オアフ島のおすすめのドライブコース5選!レンタカーを利用して快適な旅を楽しもう
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
突然ですが、みなさまはオアフ島についてどれくらいのことをご存知ですか?オアフ島は130以上の島々で構成されたハワイ諸島に属していて、8つある有人島のうち1つです。
ハワイ諸島にはハワイ島という島がありますが、実は日本において一般的にハワイと認識されている観光地はハワイ島ではなく、このオアフ島の方なのです。
今回はそんなオアフ島についてご紹介しつつ、オアフ島観光を楽しむのにピッタリなレンタカーでのドライブをご案内していきたいと思います。
オアフ島ってどんなところ
まず、オアフ島について基本的な情報を見ていきましょう。面積1,545平方km、人口が約98万人です。
オアフ島の中心都市は、アメリカのハワイ州の州都であるホノルルであり、ホノルルはハワイ州の政治、経済、観光などすべての中心地でもあります。
オアフ島はアメリカの一部ではありますが、その文化は1800年代の末頃まで存続していたハワイ王国のものを引き継いでいるという特徴が。各地に残る史跡、歌や踊りなどの伝統芸能からは、今でも当時の面影を感じとることができます。
オアフ島への行き方
オアフ島にアクセスする際は飛行機の利用が必須。島の玄関口であるホノルル空港に向けて、日本からは成田、羽田、中部国際、関西国際、福岡、新千歳の6空港から直行便が出ています。
航空会社もANA、JALといった大手からLCCまで幅広く、価格や時間の融通を利かせやすい点が魅力です。フライトは往路7時間、復路9時間が目安で、日本との時差は19時間ほどとなっています。
オアフ島の魅力
オアフ島には無数の魅力がありますが、その中でもまず特筆しておきたいのが気候の温暖さ。
ハワイには常夏のイメージをお持ちの方も多いのではないかと思いますが、実際そのイメージは誤りではありません。年間の平均気温はなんと24℃前後と、日本で考えるとほぼ夏日。
最も寒くなる1月に訪れても最高気温の平均は25℃以上をマークしていることが多く、どの時期でも夏服で過ごすことができます。
世界中から寒さをしのぐための避寒地として多くの人々が訪れる地であり、リゾート地としてはこれ以上ないほど良好な環境が整っていると言えるでしょう。
美しいビーチと広大な大自然
気候が温暖となれば、訪れる人々の目が海に向くのは自然な流れです。そんな人々の期待に応えるかのように、オアフ島の海や浜辺は世界的に見ても有数の美しさを誇っています。
大気同様に温かなハワイの海水温はサンゴに満ちた美しい海中景観を育み、サンゴの光合成による作用から、海の透明度が高められています。サンゴは熱帯魚たちの住処ともなるため、オアフの海はさながら天然の水族館。
さらにウミガメやクジラといった珍しい生き物たちの姿を見ることもでき、そのロケーションは数ある世界の観光地の中でも随一のものだと言えるでしょう。そんな海を臨んだ浜辺には白く美しい砂浜が広がり、海辺は楽園めいた様相を呈しています。
また、陸地には浜辺だけではなく、山や丘、渓谷に広がるジャングルまで、多種多様な自然景観が織り成されている点も大きな魅力です。
世界有数のリゾート地
良質な観光環境が整ったオアフ島へは、毎年のように多くの人々が休暇を過ごしに訪れます。その数は多い年だと、なんと年間に1000万人以上を記録。大勢の人々が足を運べば、その土地の観光業のレベルもより洗練されていくもの。
名だたる有名ホテルが並び、切磋琢磨することで進化を遂げ、それに引っ張られるように、価格帯に関わらず、多くの宿泊施設が良質なサービスを提供しています。
アクティビティ、ツアーなど観光客向け接客業のレベルが総じて高く、オアフ島にあるすべてが観光客を温かく出迎えてくれていると言っても過言ではありません。
ショッピングやレストランもおすすめ
さらに、充実のショッピングを楽しむことができるのもオアフ島の大きな特徴。ホノルルをはじめ、オアフ島には大規模なショッピングセンターがいくつも軒を連ねています。
アラモアナセンタ―やロイヤルハワイアンショッピングセンター、インターナショナルマーケットプレイスなど、多種多様なお買い物環境には驚かされること請け合い。
それらのショッピングセンタ―は、商品ラインナップも豊かで、有名ハイブランドからローカルなファッション、お土産品から地元の方々向けの日用品から食材まで、どんなものでも勢揃いです。実際にお買い物をしなくても、見て回るだけで非常に楽しい時間を過ごすことができますよ。
また、ロコモコ、ガーリックシュリンプ、マラサダ、ハワイアンパンケーキなど、オアフ島はお食事からスイーツまで魅力的なグルメに溢れています。
ハワイ料理だけでなくアメリカンなものや、他にも世界中から人気店が出店している様子を見ることができ、たくさんの選択肢から選べるのも大きな魅力だと言えるでしょう。
オアフ島のドライブは最高
さて、オアフ島を訪れる際、観光客にとって最も主要な移動手段となるのがレンタカーです。
発展している土地なのでバスの経路も充実していますが、土地勘がなく、表記もすべて英語の土地でのバス利用はなかなか大変なもの。
日本とは車線が逆で、レンタカーも左ハンドルだという差異はありますが、それを踏まえてもレンタカーは非常に便利です。
そして、単なる移動手段だというだけでなく、景観の良いオアフ島ではレンタカーでのドライブは、1つの魅力的なコンテンツとして挙げられるのです。
オアフ島のドライブの魅力
では、オアフ島のドライブにはどんな魅力があるのでしょうか?次に3つのポイントをピックアップさせていただきました。
絶景に囲まれながらのドライブは最高
すでに述べさせていただきましたが、オアフ島の自然景観は世界で見ても非常に素晴らしいものだと言えます。南国の太陽に育まれた緑は美しく、海岸線の先には宝石のような海と浜辺が。
窓を開ければ清々しい海風が吹き抜けて、そんな空気を吸いながら、大自然の中を走り抜けていく体験は得難い思い出となってくれること間違いなしです。
もちろんホノルルやノースショアといった街並みもそれぞれの個性を持っており、自然のみならず、すべてのロケーションがあなたの好奇心を刺激し続けてくれるはずです。
観光スポットを効率よくまわれる
もちろん移動手段としても、レンタカーの利便性は極めて良好。
ホノルルやワイキキを観光の拠点とするのであれば、フリーウェイを辿って各方面に用意にアクセスすることが可能となります。
オアフ島のサイズ感は沖縄本島よりも一回り広いくらいであり、ほとんどの観光スポットがドライブで回るのに適度な距離感で揃っているのも見逃せないポイントです。
疲れない
なにより、海外ならではの気苦労が少ないというのは嬉しいものです。旅行慣れしている方はまだしも、初めてだったりまだ経験の少ない海外旅行中は、自分で思っている以上に常に気を張ってしまうもの。
日中は元気に過ごしていたのに、ホテルに帰ったら疲労感でへたりこんでしまった、体調を崩してしまったというケースもありがちです。
しかし、レンタカーであれば、ドライブ中の車内は限りなくプライベートに近い空間となり、気持ちを休めることもできます。移動中の手荷物の重さを気にする必要がなく、買ったものもそのまま載せて運ぶことができるのも旅行先では嬉しいポイント。海外旅行をフルに楽しむためには、レンタカーの利用をぜひおすすめしたいところです。
オアフ島で利用できるレンタカー店
そんなドライブ旅行を楽しむためには、まずはレンタカーを借りなければなりませんよね。
しかし、土地勘のない海外に何の準備もせずに行くと、レンタカー店を探すのにも案外苦労してしまうことが。利用しやすいレンタカー店をいくつかご紹介させていただきますので、ぜひ参考にされてみてください。
ニッポンレンタカー
まずチェックしておきたいのは日本人にとって安心安全の日本の企業、ニッポンレンタカー。日本の会社だけあって、日本語での接客にも対応してくれているのが嬉しいところです。
お店の特徴
旅行先でレンタカーを借りるのは国内旅行においてもよくあることですが、海外で借りる際はシステムの違いに困惑してしまうことも少なくありません。
しかし、ニッポンレンタカーを利用すれば、諸々の料金システムがわかりやすく設定されており、現金払い可、ホノルル空港の駐車場に乗り捨て無料、毎日のレンタカー税が無料といった魅力的な点がたくさんあります。返却時にガソリンを満タンにしなくても良いプランなどもあり、総じて海外旅行にピッタリな利便性の高さが特徴です。
営業時間・料金
営業時間は、7:30~18:30。
料金は車種によって幅がありますが、おおよそ1日110$〜180$となっています。
アクセス
ニッポンレンタカーのハワイ営業所は、ホノルル空港とワイキキ市内にあります。
ワイキキ営業所があるのは、ワイキキのメイン通りであるカラカウア通りとロイヤルハワイアン通りの角に位置する免税店、Tギャラリアの1階。目立つ立地ですのでアクセス時に迷うことはないでしょう。
アラモ・レンタカー
続いてご紹介させていただくのは、アメリカに本社を置くレンタカー企業であるアラモ・レンタカー。ホームページが日本語に対応しており、比較的日本人でも利用しやすくなっています。
お店の特徴
アラモ・レンタカーでは、事前予約を済ませておけば、セルフチェックインが可能なシステムとなっており、レンタル時に英語を話す必要がありません。料金面も、ニッポンレンタカーと比べると安価になっていて、レンタカー代をある程度抑えたい時にはおすすめの選択肢と言えます。
ただし、サポート面についてはニッポンレンタカーと比べて若干不親切だという声も聞かれ、手続きなどの行き違いによるトラブルが見られる場合も。
料金面などさまざまな要素を比較した上で、利用先を決めたいところです。
営業時間・料金
アラモ・レンタカーの営業所は、オアフ島に複数個所ありますが、基本的に観光客が利用するのはホノルル空港から最寄りの営業所となります。
ホノルル空港営業所の営業時間は、5:30~23:59。料金は、最も安価なもので1日72$、高いもので150$ほどとなっています。
アクセス
ホノルル空港営業所は徒歩で行くには距離が離れているため、送迎エリアに来るアラモレンタカーの送迎バスを利用しましょう。無料で営業所まで移動することができます。
ホノルルオートレンタル空港営業所
もう1社ご紹介させていただきたいのが、ホノルルオートレンタル。
ここは、ニッポンレンタカーやアラモレンタカーに比べると小規模ですが、現地の企業でありながら日本人が経営しており、スタッフも全員日本人な点が大きな魅力です。
お店の特徴
スタッフが日本人とあって、レンタル時の応対はもちろんすべて日本語。また、ここはシステムが明快なのも嬉しい点。
保険、補償などがオールインになったパッケージプランが基本のため、現地のレンタカー屋にありがちなオプションをゴリ押しされるといったわずらわしさがありません。
価格帯はニッポンレンタカーとアラモ・レンタカーの中間程度となっており、バランスが良く、おすすめ度はかなり高いですよ。
営業時間・料金
営業時間は、7:30~11:00。料金は安いもので1日92$、高いもので150$程度となっています。
アクセス
事前予約を済ませておけば、到着ロビーにてスタッフの方が出迎えてくれ、そこから営業所まで送迎してくれるため、移動は楽々。
営業所は空港から車で5分かからない程度の場所に位置しています。
オアフ島のおすすめドライブコース5選
レンタカー業者についてお伝えさせていただいた次は、オアフ島観光を楽しむためにおすすめのドライブコースをご紹介させていただきましょう。
いろんな方向に目的地を定めずに走ったとしても、楽しめること確実なのがオアフ島ですが、その中からより満足度の高いコースを厳選させていただきました!
ワイキキ〜ラニカイビーチ
まずご紹介させていただくコースは、押しも押されぬ人気観光スポットであるワイキキから、オアフ島でも屈指の美しさを誇る景勝地ラニカイビーチへと辿っていくコースです。
ワイキキビーチとラニカイビーチ、オアフ島でも指折りの美しさを誇る海辺の景観を出発点とゴール地点に設定した、贅沢極まるオーシャンビューコースとなっています。
おすすめポイント
スタート地点のワイキキは、言わずと知れたホノルルの中心街。数多くの宿泊施設や商業施設が軒を連ねており、この近辺に宿を取って旅行の拠点とする方は多いでしょう。
ワイキキからラニカイビーチ方面へと向かうルートは2種類あり、一般的なのは山沿いの道を進んでいくルート。このルートは、早ければ25分程度でラニカイビーチの近辺へと向かうことができるのですが、しかし今回こちらは使いません。
ドライブをたっぷりと楽しむために、少しだけ遠回りだけど景観に優れた海沿いのルートを進んでいきましょう。
ワイキキからH1フリーウェイの東向きへ入り、道なりに進んでいくとカラニアナオレ・ハイウェイという道路に入ります。青い海を眺めながら道なりに進み、20 Aの出口を出て63号線に入ったら、あとはそのまま進んでいくだけ。シックな住宅街を進んでいくと、カイルアビーチという場所を示した看板があちこちに見えてきますのでそこを目指しましょう。
目的地のラニカイビーチは、カイルアビーチと連なっているので、カイルアビーチの駐車場に車を停めれば、あとは奥へと歩いていくだけで到着です!時間がかかると言ってもこちらも早ければ30分で到着、遅くても1時間は要さないとドライブにはピッタリの距離感が嬉しいところ。
ラニカイとは、ラニ(天国)、カイ(海)というハワイ語に由来した名称であり、まさに天国を思わせるような美しい景観の海と出会うことができます。その美麗なロケーションに、移動の疲れが癒されること請け合いですよ。
ワイキキ〜カイルア
次にご紹介させていただくのは、ワイキキからカイルアの街を目指すルート。と言っても、カイルアはラニカイビーチがある街であり、目的地の位置としては先ほどとほぼ同様です。
そこでこちらのコースでは少し趣を変えて、海ではなくカイルアの街並みそのものを楽しんでみましょう!
おすすめポイント
こちらのドライブコースは、街並みを楽しむことに主を置きたいので、早めに辿り着ける山沿いのルートを選びます。ワイキキからH1フリーウェイの西向きへ乗り、しばらく進んでパリ・ハイウェイへと降りましょう。
そこからは山に向けて一本道が続いていますので、道に沿ってそのまま直進していくと、カイルアの街に辿り着くことができます。このカイルアは、オアフ島屈指の高級住宅街であり、上質でシックな大人の街といった景観が広がっています。
オールドアメリカを想起させるムードが漂っており、ドライブで街を流すだけで映画のワンシーンのような没入感を味わえるでしょう。運転に疲れた辺りで車を停めて散策してみると、ファッション、グルメなど実力派のお店が目白押し!
特にハワイアンパンケーキの名店であるブーツ&キモズは、地元住民だけでなく観光客への人気も高く、絶品のマカダミアナッツパンケーキは必食と言っていいでしょう。
他にもかわいくておしゃれなカフェ、落ち着ける大人ムードなレストランなど、さまざまなお店が揃っていて、ドライブの目的地としてこれ以上ない最高の環境が整っています。
ワイキキ〜ハレイワ
カイルアは島内南東部のエリアでしたが、続いては島内北西部に位置しているハレイワへのドライブコースを見てみましょう。ハレイワもまた美しい海に恵まれており、素晴らしい景観と楽しい街並みの両方を味わえるスポットとなっています。
おすすめポイント
ワイキキからハレイワに向かう際は、H1フリーウェイ西向きからH2カメハメハハイウェイへと進んでいきましょう。
そこでワイメアの方面へと向かって進路を取ると、やがてハレイワの街へと辿り着くことができます。ハレイワには、ハレイワ・ビーチパーク、ハレイワ・アリイ・ビーチパークと2つの美しい浜辺があり、街に向かって進んでいく道からの眺望も抜群。
きらめく海を目に映し、海風を感じながらのドライブは、極めて爽快な気分を味わわせてくれます。さらに、ハレイワは街並みの素晴らしさにも定評があり、カイルアがシックな大人の街だとすれば、こちらはポップな若者の街といったムード。
サーフィンが盛んなハレイワでは、街中のいたるところにサーフショップが見られ、サーフブランドのアパレルショップなども多数並んだおしゃれな空気感が作り出されています。
B級グルメの街としても評価が高く、オアフ島を代表するローカルグルメ、ガーリックシュリンプやシェイブアイスの名店が並んでいる点も見逃せません!
車を停め、人気店の料理をテイクアウトして、海辺に足を延ばしてランチとしゃれこんでみるのはいかがでしょう?
ノースショア
ハレイワから続く北部沿岸エリアを指した総称が、ノースショアです。
オアフ島の中でもワイキキと並ぶほどに人気が高い観光エリアなので、ご存知だったり、耳にしたことがあったり、という方も多いのではないでしょうか?ハレイワまで来たら、ぜひさらに足を延ばしてノースショア一帯をドライブしてみていただきたいところです。
おすすめポイント
ノースショアには挙げきれないほどの名所が連なっていますので、時間の流れに合わせておすすめスポットを紹介してみましょう。
まずは、ハレイワ以外のランチの選択肢として、カフクの街を目指してみてはどうでしょうか?ハレイワなどで提供されているガーリックシュリンプのエビは、そのほとんどがカフクで水揚げされています。
そのため、ガーリックシュリンプの名店はカフクにも多く、産地ならではの充実したラインナップからお食事の店を選ぶことができてしまうのです。ランチを終えた昼下がりの時間からは、ポリネシア・カルチャー・センターに足を延ばしてみるのがおすすめ。
カフクを過ぎた先のライエにあるテーマパークで、ハワイやフィジー、サモア、タヒチなどを含むポリネシアの島々の伝統文化を、熱いパフォーマンスで体験することができます。とにかく見どころの多いスポットなので、大満足できること間違いなしですよ!
そして、ポリネシア・カルチャー・センターで充実の時間を過ごしたあとの夕方の時間帯には、来た道を引き返しながら、ぜひサンセットビーチというスポットを目指しましょう。
サンセットビーチはその名からも予想される通り、夕暮れの景観の素晴らしさが魅力のビーチ。海、浜辺ともに美しく、遮るもののないビーチで最高の夕暮れを目にすれば、ノースショアのドライブを最高の形で締めくくることができますよ。
空港〜モアナルア・ガーデン
オアフ島は、すべてのスポットが程よい距離感にあり、長すぎない時間のドライブで数多くのスポットを辿ることができるのが大きな魅力です。
とは言っても、あまり運転に自信がないという方もいらっしゃるでしょう。運転時間はそれほどではなくとも、車線とハンドルが逆という不慣れな環境での運転は、とても大変に感じられてしまうことも。
そこでもう1つ、空港に到着してからすぐにチャレンジできる、慣らし運転にピッタリなドライブルートをご紹介させていただきます。
おすすめポイント
最後にご紹介させていただくのは、空港から10分ほどのドライブで辿り着くことができるモアナルア・ガーデン。レンタカーを借りて空港を出たら、パイエア・ストリート、ニミッツ・ハイウェイ、プーロア・ロード、マヒオレ・ストリートと進んでいきます。
すると、やがて「DEAD END(行き止まり)」と書かれた看板が見えてきますが、道は続いているのでそのまま直進。その先に駐車場がありますので、そこに停めればモアナルア・ガーデンに到着です。
このモアナルア・ガーデン、実は日本人にとってはかなり馴染み深いスポット。
みなさまは「この~木なんの木気になる気」というテレビCMをご覧になられたことはあるでしょうか?ご存知の方は、あのCMで映されている、日立の木と呼ばれる樹木を目にしたことがあるかと思います。
あの日立の木があるのがここモアナルア・ガーデンであり、壮大なスケール感の木を目にして楽しむことができるのです。他にもたくさんの貴重な木が植えられているのを見ることができ、オアフ島の自然を体感するにはピッタリ。
かつては、ハワイを統治していたカメハメハ王家の所有地だったという歴史的な土地でもあり、ハワイ史に触れることもできるおすすめのスポットとなっています!
レンタカーで行ける
おすすめの観光スポット
ドライブコースに続いて、他にもいくつかの観光スポットをピックアップさせていただきました。それぞれの魅力とアクセスについてご紹介していますので、順にチェックしていきましょう!
クアロア・ランチ
モアナルア・ガーデン同様、オアフ島にはかつてのハワイ王族ゆかりの地が数多く残っています。その中でも人気の高い1つが、クアロア・ランチです。
豊かな大自然に恵まれた土地であり、島内でも屈指のパワースポットとして知られています。
おすすめポイント
クアロア・ランチは、自然景観を眺めて楽しめるだけでなく、乗馬、バギー、ジップラインなどに参加できるアクティビティスポットとしても大いに人気を博している土地です。
さらに、あの有名な映画、ジュラシックパークのロケ地として利用されたことでも有名で、そのロケ地巡りができることでも人気のスポット。オアフ島の雄大さをこれでもかとばかりに味わえますので、ぜひ一度足を運ばれてみてください!
アクセス
クアロア・ランチへのドライブルートは、H1フリーウェイの西向きからリケリケハイウェイ、カヘキリハイウェイという経路。あとは道に沿って進んでいくだけでクアロア・ランチに辿り着くことができ、所要時間は50分ほど。
道のりがシンプルで迷いにくく、距離感も適度で、おすすめ度は非常に高めです。
アラモアナセンター
続いて、ドライブで気軽に訪れたいスポットとして、オアフ島を代表する超大型ショッピングセンター、アラモアナセンターをご紹介しておきましょう。
アラモアナセンタ―は、ワイキキビーチから西に移動した地点に位置していてアクセス性が良好。地元住民と観光客の両方を満足させられる充実の商品ラインナップを取り揃えています。
おすすめポイント
アラモアナセンタ―の巨大な施設内は吹き抜け構造になっていて、屋内でありながらオアフ島特有の開放的なムードをたっぷりと味わえるのが嬉しい点。
テナントはニーマン・マーカス、メイシーズといったアメリカの有名百貨店チェーンをはじめ、ルイ・ヴィトンやエルメスといった名だたるハイブランドが目玉。
それだけでなくリーズナブルな商品もアパレル、雑貨、お土産品、食品と幅広く、充実したショッピングを楽しむことができるスポットとなっています。
アクセス
レンタカーでのアクセスは簡単で、ワイキキビーチ沿いを西へと進んでいくだけ。
アラモアナセンタ―は非常に目立つ施設ですので、迷うことなく辿り着けるでしょう。駐車場も広大な上、無料ですので、軽めのドライブの目的地に適したスポットとなっています。
ラニカイビーチ
ドライブコースとしても取り上げさせていただいたラニカイビーチについて、もう少し細かくご紹介しておきたいと思います。
オアフ島は、リゾート地独特の悩みとして、人気のビーチは混雑しがちという問題を抱えていますが、ラニカイビーチは奥まった立地のおかげで静かなムードを味わうことが可能です。
おすすめポイント
ラニカイビーチは砂の目が細かく、さらさらとした質感の足触りは極めて良好です。
海の青みも深く、砂浜と共に織り成されるコントラストはさながら芸術品を思わせる美麗さ。全米ベストビーチを受賞した経験もある、ぜひ訪れていただきたいスポットの1つです。
アクセス
ラニカイビーチへのアクセスについてはドライブコースに準じますので、先の項目をご参照ください。
カイルアビーチ
ラニカイビーチと併せて訪れることになるのが、ラニカイビーチの入口としての役割も果たしているカイルアビーチ。おまけのようなスポットかと言えば決してそんなことはなく、なんとこちらも権威ある全米ベストビーチの2019年第1位に選ばれています。
おすすめポイント
カイルアビーチは、三日月状の砂浜が特徴的で、東寄りの貿易風によっていつも清々しい風が吹き抜けています。
海と砂浜が美しいのはもちろん、サーフィンをはじめとするマリンスポーツの人気ポイントにもなっており、サーファーたちが波を待つオアフ島らしい光景を望めるのも魅力。すぐそばのカイルアの街と併せて訪れるのもおすすめで、満足度の高いスポットだと言えるでしょう。
アクセス
こちらも同様、先のドライブコースの項目をご参照ください。
ヌアヌパリ展望台
最後は少し知名度が低めの穴場スポット、ドライブの目的地に最適な、ヌアヌパリ展望台をご紹介させていただきます。ヌアヌパリ展望台は、コオラウ山脈の切れ目に位置していて、およそ900mの崖から絶好のロケ―ションを見晴らせるスポットです。
おすすめポイント
ここはバスで訪れることができないため、観光ガイドブックなどにはあまり掲載されていません。しかし、崖の向いている方角が良く、カイルアからノースショアにかけての美しい景色を広く見晴らすことができる点が非常に魅力的。
海の先にはモロカイ島という島まで目にすることができて、オアフ島の景観の醍醐味をたっぷりと味わうことができるでしょう。
カメハメハ大王がハワイを統一した際の最後の戦場ともなったスポットだそうなので、ハワイ、オアフの歴史に思いを馳せながら景色を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
アクセス
アクセスする際は、ワイキキからH1フリーウェイに乗り、EXIT 21Bからパリハイウェイへと経由していきましょう。そこから約8㎞走った場所に小さく看板が出ているので、これを見落とさないよう要注意!
看板の先にある小道を右に逸れていくことで、展望台の駐車場まで行くことができますよ。
まとめ
今回は、オアフ島のレンタカー事情と、レンタカーを利用して巡りたい観光スポットについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドといったランドマーク的なスポットから先に目を向けてしまいがちなオアフ島ですが、さりげない街並みや道路にも大きな魅力があります。通年で朗らかな気候の下でゆったりとドライブを楽しみながら、さまざまなロケーションに目を向けてみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでもみなさまの観光の参考になれば、嬉しく思います。