストシーズンです。
オアフ島には、様々なダイビングスポットがありますが、今回おすすめしたいのはウミガメとの撮影スポットである「キャニオンズ」というスポットです。
ワイキキ沖にあるポイントなので、ワイキキビーチから船で気軽に行くことができるのも大きな魅力です。水深も8mと浅めなので、ダイビング初心者におすすめのダイビングスポットです。
透明度の高い海を潜れば、ウミガメと一緒に泳ぎ、記念撮影もできちゃいます!
パラセーリング
大きなバルーンに座席のついたパラセイルにのって空へと浮かび上がるアクティビティです。
パラセーリングは年齢制限が低いので、お子さんも一緒に楽しむことができます!
楽しみ方・魅力
上空最高到達地点300m!しかし高さは選ぶことができる場合がほとんどなので、あまり高くなくていいという人でも楽しめてしまいます。
最大の魅力はやはり、美しい海から空へと飛びあがる瞬間!
徐々に上がっていく高度と、遠くなる景色が非日常性を格段に際立たせます。
クルージング
身体をいっぱい動かして心身をリフレッシュするアクティビティの他にも、クルージングのように景色や食事を楽しむ優雅なアクティビティがあります。
楽しみ方・魅力
アウトドアがあまり得意でない!という人でも、オアフ島の景色を眺めながらおいしいディナーをいただくアクティビティは魅力的じゃないでしょうか?
特に、サンセットクルーズは大人に大人気のアクティビティです。
オアフ島周辺の海を遊覧しながら、水平線に沈む美しいオレンジ色の夕日を眺めるひと時は、旅の最高の思い出になります!ホテルやレストランとはちがった食事の楽しみ方ができるのも素敵な経験です。
乗馬
オアフ島の豊かな自然を満喫できるアクティビティとして、乗馬は観光客に大人気となっています!
楽しみ方・魅力
乗馬の楽しみ方は、オアフ島の景色を眺めながらのんびりとした時間を過ごすこと!乗馬スポットは色々ありますが、中でもノースショアにある「タートルベイリゾート」がおすすめです。
この場所は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの名だたる映画やドラマの撮影に使われたロケ地でもありますので、そうしたロケ地巡りとしても大人気となっています。
緑豊かな森とノースショアの海を、馬と一緒に散歩する体験は旅の思い出になります。
9月のオアフ島のおすすめ観光スポット5選
9月のオアフ島でおすすめの観光スポットを5つ紹介していきます!
ワイキキ ビーチ
東はカピオラニパークに始まり、西はハワイアンビレッジまでの前兆3㎞にも及ぶワイキキビーチは、オアフ島で最も観光客が集まるビーチです。
ビーチでは海水浴をはじめとして海を楽しむアクティビティはもちろんのこと、ビーチ沿いを散歩したり夕日を眺めたりと、様々な楽しみ方ができます。
おすすめポイント
海を思いっきり楽しんだあとは、水平線に沈む真っ赤な夕日を眺めながら散策するのがおすすめです。
オアフ島では色々な場所でサンセットを楽しむことができますが、ワイキキビーチは絶景ポイントの一つです。特に、パワースポットとしてもよく知られるグレイズ・ビーチにある桟橋は、夕日の絶景スポットとしても人気があります。
シェラトン・ワイキキの前にあるビーチですので、夕暮れ時に訪れてみてはいかがでしょうか?
ちなみに9月の日の入り時刻は18時半前後となっていますので、15分くらい前に足を運ぶとちょうどよいでしょう。
アクセス
ワイキキ周辺からはどこからでも徒歩でアクセス可能です。ワイキキ以外の場所からのアクセスはバスがおすすめ。
<バスでのアクセス方法>
ヒルトンハワイアンビレッジ・アラモアナ方面よりアクセス・・・8、19、20番
<その他>
ホノルル空港から車で約30分
ダイヤモンドヘッド
1968年に国定自然記念物に指定された、オアフ島を代表する山であるダイヤモンドヘッド。
歴史は古く、戦時中は軍事施設としても利用されていました。現在では、多くの観光客に美しいオアフ島の景色を届けてくれる名観光スポットとなっています。
特に、早朝のハイキングは大人気のアクティビティです!
おすすめポイント
残念ながら時期的に、早朝に山頂を目指しても登りきる前に太陽が昇ってしまうので、日の出を見ることはできません。しかし頂上からの景色はオールシーズン変わらぬ絶景ですので、是非明るい時間に登ってみてください。
美しく綺麗な海の青と白い砂浜が生み出す綺麗なグラデーションと、青々と生い茂る緑の中に浮かび上がるようなワイキキの街並み。
自然と人工物が共存するオアフ島の美しさは、日本では見ることのできない独特な雰囲気を醸し出しています。
絶景ポイントでは是非、たくさんの写真を撮って思い出に残してください!
アクセス
トロリーバスかバスを利用しましょう!
<トロリーバス>
ダイヤモンドヘッド観光におすすめは「グリーンライン」ダイヤモンドヘッド内部のクレーターまでバスに乗っていくことができます。
<ザ・バス>
クヒオ通り、ダイヤモンドヘッド方面行き「23番」乗車。
マノア渓谷
ワイキキから車で20分程度離れた郊外にあるマノア渓谷。
住宅街にあるオアフ島ならではの熱帯雨林は、観光客が集まる観光スポットになっています。
ワイキキのような賑やかな観光街ではありませんが、ゆったりとした時間が流れるオアフ島の本来の顔を見ることができます。
おすすめポイント
マノア渓谷でのメインイベントは、熱帯雨林の中を歩き高さ60mもある滝を目指すトレッキングです。コースは往復2時間程度なので、散歩気分で楽しむことがきます。
ただ、マノアは雨が多く地面はぬかるんでいるので、きちんとした靴の用意とカッパなどの雨具があると良いです。
大量の雨がもたらすマイナスイオンとよく見られる虹が心を癒してくれることは間違いありません。
メインイベントを楽しんだ後は、マノアタウンでゆったりとした時間を過ごすのがおすすめです。
マノアタウンのカフェで疲れた身体を休ませる。旅の中で少し違った色の、豊かな思い出となるでしょう!
アクセス
<ザ・バス>
アラモアナセンターから終点マノア渓谷まで「5番」 所要時間30分程度。トロリーバスでは行けませんので、ご注意を!
<レンタカー>
15~20分
マノアの滝専用駐車場「マノアフォールズ・トレイルパーキング」を利用。駐車料金は5ドル。
ハナウマ湾
ハナウマ湾は、オアフ島で最も美しい海として知られています。
それは、この場所が自然保護区に指定されており、生態系や環境が厳格に保護されているからです。
入場料がかかり、いくつか守らなければいけない約束事もありますが、そこをしっかりと押さえても余りある感動が待っている場所です。
おすすめポイント
恐らく多くの人の想像を超えた域での美しさがそこには待ち受けているでしょう。
ハナウマ湾の海は非常に透明度が高く、肉眼で泳いでいる魚たちを見ることができるほどです。是非、まずは海上から海の中を眺めてみてください。
さらにもっと海の中を見てみたい!という人にはシュノーケリングがおすすめです。
ビーチの近くにはレンタルショップがあるので、そこで用具を借りることもできます。
ハナウマベイには安心して楽しめるキーホールというポイントがあるので、シュノーケリング初心者やお子様連れの人にはそこがおすすめです。
アクセス
<ザ・バス>
ワイキキから 「22番」 所要時間20~50分程度
※「55番」でも行けますが、所要時間が2時間かかります。
<トロリーバス>
ブルーライン
※ハナウマ湾まで行くが、写真撮影だけで降車は許可されていません!ハナウマ湾で遊びたい場合は、トロリーバスの利用はやめましょう。
モアナルア・ガーデン
モアナルア・ガーデンには「この木なんの木」日立のCMで知られる大きな木があります。多くの日本人観光客は、この木を見るためにモアナルア・ガーデンに足を運びます。
ガーデンにはCMでおなじみのモンキーポッドという木の他にも、オアフ島ならではの熱帯植物があって、緑に癒される場所となっています。
おすすめポイント
モアナルアはハワイの歴史に深く関わっている場所で、カメハメハ五世がこよなく愛した土地だと言われています。カメハメハ五世はハワイ王国時代の五代目の王様です。1863~1872年に在位していました。
モアナルアガーデンには、カメハメハ五世の別荘が今も残されおり、その外観を眺めることができるようになっています。
ハワイの歴史を少し調べてから足を運ぶと、日立の樹だけでなく別の楽しみ方もできるのでおすすめです。
アクセス
トロリーバスでは、モアナルア・ガーデンへ行くことができません。
<ザ・バス>
アラモアナセンターから 「3番」 所要時間20~30分
<レンタカー>
所要時間 約20分
9月に楽しめるおすすめのツアー
9月におすすめのツアーを3つ紹介していきます。
ハナウマ湾シュノーケリング
オアフ島に足を運んだら絶対に訪れたいハナウマ湾に行くことができるツアーです。
シュノーケリングの体験もできるので、ハナウマ湾の美しい海に潜って、カラフルな世界を楽しむことができます。
ワイキキのホテルを利用していれば、送迎も受けられるので非常に便利なプランです!
ハワイ パラセーリング
オアフ島の空を思いっきり楽しむことができるアクティビティ、パラセーリングを体験できるツアーです。
最高高度は150mとそれほど高くないので、お子様連れでも楽しむことができます。
所要時間10分程度の空中散歩は、オアフ島での最高の思い出になります!
サンセット・ディナークルーズ ライブショー
選べるビュッフェ/コースディナー付き
オアフ島の夜をゆったりと過ごしたい大人向けのツアーです。
美しい海に沈む夕日を眺めながらクルージングを楽しみ、夜は美味しい食事とハワイならではのショーを船内で堪能することができます。
海に入ることなく、オアフ島の海の景色を満喫できる最高のプランです!
まとめ
夏休みを終えて観光客がへっていきますが、9月のオアフ島はまだまだオンシーズン!
9月のオアフ島でしか楽しめないアロハフェスティバルなどのイベントもあり、いつもと違った様子のオアフ島を楽しむことができます。
観光客が落ち着いて、料金も比較的安くなるので、9月に休みがとれるなら絶対にオアフ島に足を運びたいところです。