ワイパフでオアフ島のローカルな魅力を感じよう！街の魅力やおすすめの観光スポットをご紹介

ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島

ハワイには世界中から観光客が集まりますが、その中でもオアフ島は最も多くの人が訪れます。海やビーチはもちろん、山や渓谷、滝などの大自然で気軽に体験できるアクティビティが豊富です。

 

オアフ島ってどんなところ

オアフ島はハワイの島々の中で3番目に大きな島で、ハワイの人口のほとんどが住んでいるにぎやかな島です。年間を通して気温が24℃～30℃程度で安定していて、季節は大まかに夏（乾季）と冬（雨季）に分かれます。

冬は雨季になりますが、にわか雨程度なので海や山のアクティビティを一年中楽しめます。雨が上がると虹が現れることが度々あるようです。

 

オアフ島への行き方

オアフ島へは直行便で6.5時間～7時間ほどです。

出発する空港により飛行時間が変わるのと、帰りは気流の関係で1時間ほど長くかかります。夕方から夜中にかけてのフライトが多く、日付変更線を通過して早朝から遅くともお昼にはホノルルへ到着します。

 

オアフ島の魅力

オアフ島にはビーチリゾートならではのザ・ハワイを楽しめる中心エリアから、何軒もの豪邸が立ち並ぶセレブのカハラや、ディズニーリゾートなどがある話題のコオリナ、地元の人の暮らしを垣間見られる懐かしい雰囲気のノースショアなど、オアフ島の中でもそれぞれのエリアで特色があります。

 

美しいビーチと広大な大自然

オアフ島には美しいビーチがたくさんあります。ワイキキビーチは約3キロに渡って広がり、ダイヤモンドヘッドがビーチの向こうから見守っているかのように横たわって見えます。

ビーチ沿いにはリゾートホテルが立ち並び、オーシャンビューやダイヤモンドヘッドを一望できる部屋に泊まれば、滞在中は美しい眺めを楽しむことができるでしょう。

また、都会の喧騒から離れた大自然を楽しむことができるのがオアフ島です。クアロアランチなどの郊外に出れば神聖な土地と崇められたエリアでジャングル体験などの違った体験もできるでしょう。

 

世界有数のリゾート地

ワイキキに初めてホテルが建ったのは1901年のモアナホテルです。その後は徐々にホテルや商業施設が集まり、ビーチリゾートとして発展してきました。

そのモアナホテルは今でもモアナ・サーフライダーとして多くの人が憧れるラグジュアリーホテルとして健在です。中庭には樹齢100年のバニヤンツリーが存在感を放っています。

そんな歴史のあるリゾートホテルからオープンしたばかりのホテルまで、歴史あるものと新しいものが融合した世界有数のリゾート地です。

 

ショッピングやレストランもおすすめ

オアフ島ではショッピングやレストラン巡りも楽しめます。アラモアナセンターやアウトレットモールなどのハイブランドのお買い物から、ウォルマートやドン・キホーテで地元の雑貨やお菓子を見てみたり、朝市などのファーマーズマーケットでメイド・イン・ハワイのお土産を探してみたりと、行く先々で楽しむことができます。

また、人気のパンケーキ店に並んでみたり、老舗のベーカリーで人気のスィーツを買ってみたり、南国ならではのトロピカルなドリンクを味わったりなど、ちょっとしたおやつから素敵なレストランまでどこで食事をしようか迷うほどの選択肢です。

 

ワイパフってどんなところ

オアフ島中央南部に位置するワイパフは、ワイキキから西の方へ車で約30分のところにあります。ワイパフという言葉に馴染みのない人でも、ワイケレ・プレミアム・アウトレットは聞いたことがあるかもしれません。

今ではそのアウトレットや世界に名の知れたゴルフ場が名所になっているワイパフは、昔は砂糖のプランテーションで栄えたことでも有名です。パールハーバーなどの観光名所もこのエリアにあります。

 

ワイパフへのアクセス

レンタカーの場合は、ワイキキからH-1に乗りパールハーバー方面へ行きます。パールシティ、H-2との分岐を越えると次がワイパフです。

路線バスではワイキキから42番バス、アラモアナから40番バスがワイパフまで走っています。

 

ワイパフの魅力

オアフ島の魅力はリゾートだけではありません。歴史のあるワイパフまで足をのばせば、また違った魅力に出会えます。

 

ローカルな雰囲気を感じられる

ウォルマートやドン・キホーテなど地域の生活に密着したスーパーやフィリピン系の市場があります。市場では生産者直売の野菜や水揚げされたばかりの魚介類、惣菜店やベーカリーなどの軽食を提供している食堂などもあり、地元の人々の生活を感じられます。

またアロハスタジアムで行われるスワップミートでは、400店ものローカルショップが出店しているので掘り出し物のお土産を購入できるかもしれません。

 

歴史を感じられる

ハワイ王国の終わりごろには砂糖産業が栄えており、ワイパフはプランテーションが栄えた地でもあります。

そのサトウキビ農園の労働力として海外から移民を招き入れた歴史があり、ワイパフにあるプランテーション博物館ではその当時の様子や移民たちの生活を再現しています。ハワイの歴史を感じることができるでしょう。

 

ハワイの新たな魅力を発見できるかも

このように定番のハワイ観光とは一味違うハワイを感じ、新たな魅力を発見できるのがワイパフです。

 

ワイパフで人気の観光スポット

そんなワイパフでお勧めの観光スポットをご紹介します。

 

ハワイ・プランテーション・ビレッジ

ワイパフにはハワイ・プランテーション・ビレッジという野外博物館があります。

1900年代初頭に砂糖産業が盛んになるにつれて多くの労働者が必要になり、サトウキビ農園の労働力として海外から移民を多く招き入れました。

ここではそんなプランテーション時代の移民の暮らしぶりを垣間見ることができます。沖縄を始めとする日本や中国、ポルトガル、フィリピンなどからハワイに渡った移民たちが暮らした家を再現し、移民たちが利用した商店や、床屋、管理事務所なども見学できます。

 

人気の理由

当時の人たちの自給自足のシンプルな生活や、当時の街並みを散策できる1時間半のガイドツアーがあり、その後にはタロイモ、プルメリア、キマメ、サトウキビなどの特産品を試し、購入することができます。

10月の週末にはスペシャルお化けプランテーションツアーなどのハロウィンイベントが行われます。大人の入場料は15ドル、4歳～11歳までのこどもは6ドル、3歳以下の入場料は無料です。

 

アクセス

ワイキキから車でお越しの場合は、H-1を西方向に進み7番出口（ワイパフ）で降ります。

出口を出て信号を左折しパイワストリートに入り、そのまま道なりに進みます。5つ目の信号を右折してワイパフストリートに入ってください。ワイパフストリートを進むと左側に金網の柵が出てくるので、そのまま進むと入り口に着きます。

ハワイ・プランテーション・ビレッジという看板が目印です。バスの場合はアラモアナショッピングセンターまたはホノルルのワイキキから、42番バスに乗ってワイパフまで行きます。

また、ワイキキのクヒオ・アベニューの4か所のバス停からEと呼ばれるエクスプレスバス（急行バス）に乗ると早く到着できるので、こちらもおすすめです。ワイパフ・トランジットセンターで降りて乗り換えるか、そこから徒歩になります。

徒歩は約10分、43番バス（月～金のみ）利用の場合は最初の停留所、432バスの場合は3つ目の停留所が最寄りのバス停です。

 

ワイケレ・カントリークラブ

ワイケレ・カントリークラブは世界的に有名なデザイナー、テッド・ロビンソンによって設計されたゴルフコースです。大小複数の池や滝などが散りばめられた美しいコースで、パールハーバーや太平洋などのハワイの景観を眺めながらプレーできます。

 

人気の理由

ここのゴルフコースが人気の理由はいくつか考えられますが、ゴルフコースデザインのスペシャリストであるテッド・ロビンソンが手掛けたことや、リゾート感があるのに料金が良心的なので利用しやすいというのもあるでしょう。

それから、アウトレットモールの隣でワイキキからも約30分という便利な場所であることや、クラブハウス、レストラン、練習場、ゴルフアパレルショップにレンタルサービスなど設備やサービスが整っていることなども理由の一つでしょう。

 

アクセス

ワイケレ・カントリークラブはワイケレ・プレミアム・アウトレットの隣で、ワイキキから30分ほどのところにあります。ゴルフ開始時間を考えると、レンタカーやタクシーで行くのがよいでしょう。

ワイキキ方面からレンタカーで行く場合は、H-1を西方向に進み7番出口を出てパイワストリートを右折します。0.4マイルほど走ると、右手にワイケレ・カントリークラブの案内が見えるのでそれを目印に、直前のパイオアプレイスという通りを右折して入って行くと、ワイケレ・カントリークラブの入り口に着きます。

 

ワイケレ･プレミアム･アウトレット

オアフ島のアウトレットといえば「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」。ワイキキからは車で30分ほどの距離にあり、オアフ島で唯一のアウトレットです。

規模はそれほど大きくないですが、とにかく安いのでショッピングが目的の人には外せないところです。

 

人気の理由

アメリカのブランドを中心に50以上の店舗が入っており、商品によっては日本で購入する価格の6割～7割引きとなっているものもあります。

また、ハワイ限定アイテムなども手に入れることができるかもしれません。シャトルチケットやJCBカードを見せるとクーポンブックが貰えるので、インフォメーションセンターには必ず立ち寄ってみましょう。

 

アクセス

車での行き方は、H-1を西方向に進み7番出口で降りて右に進み、北に1ブロック進んだところです。

バスで行く場合は、ワイキキのクヒオ・アベニューのバス停から出ているエクスプレスバス（急行バス）に乗るといいでしょう。カントリーエクスプレス！エバ・ビーチ行きの西方面（アラモアナ方面）です。

クヒオ・アベニューで停車するバス停は4か所なので、バス停の看板に「E」と書かれているかどうか確認してください。

H-1フリーウェイ（高速道路）を降りたら最初のバス停（Paiwa St＋Hiapo St）で下車します（約1時間程度）。向かい側のバス停から433番バスに乗車して2つ目の停留所で降りれば、道路を挟んで向かい側にワイケレ・プレミアム・アウトレットがあります。433番は時間帯によっては40分間隔なので、元気な人は歩いてもいいでしょう。

また、ワイキキからアウトレットモール行きの観光トロリーも出ていますので、そちらを利用する観光客もたくさんいます。

 

ホノルル・キッチン

ホノルル・キッチンはマナプアの人気店です。マナプアとはハワイ風の肉まんで、中国系移民が定着させました。赤いチャーシューが入っているのが定番です。

 

人気の理由

ホノルル・キッチンのマナプアのメニューはなんと32種類！ギョーザやハニーチキンなどのおかず系からデザート系まで種類が豊富です。

またこのお店ではマナプアの試食もできるので、初めての方でも安心して選ぶことができます。揚げマナプアは通常より小さいサイズですが、揚げたての表面はサクサクの状態でおすすめです。

 

アクセス

車で行く場合は、H-1を西方向に進み8B出口で降りて、ファーリントンハイウェイを左に曲がり道なりに進みます。アワラウストリートが出てきたらその左側にあるモールに入ってください。

そこにホノルル・キッチンがあります。所要時間は約30分です。

路線バスでワイキキから行く場合は「E」という急行バスで行くのがおすすめです。「E」は急行（Express）なので、停まるバス停が限られています。バス停の看板にEが載っているか確認してくださいね。

ワイパフ・トランジットセンターで下車して、徒歩4分です。所要時間は1時間20分ほどです。

 

タニオカズ・シーフード＆ケータリング

ハワイNo.1ポキのお店と噂のお惣菜屋さんです。

開店前から行列ができるほどで、ポキはもちろん、それ以外のお惣菜も種類が多く美味しいお店です。行列は長いですが、回転が早いのでそれほど苦にならずに買えます。

アウトレットに行く際やバスの乗り換えついでに購入してもいいかもしれません。

 

人気の理由

毎朝市場で仕入れるというマグロは新鮮で食感が良いです。

現代的な地元の味とプランテーション時代のノスタルジックな料理の融合を味わえます。地元の人に交じってローカル気分に浸るのもいいですね。

14時を過ぎるとポキが品薄になるので、早めに行くのがおすすめです。ポキは2種類あり白米か玄米かを選ぶことができます。

また、追加代金で酢飯への変更も可能です。「スパイシーアヒポキ」や「ショウユアヒポキ」の定番の2種類が特に人気があります。

 

アクセス

車で行く場合は、H-1を西方向に進み8B出口で降りて、ファーリントンハイウェイを左に曲がり道なりに進みます。小さな川を越えると同時に左折でモールに入るか、アワラウストリートを左に曲がっても入れます。

先に紹介したホノルル・キッチンと同じモールです。路線バスでワイキキから行く場合は「E」という急行バスで行くといいでしょう。

急行バスなので停まるバス停が限られています。

バス停の看板で急行バスが停まるか確認してくださいね。ワイパフ・トランジットセンターで下車して徒歩4分です。所要時間は1時間30分ほどです。

 

オアフ島ではアクティビティ体験が人気

オアフ島では初めてのアクティビティでも安心してチャレンジすることができます。気になっていたものがあれば、この機会に体験してみるといいでしょう。

 

おすすめのツアー

おすすめツアーを3つご紹介します。

 

体験ダイビング
幻の島カネオヘ湾サンドバーから出発

浅瀬が広がることで有名なサンドバーの周辺は絶好のダイビングポイントです。サンドバーから出発して、カラフルな熱帯魚がひしめくサンゴ礁ポイントへご案内するツアーです。

日本人インストラクターが同行し、初めての方も安心できるように水面で練習をして徐々に水に慣れていく時間を取るので安心して参加できます。慣れてきたところで最初の30分間のダイビングです。たくさんの魚や、運がよければウミガメにも会うことができます。

2本目も同じく30分～40分ほど潜ります。1本目で慣れているので、2本目は海の景色を楽しむ余裕ができるでしょう。終了後に船の上で軽食やドリンク休憩タイムがあり、その後に戻ります。料金は188ドルです。

 

スカイダイビング

パシフィックスカイダイビングセンターによるスカイダイビングツアーです。酸素補給なしで上がれる最高高度4000メートル以上からのスカイダイビング！

約1分間のスリル満点のフリーフォールと、パラシュートを開いた後のダイヤモンドヘッドやパールハーバーなどのハワイの絶景を楽しめます。日本語の案内もあるので安心です。料金は197.91ドルです。

 

乗馬体験　ノースショアの海辺を散歩

ノースショアにあるハワイ・ポロ・オーシャンフロント・トレイル・ライズで海辺を乗馬体験するツアーです。ノースショアの白い砂浜で潮風の中、馬に揺られながら進むのは気持ちがいいです。

ポロ競技のために訓練された馬なので安心して乗馬を楽しめます。このツアーのポイントはサンセットを楽しめることです。青い空がだんだん夕日色に変わり、山や海の色まで染まっていきます。そんな中を馬に揺られて波音を聞きながらとっておきの時間をお楽しみください。

※お天気によって夕日は見えない場合があります。料金は123.56ドルです。

 

まとめ

ワイパフについてご紹介しましたが、いかがでしたか。

定番のハワイ観光も楽しいですが、ワイパフ方面に来るとハワイの歴史や多様な移民の文化に触れることもでき、一味違う旅の思い出ができるのではないでしょうか。お買い物ついでにワイパフも散策してみてくださいね。