ハワイ島で人気のアカカの滝とは?アカカ滝州立公園の見どころやおすすめのツアーをご紹介
目次
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
ハワイ諸島のなかで最大の島であるハワイ島は、ビッグアイランドとも呼ばれています。
ハワイ島には、その大きさにふさわしい観光と迫力満点の自然、文化や歴史があります。ハワイ島の大自然を語るには「キラウエア火山」を忘れてはいけません。
キラウエア火山はハワイ諸島の中で一番活動的な火山で、溶岩が溢れ出て来る噴火を繰り返しています。火口から噴煙を上げて、夕方になると溶岩が赤く見える風景は美しく、夜になると赤く燃える炎が遠くからでもわかるくらい浮かび上がる絶景です。
地球のエネルギー、ハワイの誕生の歴史を感じさせてくれます。
ビッグアイランド、ハワイ島のおさえておくべき人気観光スポットや名所をご紹介しましょう。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイ島の気候は雨が比較的多い北東部、一年を通して乾燥する西部、そして標高が高い山頂には雪と、バラエティに富んでいるのが特徴です。
ハワイといえば白い砂浜のイメージですが、ここハワイ島には溶岩でできた黒い砂のビーチが存在します。そのため植物の種類もさまざまで、ハワイ島を巡るとその光景に驚かされます。
観光客が多く、リゾートホテルが立ち並ぶ西海岸のコナは一大観光地で、オアフ島からのオプショナルツアーで訪れる観光客も多い地域です。
気候も穏やかで、長期滞在してゆっくりハワイ島が満喫できるので、アメリカ本土から訪れる高齢の観光客も多く、日々の疲れを癒してくれます。
ハワイ島への行き方
ハワイ島へのアクセス方法は2つあります。日本からオアフ島のホノルル国際空港に直行便が運航していて、国内線に乗り継ぎしてコナ国際空港に向かいます。
乗り継ぎの飛行時間はおよそ45分ですが、2時間くらいの余裕を持って手配しましょう。
ハワイ島への直行便は少ないのですが、成田発日本航空と羽田発ハワイアン航空がエリソン・オニヅカ・コナ国際空港(コナ国際空港)へと運航しています。飛行時間はおよそ7時間から8時間です。
ハワイ島の主な空港は西岸のコナと東岸のヒロにありますが、便数が多くて観光に便利なのはコナになります。ヒロの空港は火山観光するならアクセスが便利です。
ちなみにハワイ島の主な玄関口であるコナ国際空港は、正式にはエリソン・オニヅカ・コナ国際空港と言いますが、チャレンジャー号で亡くなったハワイ出身の日系宇宙飛行士、エリソン・オニヅカ氏を記念して名付けられました。
ハワイ島の魅力
ハワイ島の魅力は、手付かずの自然が豊富なことと、魅力的な歴史を感じさせる古い街並みがあることです。
ハワイ島で最大の街ヒロは、ホノルルにつぐ2番目の街で人口は約4万人です。
人気のお店「ビッグアイランド・キャンディーズ」があるのもヒロです。このお店の商品は、オアフ島にあるアラモアナショッピングセンターとTギャラリア・ハワイby DFSの2か所でしか購入できません。
また、ヒロから車に乗り、およそ2時間半で「カイルア・コナ」の街に到着します。
昔ながらのハワイを感じられる街として人気があり、大小さまざまなショップやレストランがあります。そんなハワイ島の魅力について詳しく見ていきましょう。
手付かずの壮大な大自然
手付かずの大自然が作り出した神秘的な景色を味わうなら、ハワイ島が一番です。
島の面積はハワイ諸島でも一番大きく「ビッグアイランド」にふさわしい大自然が見られます。
自然に触れることで日々の疲れや悩みから解放されリフレッシュしましょう。
迫力満点の火山
ハワイ島といえば、言わずと知れた「キラウエア火山」が有名です。
ハワイの神話では火山の女神ペレが住んでいて、怒ると火山が爆発すると言われています。
ハワイ火山国立公園内にあるキラウエア火山では、真っ黒な溶岩の大地と噴火口の見学がおすすめです。迫力満点のキラウエア火山を見ていると、今も繰り返される火山活動に大地のエネルギーを感じさせられるでしょう。
またキラウエア火山の周囲のクレーター・リム・ロードから分岐し、海に向かう道をチェーン・オブ・クレーターズ・ロードと言います。
見渡す限り広がる溶岩荒野の中を進んで行くと、1970年代に活発だった火山活動でできた溶岩口が見られます。途中にある「マウナ・ウル溶岩台地」では、冷え切って固まったパホイホイ溶岩の上を散策することもできますよ。
また、キラウエア火山国立公園内には、溶岩が流れる際にできた「サーストン溶岩トンネル」があり、内部はひんやりとして神秘的な雰囲気に包まれています。トンネルを抜けると熱帯植物が茂っていて、トンネルを通り抜けるのにかかる時間は20分くらいです。
美しいビーチ
ハワイ島には白砂が広がるビーチもありますが、溶岩からできた黒砂海岸も多くあります。
美しい白砂のビーチとして有名なのが、ハワイ島西部のリゾート地コハラコーストにある「ハプナビーチ」です。
全米ナンバーワンにも輝いたことがある、ハワイ島では数少ない白砂が続くビーチです。シュノーケリングやボディボードなど、様々なアクティビティを楽しめます。
「カハルウ・ビーチ」はシュノーケリングが楽しめるビーチとして有名ですが、岩場が多いことでも知られていて、足元には注意が必要です。
また、この海岸ではウミガメに会える可能性が高いと評判です。「マニニオワリ・ビーチ」は、白い砂浜が美しいビーチです。
エメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストが美しく、地元の人にも愛されています。日差しが強いので日焼け止めやパラソル、帽子などがあれば安心です。
「マジック・サンド・ビーチ」は美しい海と海岸線沿いに並ぶレストランやショップがあり、憩いの場として多くの人に親しまれています。
ハワイ島でもマウナケアリゾートホテルがある有名な「カウナオアビーチ」は、真っ白い砂とエメラルドグリーンの透明度が高い海が人気のビーチです。
ホテルが多く、一年中観光客で賑わっているビーチです。静かな波なのでシュノーケリングがおすすめです。
ショッピングやグルメもおすすめ
ハワイ島はオアフ島に次ぐ人気がある島で、近年日本人も多く訪れています。
ハワイ島には、観光客に人気のあるショッピングスポットやグルメスポットがたくさんあります。特におすすめはコナ国際空港から車で約25分のところにある「King’s Shops」で、ワイコロア・リゾート内にあるショッピングモールです。
高級ブランド品からハワイの雑貨まで、幅広い商品を取り扱っているためお土産探しにもピッタリですよ。
施設内には湖があり、おしゃれなカフェやレストランもあるので、美味しいランチを食べてみてはいかがですか。
ワイコロア・リゾート内には、他にも立ち寄ってみたいショップがあって観光客の目を引いています。グルメでは「Ruth’s Chris Steak House」はいかがでしょう。
ワイキキにもある人気店で、ワイコロアエリアからも近く、ザ・ショップス・アット・マウナラニ内にあります。巨大なTボーンステーキは是非食べてみたい一品で、コナビールと一緒にいかがでしょうか。
ボリュームもさることながら味も絶品です。
文化や歴史を学ぼう
面積1万433平方km、約20万人が住むハワイ島は、夏の平均気温が30℃、冬は26℃前後と過ごしやすい気候で、ワイコロア、コナ、ヒロなどの街があります。
ハワイ島には、文化と歴史が学べる重要なスポットが満載です。
カメハメハ大王の生誕の地で、復元されたヘイアウ神殿があり、キャプテン・クックが亡くなった地でもあります。西海岸にはハワイ王族の夏の別荘地フリヘエ宮殿、1820年に建てられたハワイ最古の石造りの教会モクアイカウア教会などがあります。
ハワイ島にあるイミロア天文学センターは、天文学とハワイ文化が学べて、世界的にも注目されている科学教育施設です。
ハワイ島にある、標高4200mのマウナケア山の山頂は空気が乾燥していて、青天率が高いことから、世界で最も天文観測に適した場所の一つとして有名です。ここでは最新のプラネタリウムで3Dの天文ショーが楽しめ、天体の起源を知ることができます。
アカカ滝州立公園ってどんなところ
ハワイ島で最も有名な滝といえば「アカカ滝」で、滝の落差は134mというハワイ最大規模です。
アカカ滝州立公園内には「アカカ滝」と「カフナ滝」の2つがあります。駐車場が完備されていて、舗装されたハイキングコースもあり、所要時間30分ほどで1周できるでしょう。また、コースの最初に落差30mのカフナ滝があります。
歴史・伝説
アカカ滝にはこんな伝説があります。ホノムという村にアカカという男性がいました。
良く尽くしてくれる妻がいましたが、その妻の留守中に2人の愛人に会いに行くアカカ。外出から戻った妻はアカカの服の香りをたどり、アカカの名を呼びながら探し回ります。
その声を聞いたアカカは自分の行いを恥じ、崖から身を投げました。アカカの死を嘆いた妻が崖の上で涙を流したところ、その涙が滝になったそうです。
そして、その妻は石になり、アカカの愛人2人もアカカの死を嘆き、アカカの滝の下流で二つの小さな滝になったと言われています。
入園料
アカカ滝州立公園の入園料金は1ドル、駐車料金1台5ドルです。
MAP
アカカ滝州立公園の周辺はハマクア・コーストと呼ばれていて、ヒロ森林保護区やマノワイアレエ森林保護区があり、海岸線にはハカラウ・ビーチ・パークやコレコレ・ビーチ・パークがあります。
アクセス
アカカ滝州立公園に向かうには、ヒロからハイウェイ19号線を北上、13マイル過ぎたら220号線を左折しましょう。
小さな町ホノムを過ぎて約3マイルでアカカ滝に辿り着きます。
アカカ滝州立公園の見どころ
アカカ滝州立公園はシダや竹、ランなどの熱帯植物が生い茂り、緑に溢れている美しい公園です。
アカカ滝
アカカ滝へは鬱蒼とした熱帯雨林の中を歩きますが、整備された公園内は舗装されていて散策には最適です。子連れでも高齢の方も、森林浴を楽しみながらアカカ滝へ行けます。
飛沫を上げて落ちて来る滝を見ていると、マイナスイオンで心身ともに浄化されます。壮大で神秘的なアカカ滝を楽しんで下さい。
カフナ滝
ハワイには多くの滝がありますが、アカカ滝の手前にあるカフナ滝は美しく、印象的な滝で落差は約30mです。
緑に囲まれたカフナ滝は、気づかなければ通り過ぎてしまいそうな所にあります。熱帯雨林の中を通るトレイルを歩いて、アカカ滝州立公園を堪能しましょう。
ハイキングも気軽に楽しめる
アカカ滝州立公園はハワイ島で一番美しい滝、アカカ滝があり、流れ落ちる水はマウナケア山の頂きに積もった雪解けの水です。
滝までは緑豊かな0.6kmのトレイルがあり、ワイルドな熱帯雨林を眺めながらハイキングが楽しめます。野生の竹林にランが広がる、熱帯雨林の中を舗装された道を歩きます。
なだらかな歩道なので、子供から高齢者までゆっくりハイキングができるでしょう。
美しい花や植物を観察しよう
苔むした緑の絶壁を滑り落ちるアカカ滝は、風光明媚で思わず吸い込まれそうな魅力があります。
周辺には巨木な樹木に蔦が絡みつき、バナナの花やイエロージンジャーが美しく彩っています。熱帯雨林にはランやフクジンソウなど、多種多様な植物が自生していて、まさに植物の宝庫です。
観光する際の服装・注意点について
アカカ滝州立公園には1周巡るトレイルが伸びていますが、熱帯雨林の中には蚊や虫が多いので虫除け対策が必要です。
長袖に長ズボンで観光しましょう。また、雨具もあれば安心です。
おすすめのツアー
大自然がいっぱいのハワイ島には魅力的なオプショナルツアーがあります。
人気の星空観測のマウナケア山、世界遺産キラウエア火山国立公園、聖地ワイピオ渓谷など見どころいっぱいのハワイ島で、おすすめツアーをご紹介します。
ハワイ島名所観光 キラウエア火山・アカカの滝など15か所を巡る+B級グルメツアー
ハワイ島を訪れた機会に、贅沢にハワイ島を満喫する15か所を巡るツアーはいかがでしょうか。
グルメやパワースポット、キラウエア火山、ワイピオ渓谷展望台、アカカの滝、ホノカアの街を見学して、ハワイ名物ロコモコや1日に3000個も売れる老舗マラサダのお店などでB級グルメが楽しめます。
ビッグアイランド・キャンディーズでは名物のクッキーやチョコなどの試食も可能です。
ハワイ島火山とパワースポットアドベンチャー
ハワイ島はパワースポットがいくつもあります。
こちらのツアーは、パワースポットとして有名な、キラウエア火山、ポロル渓谷、アカカの滝、ビッグアイランド・キャンディーズに行きます。1日13名の限定ツアーなので、ゆっくり各スポットを堪能できますよ。
ハワイ島3大名所巡りと星空ツアー
ハワイ島といえば、世界的にも天文観測に適した場所として知られています。
このツアーでは、ハワイ島3大名所を巡りながら大人気の星空を観測します。ハワイ島の名所でパワーを受けたのち、かわいいダイナーで地元の料理を堪能しましょう。
そしてツアーの最後にマウナケア山の星空観測で締めくくります。
忘れられない貴重な思い出のツアーになるでしょう。
まとめ
ハワイ島にあるアカカの滝についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ハワイ島は大自然のパワーを存分に体で感じることができる島です。日常の煩わしいことを忘れ、体をやすめ、パワーチャージをしに出かけませんか?
ハワイ島までの直行便もあり、魅力的なオプショナルツアーもたくさんありますので、ぜひ参加してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。