
【ハワイ島】 ハワイ島の4月 春の訪れを感じよう
目次
ハワイ島の4月
春の訪れを感じよう
ちょうど雨季と乾季の変わり目にあたるハワイ島の4月は、大部分を夏と呼ぶこともあります。
気温が上がり、紫外線指数も高くなるので初夏の風を感じることでしょう!
そんな移ろいを見せる4月のハワイ島にはどんな魅力が詰まっているの、詳しくご紹介していきます。
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
今から約50万年前、海底火山の噴火によって形成されたハワイ島は、ハワイ諸島の中でも最も新しい島にあたります。
ハワイ諸島で一番の大きさを誇るため、ハワイやアメリカの人々からは「ビッグアイランド」という愛称で親しまれています。
ハワイ島ってどんなところ
観光スポットを巡ったり美味しいグルメを楽しんだりと、旅行に行ったらやりたいことはたくさんありますよね。
そのどれもを満たすことができるのがハワイ島です。
ハワイの文化や歴史に関わるスポットはもちろんのこと、大自然の力を感じることができるパワースポット、さらにはアクティビティを思いっきり楽しめる場所など老若男女問わず最高の思い出を作ることができる島なのです!
ハワイ島への行き方
<日本から直接ハワイ島へ行く場合>
・羽田―コナ国際空港(ハワイアン航空) 所要時間:行き 平均7時間20分 帰り 平均10時間
・成田―コナ国際空港(JAL) 所要時間:行き 平均7時間50分 帰り 平均8時間45分
<ホノルル空港(オアフ島)で乗り継ぐ場合>
・ホノルル空港―コナ国際空港(ハワイアン航空、サウスウエスト航空) ハワイアン航空:所要時間約50分 1日10~19便 サウスウエスト航空:所要時間50分前後 1日4便
・ホノルル空港―ヒロ空港 ハワイアン航空:所要時間約55分 1日7~12便 サウスウエスト航空:所要時間1時間前後 1日4便
※日本―ホノルルまでは約7時間、乗り継ぎ時間は2~3時間をみて、最大10時間程度。
ホノルルからハワイ島へ行く場合は、プランによってコナ国際空港かヒロ空港を選択しましょう。
コナ国際空港は、観光街やホテルに近いので到着後スムーズに観光したい人におすすめです。
ヒロ空港はダウンタウンに近く、火山へのアクセスがしやすいため火山観光をしたい人におすすめです。
ハワイ島の魅力
ハワイ島にはリゾートや観光とはまたちがった魅力がたくさん詰まっています。
ポイントは5つ!それぞれ詳しく見ていきましょう。
手付かずの大自然
ハワイ島の最大の魅力は何と言っても壮大な自然!
ワイピオ渓谷・アカカの滝・キラウエア火山は、ハワイ島の三大名所と呼ばれるスポットで、自然がつくり出したままの姿を今も雄大に魅せてくれます。
火山地帯ならではのむき出しの溶岩や、海底火山の噴火によって形成された島の造形、いくつもの気候が生み出した豊かな自然が育む命の営みの中でひと時を過ごせば、日ごろの疲れを癒しパワーを補給することができるでしょう。
迫力満点の火山
ハワイ島には5つの有名な火山があります。標高4205mで最も高いマウナケア山、フアラライ山、コハラ山、そして世界遺産に登録されているキラウエア山です。
既に活動をしていない死火山もありますが、キラウエアは活火山としてまだまだ火山活動を行っており、最近では2019年に噴火しています。
こうした火山たちがつくりだす大地の造形や今も活動している息吹がハワイ島の迫力ある自然を感じさせてくれます。
美しいビーチ
ハワイと言えばやはり南国の海ですね!美しい海を目当てにハワイに足を運ぶ人も少なくないはずです。
ハワイ島ももちろん美しいビーチが魅力の一つです。
ショッピングやグルメもおすすめ
コナ国際空港があるコナ地区のメインストリート「アリイ・ドライブ」には、観光客におすすめのショップがたくさん並んでいます。
また、ハワイ島の豊かな農作物を使ったグルメもおすすめです。
コナでは特に、コナ・コーヒーやコナ・ビールが有名!美味しいドリンクを片手に、食べ歩きなどいかがでしょう?
文化や歴史を学ぼう
ハワイ島にはハワイの歴史や文化を知る上で重要な観光スポットがたくさんあります。
ケアラケクア湾州立歴史公園は、ハワイの原点を知る上で大切な場所です。
かつて西洋人として初めてハワイ島に訪れたキャプテン・クックが上陸した場所と伝えられているのです。
ハワイ島の4月とは
ハワイ島には世界にある17の気候区分の内の15種類が存在するといわれています。
このため、行く場所によって気候が大幅にちがうということも多々あります!
そこで観光でよく訪れる場所5か所をピックアップして、それぞれの気温を紹介しながら4月のハワイ島の魅力について触れていきます!
ハワイ島の4月の気候・料金
ヒロ | 18.2℃ | 26.3℃ |
コナ | 18.7℃ | 26.9℃ |
キラウエア山 | 18.7℃ | 25.7℃ |
ワイメア | 13.4℃ | 21.7℃ |
マウナケア山 | 6.1℃ | 19℃ |
オアフ島(ホノルル) | 21.6℃ | 28.7℃ |
平均最低気温を見るとどの地域も20℃を下回りますので、朝晩は冷え込むことがわかります。
降水量は雨季の中でも少ない方で、40㎜程度。ただし、地域によって雨量は異なります。
時期としては、GW手前まではオフシーズンとなりますので、割安でハワイ島に行くことができます。
4月のハワイ島の服装と持ち物
4月のハワイ島の気候に合わせた服装と必要な持ち物を紹介していきます。
4月に適した服装
4月はやや気温が高くなり、夏の兆しが見えてきます。
しかし、最低気温に見るように朝晩は冷え込むことが予想されますので、しっかりと防寒着を用意しましょう!
日中も場所によって寒さを強く感じる場合があるので、いつでも羽織れるようなカーディガンやパーカーなどがあると良いです。
ハワイ島の場合は、自然散策が多くなると思いますので、歩きやすいスニーカーなどを準備しておきましょう。
4月の持ち物
通常の旅行とそれほど変わらず、必要な物を用意しましょう。
雨季ということで雨が心配な人は、雨具を準備しましょう。歩きやすいスニーカーは必須です!
4月のハワイ島の楽しみ方・注意点
4月のイベントと合わせて楽しみ方と注意点を紹介していきます。
楽しみ方
<4月ハワイ島のイベント>
・メリー・モナーク・フェスティバル(ヒロ)
・ラウパホエホエ・ミュージック・フェスティバル(ノース・ヒロ)
3月下旬から4月上旬にかけてヒロで開催されるメリー・モナーク・フェスティバルは、伝統的なフラの祭典です。
世界最大規模とされるフェスティバルでは、世界中から集まったフラダンサーがパフォーマンスを披露します。
この時期にヒロに足を運んだなら是非見に行ってみてください!
注意点
ハワイ島内は基本的にレンタカーで移動することになります。交通ルールが日本とは大幅にちがうため、事前にしっかりルールを確認しておく必要があります。
また、観光客が少ない地域では犯罪に巻き込まれないように一人での行動を避け、複数で行動することを心がけてください。
4月におすすめのアクティビティ
4月のハワイ島で楽しめるおすすめのアクティビティを5つ紹介します!
溶岩ツアー
ハワイ島といったら、火山をじっくり見てみたいですよね。
そんな時におすすめなのが、溶岩ツアーです!
ハワイ島で大人気の火山を楽しむことができるアクティビティの一つ、溶岩ツアーは日本人観光客にも大人気です!
楽しみ方・魅力
ハワイ島の火山といえばキラウエア火山が有名ですが、この場所で火山活動を肌に感じることができる溶岩ツアーがたくさん催行されています。
ツアーによって様々な特徴がありますが、一日をかけてじっくりキラウエア火山を探索するものや午前や午後のみのライトなものまで自分の体力に合わせて選ぶことができます。
ハワイ島ならではの体験をしたいなら絶対におすすめのアクティビティです。
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターに乗ってハワイ島の様子を空から観察できるアクティビティです。
楽しみ方・魅力
地上でワイピオ渓谷を散策するツアーは様々ありますが、それとは違った体験ができるのがヘリコプターでの遊覧です。
ワイピオ渓谷は王家の谷と呼ばれ、歴史も深い場所です。神聖な土地の輝きは見る人の心をつかんではなしません。
乗馬
馬に乗ってゆったりとハワイ島の大自然の中を散策できる乗馬ツアーは、非日常を体験できるアクティビティとして大人気です。
楽しみ方・魅力
ハワイ島で大人気の観光スポット、ワイピオ渓谷を馬に乗って散策できるツアーがあります。
渓谷内を彩る緑に囲まれて時々あらわれる水辺を通り、森林浴を楽しみます。
乗馬は1時間半程度のコース、マイナスイオンに包まれながらゆったりと進むことで心身ともにリフレッシュできます。
パラセーリング
ハワイ島の海と空を同時に満喫できるパラセーリングは、アトラクションのような面白さを持つアクティビティです!
楽しみ方・魅力
天気が良いタイミングでパラセーリングに挑戦すると、最高の景色を楽しむことができます。
スカイダイビングとなるとかなりの高さになるので怖いイメージがあるのでなかなか挑戦しにくい人もいると思いますが、パラセーリングなら高度は最高400m以下!
しかも座った状態で空を飛ぶことができるので、安心して空の散歩を楽しむことができます。
ジップライン
大自然の中をジップで滑走するジップラインは、ハワイで楽しみたいアクティビティの一つです!
深い森の中や滝のしぶきを感じながら滑走する爽快感は言うまでもありません。
楽しみ方・魅力
ハワイ島にはいくつかジップが張り巡らされているジップラインスポットがあります。
その中でもコハラにあるスポットは特に人気です!
ハワイ島の自然という自然を全身で楽しみながら、思いっきりリフレッシュすることができるのが大きな魅力です。
4月のハワイ島のおすすめ観光スポット5選
4月におすすめの観光スポットを5つ紹介します。
キラウエア火山
キラウエア火山は世界遺産にも登録されているハワイ島随一の観光スポットです。
ハワイ神話の火の女神ペレが住んでいるといわれ、ハワイの文化を感じることができる場所でもあります。
おすすめポイント
せっかくキラウエア火山に足を運ぶなら、その土地にまつわる神話やハワイの歴史についても学んでみたい!という人もいると思います。
そんな人におすすめなのが、ガイド付きのハイキングツアーです。
漫然と景色を眺めるだけでなく、様々な知識を身に着けながら興味を持って散策を進めることができます。
アクセス
<レンタカー>
・コナ地区から2時間程度
・ヒロ地区から1時間程度
<おすすめアクセス方法>
ヒロ国際空港でレンタカーを借りてハワイ火山国立公園へ行くのが最短ルート
マウナケア山
マウナケア山は標高4205mもあるハワイ島で一番高い山です。
山頂には時々雪が降り積もり、ハワイとは思えぬ光景を生み出します。高さと寒さが生み出す澄んだ空気が、無数の星たちの光を届けてくれます。
おすすめポイント
マウナケア山は晴天率が高く、1年間で300日も晴天の日があります。
このため、どんな時期に行っても雲の無い美しい空を仰ぐことができる可能性が非常に高いのですが、さらに美しい空を見るためには、新月の日を狙いましょう。
あらかじめ調べてから新月の日を狙ってマウナケア山にのぼると、より美しい夜空を見上げることができます。
アクセス
<レンタカー>
・コナ国際空港から車で3時間程度
・ヒロ国際空港から車で2時間半程度
※無料駐車場あり
アカカの滝
ハワイ島の三大名所に数えられるアカカの滝は、アカカ滝州立公園にあります。
約134mの落差がある迫力ある滝は、ハワイ島で最も人気のある滝スポットです!
おすすめポイント
アカカ滝州立公園の入り口から滝までは整備されたトレイルコースを進んでいきます。
下から眺めるアカカの滝は迫力満点!大量の水が流れ落ちる滝つぼはマイナスイオンが充満し、心身をリフレッシュすることができるポイントです。
アクセス
<レンタカー>
・ヒロ中心部から車で30分程度
レインボー・フォールズ
レインボー・フォールズは、その名の通り虹がかかる滝のことを指します。
虹がかかる3つの滝は神秘的な場所として知られ、多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。
おすすめポイント
ヒロのダウンタウンから車で10分程度進むと、ワイルク川に落ちるレインボー・フォールズという滝に出遭うことができます。
この滝はただの滝ではなく、条件がそろえば虹のかかる滝の姿を拝めるということで人気のスポットです。
いつでも虹を見られるわけではありませんが、虹がかからなくても雄大な滝の姿は圧巻です。
アクセス
<レンタカー>
・ヒロ「ダウンタウン」から車で10分程度
サウスポイント
サウスポイントとは、アメリカ最南端のスポットを指します。
ハワイ島の南海岸に位置し、広大な海を眺めることができる場所です。
おすすめポイント
アメリカの最南端の地であるサウスポイントは、地元ではカ・ラエ岬と呼ばれています。
ハワイ島の南海岸は、非常に風が強く海水浴などにはあまり向かないビーチです。
サウスポイントやグリーンサンドビーチを散策するトレイルツアーも人気となっています。
アクセス
<レンタカー>
・ナアレフから車で約30分
4月に楽しめるおすすめのツアー
4月のハワイ島でおすすめのツアーを3つ紹介します。
キラウエア火山 ヘリコプター遊覧
キラウエア山には色々な楽しみ方がありますが、溶岩が流れなくなってしまった今おすすめなのがヘリコプター遊覧ツアーです。
雄大な火山の姿を上空から眺めることができ、大きな火口の様子も見ることができます。
火山だけでなく、大自然がつくり出したありのままのハワイ島の姿を目に焼き付けることができて、非常におすすめのツアーです。
ハワイ島 コハラジップライン
ハワイ島の自然を直に感じて心身共にリフレッシュしたいなら、存分に身体を動かせるジップラインがおすすめです。
コハラには9本のジップラインが張り巡らされており、熱帯雨林の中をムササビのように飛び回る体験をすることができます。
また、コースによってはマイナスイオンたっぷりの滝つぼで遊ぶこともできるので、お子さん連れにもおすすめのツアーです。
ハワイ島 パラセーリング
ハワイ島の海と空を一度に満喫できるのがパラセーリングです!
カイルア・コナを出発し、海上を走るジェットスキーから雲一つない空へと飛びあがります。
大空を飛ぶ爽快感は他に代えがたいものがあります!
複数名で一緒に体験できるというのも嬉しいポイントです。
まとめ
4月のハワイ島は、雨季から乾季にかわる季節の変わり目です。
徐々に夏らしさを帯びていく中で感じられる雨季の名残、そんな移ろいを体験できる唯一の季節でもあります。
特にレインボー・フォールズなどは、川の水量と天気の条件が合わなければ美しい景色を見ることができないので、ちょうど雨季と乾季が入り混じる4月はおすすめの時期です。
オフシーズンなので割安で行けるのも嬉しいポイント!せっかくなら料金が上がるGW前に行ってしまいましょう。