オアフ島のフォトジェニックスポット「ピルボックス」とは?ピルボックスの魅力やアクセスについて
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
リゾートといえば、ハワイを思い浮かべる人も多いと思います。
ハワイは、複数の島から成り立っていますが、そのなかでも一番人気の島がオアフ島です。ホノルル空港もあり、日本からもアクセスもしやすく、また日本語が通じる場所が多いので、英語が話せなくても安心して行けるのも魅力的です。
また、現地ではたくさんのアクティビティがあるので、日本では体験できないことを楽しめるという点も、多くの人がオアフ島を訪れる理由の1つだといえるでしょう。
オアフ島ってどんなところ
オアフ島は、ハワイの経済や政治の中心地ともなっており、観光客が一番多い島です。
家族連れやハネムーン、学生旅行などどの年代でも気楽に行けて楽しめるのが特徴で、日本語が通じるのも安心できる要素です。
オアフ島への行き方
日本とハワイの時差は、マイナス19時間です。
つまり、日本時間から5時間引いて、日付を1日戻すと、ハワイ時間となるのです。
日本の主要空港から直行便が多数出ており、特に夜行便が人気で便数も多く、飛行時間は7時間ほどとなっています。
オアフ島の魅力
オアフ島は、多くの旅行客を惹きつけ、リピーターが多いのも特徴です。
リピーターが多い理由は、快適な気候もありますが、多くのアクティビティがあったり、観光施設やショッピング施設が充実していたりと、何度行っても違う楽しみ方ができるというところにあります。
そんなオアフ島の魅力について、詳しくご紹介いたします。
美しいビーチと広大な大自然
オアフ島はワイキキビーチで有名ですが、実はこの他にも様々なビーチを有しています。
そして、ハワイを何度も訪れている人のなかには、自分のお気に入りのビーチを見つけ、そこでゆったりとした時間を過ごす人もいます。
ビーチによって、波が高かったり、人が少ない穴場ビーチだったりとそれぞれに特徴があるので、時間があればオアフ島のビーチ巡りをしてみるのもいいでしょう。
また、かつては活火山があった場所でもあり、壮大な自然が造り出した山脈や地形、海岸など大自然の迫力を身近に感じることができます。
世界有数のリゾート地
オアフ島は、日本人だけでなく世界各地から癒しと非日常を求めて多くの旅行客がやって来ます。
綺麗なビーチだけでなく、たくさんの観光スポットが存在し、買い物や食事をする場所も豊富にあるので、毎日場所を変えて楽しむことができるのも人気の理由です。
そして何より、有名スポットへのアクセスのしやすさや公共交通機関の充実も、その人気を後押ししています。
ショッピングやレストランもおすすめ
オアフ島のショッピング施設は、複合施設になっているところがほとんどです。
従って、そのショッピングセンターでほとんどの買い物を済ませることができるでしょう。
また、いろいろなイベントが用意されているので、家族で行っても子どもが退屈することなく楽しめます。
イベントは1日複数回行われていますが、目的のイベントの時間を事前に調べてから行くことをおすすめします。
レストランも、ハワイアン料理のお店から有名人気店まで幅広いジャンルの料理が味わえるうえに、オーガニックフーズやビーガンに人向けの料理なども揃っているのも魅力的です。
ピルボックスとは
ピルボックスという言葉を聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか。
ピルボックスとはトーチカとも呼ばれ、戦時中に作られたコンクリート製の防御陣地のことです。
戦争相手の動きを見張るための建物で、見晴らしの良い場所に作られていることが多いので、そこからの眺望がとても綺麗だと話題を集めています。
ピルボックスの見どころ
オアフ島には、ピルボックスがいくつもあります。
特に、高台から島全体を見下ろす景色は絶景で、かつ場所によって見え方が違うのでピルボックスを巡り、それぞれの景色を見比べたり、カメラに収めたりする人が後を絶ちません。
絶景を一望できる
ピルボックスからの眺めは絶景ですが、それは必ずしも高い場所にあるからではありません。
丘の上や崖の横、拓けた荒れ地の上など戦争中のリアリティを感じられ、さらにそこから見える景色が自然と調和されて絶景となっているのです。
アートとしても楽しめる
オアフ島にあるピルボックスは、スプレーで落書きされたり、カラーリングされていたりしています。
一見ただのいたずら書きにも見えますが、じっくり見てみると歴史と近代の融合とも言えるような芸術的佇まいになっています。
青く雄大な空と緑に囲まれたなかに、このカラフルなアートが溶け込むことでSNS映えもすることでしょう。
トレッキングも楽しめる
敵の動きを監視するという目的で作られているので、少なからず高台に位置しています。
そのため、このピルボックス巡りを、トレッキングとして楽しむこともできます。
地元の人達も、このピルボックスを目印にハイキングのルートを決めるなど、ひとつの指標としても利用されています。
ピルボックスはSNS映え間違いなし
青く雄大な空と緑に囲まれたなか、カラフルなアートが溶け込んだ様子をおさめた写真を撮る
ことができます。
SNS映えすること間違いなしだといえます。
オアフ島の人気ピルボックス
オアフ島にはいくつものピルボックスがあるとお伝えしました。
そのなかでも人気のスポットをご紹介します。
ラニカイ・ピルボックス・トレイル
ラニカイビーチを見下ろせることで人気となっているラニカイ・ピルボックス・トレイルは、観光客だけでなく地元の人にも人気のハイキングスポットになっています。
正式名称は、カイヴァリッジ・トレイルといい、2つのピルボックスを巡るコースです。
スポットの特徴
特に人気のスポットは、このコース2つ目のピルボックスです。
崖の下には透き通った海、見上げれば真っ青な空と、その颯爽とした眺望は、誰もが来て良かったと思えるような場所だといえます。
また、たくさんのスプレーアートが描かれており、オアフ島にある他のピルボックスと比べてもかなり凝った芸術品となっています。
アクセス
オアフ島の南東に位置しており、The Busを使って行くことができます。
The Busでは、Aalapapa Dr + Kaelepulu Drのバス停を目指して、着いたら歩いて4分ほどでトレイルの入口に着きます。
ホノルルからの所要時間は90分ほどです。
ピンク・ピルボックス
ナナクリという街の近くにあるのが、ピンク・ピルボックスです。
なぜピンクという名前が付いているのかというと、ピルボックス全体がピンク一色でデザインされていることに由来しています。
諸説ありますが、乳がんのためのピンクリボン活動を広めるためだ、とも言われています。
スポットの特徴
オアフ島のようにリゾートアイランドのなかに、ピンク一色の建物があったらまず目立ちますよね。
それが逆に自然とのコントラストを生み出していて、特に昼間は日差しに照らされるなかでも存在感を解き放っています。
そして、中に入ると細い窓があるので、そこから外を覗くと限られた視界のなかで戦時中にどこを見張っていたのかがよく分かるでしょう。
アクセス
レンタカーで行く場合には、高速道路ハワイ1号線を西に進んで、93号線に乗り換えて向かいますが、入口近くに看板がないので場所に気を付けながら運転をしてください。
ホノルルからは45分ほどかかります。
The Busで行くときは、Farrington Hwy + 87-1470のバス停で下車すると、そこからは徒歩2分で入口に着きます。
ホノルルからは、1回バスを乗り換える必要があるので約70分を見込んでおきましょう。
エフカイ・ピルボックス・ハイク
ノースショアにあるのが、エフカイ・ピルボックス・ハイクです。
登山道には、テーブル付のテーブルが置かれていて、休憩しながら自分のペースで登ることができます。
木々に囲まれている道中は、ハワイの日差しを遮ってくれるので、暑さを抑えられ、比較的ハイキングに適したルートになっています。
スポットの特徴
屋根に大きなピースマークが書かれているのが特徴です。
そして、入口が古代の雰囲気を醸し出しており、異世界を訪れているような気分にさせてくれます。
目の前には、ノースショアの美しいビーチが広がっていて、旅の疲れを一瞬で癒してくれることでしょう。
アクセス
レンタカーで行くときは、高速道路ハワイ2号線を北に進みます。
入り口はエフカイビーチ近くにあるので、場所は見つけやすいですよ。
The Busを利用する場合は、55番に乗ってKamehameha Hwy + Opp Sunset Beachバス停から徒歩1分ほどで着きます。
ホノルルからThe Busで行く場合は、約2時間かかるので、55分ほどで着くレンタカーのほうが移動時間は短く済みます。
プウ・マエリエリ・トレイル
オアフ島に東側に位置するカネオへ地区にあるのが、プウ・マエリエリ・トレイルです。
人気度は他に比べてやや低めではありますが、このピルボックスからの眺めは他に劣らずとても美しいものです。
スポットの特徴
神様が丘を削り取ってできたというハワイ神話があるこの地区にふさわしい神秘的なトレイルとなっています。
片道で50分ほどかかるのでやや長い距離ではありますが、平坦な道が多いのでハイキング初心者でも安心して行くことができます。
アクセス
レンタカーで行く場合は、Koolau Centerのショッピングセンターを目指してください。
そこの駐車場から徒歩5分ほどで到着です。
The Busの場合は65番に乗って、Hui IWA St + Hui Alaiaha Plのバス停で下車すると、そこから徒歩10分ほどで到着します。
ホノルルからレンタカーでは25分ほど、The Busでは1時間ほどです。
ピルボックスに向かう際の服装や注意点
オアフ島にあるトレイルは初心者でも気軽に行くことができますが、しっかりと水分補給ができるように水分は必ず携帯しておきましょう。
また、暑くても歩きやすいスニーカーなどを履き、洋服も木々に当たって擦り傷を作らないためにも薄手の長袖などを着ておくと良いでしょう。
おすすめのツアー
絶景ハイキングツアー ピンク・ピルボックス&マーメイドケイブ&コオリナ地区
オアフ島の西海岸にある近代美術と自然が造り出した洞窟を巡るツアーで、1日のんびりとハワイローカルを楽しむことができます。
ランチ付きのお得なプランで、日本語ガイドを聞きながらハワイについて詳しく知る良い機会になりますよ。
まとめ
オアフ島のピルボックスについてご紹介しましたが、いかがでしたか。
日本ではあまり馴染みのないピルボックスですが、ハワイの歴史を肌で感じるという意味でも訪れる価値があるでしょう。
また、スプレーアートを芸術の一部と受け入れているからこその、歴史と近代の調和をぜひ楽しんでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。