オアフ島の人気ビーチ徹底解説 オアフ島の海を満喫できるアクティビティ・ツアーもご紹介
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
世界有数の人気リゾート地であるハワイ、その中心地がオアフ島です。
温暖な気候は南の島ならではの植物や自然を育み、海は青く美しく訪れた観光客を出迎えてくれます。
今回はそんなオアフ島に多数存在する美しい海やビーチ群について、詳細にご紹介していきたいと思います。
オアフ島ってどんなところ
まずは、オアフ島についての基本的な情報を見ていきましょう。
オアフ島にはハワイ州の州都である大都市ホノルルがあり、政治や経済、観光など、ハワイ諸島を構成する数多くの要素がオアフ島を中心に回っているのです。
面積は1,545平方km、人口は98万人ほどと、島でありながら非常に大規模なコミュニティとなっており、訪れる観光客の数は、多い年で年間に1000万人近くを記録しています。
オアフ島への行き方
オアフ島は世界でも屈指の観光地であるため、日本からも多数ホノルル行きの便が就航しています。
直行便が出ているのは、成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港、新千歳空港。
大手からLCCまでさまざまな空路が用意されているため、予算をはじめ、さまざまな条件を見比べながら便を選べるのがうれしいところです。
上空のジェット気流の問題で行きは7時間、帰りは9時間と所要時間に差がありますので、その点を踏まえて旅行プランを組みましょう。
オアフ島の魅力
数多くの観光客が訪れるオアフ島は、リゾート環境が非常に充実しています。
南海の島ならではの海や陸地の美しさは筆舌に尽くしがたいほど。
1893年にアメリカの一部となるまでは、ハワイ王国として独自の文化を築いていたこともあって、伝統的な歌や踊り、昔をしのばせる史跡など、観光資源も非常に豊富です。
古くからのハワイの朗らかな気風が排除されることなく、欧米諸国や世界各地から流入した文化が混然一体と入り混じった島の様子は、極めて魅力的なものだと言えるでしょう。
美しいビーチと広大な大自然
ハワイの海の美しさの秘訣はサンゴにあります。
サンゴは体の中に共生している褐虫藻という植物が海の中で光合成を行うという、珍しい生態をしているのが特徴です。
光合成は二酸化炭素を吸い、酸素とミネラルを吐き出す作用を持っているため、サンゴのいる海は水質が浄化されて、海が透き通るような美しさとなります。
ハワイの温暖な海底にはカラフルなサンゴたちが数多く群生しているため、極めて高い透明度が保たれているのです。
さらに、オアフ島は最も寒い1月でも最高気温の平均は25℃をマークしており、年中暖かな気候に育まれた緑は素晴らしい美しさ。
象徴的なヤシの木をはじめとする常夏の島ならではの大自然は、オアフの大きな長所の1つです。
世界有数のリゾート地
また、気候の温暖さは自然だけでなく人間にとってもありがたいもの。
1年間いつでも暖かなオアフへは、世界中から多くの人々が「避寒」を目的に足を運びます。
多数の人々を受け入れるために進化を遂げた街は、宿泊施設の数や質も極めて高く、世界的な人気ホテルチェーンが軒を連ねているのが特徴です。
ハイクラスなおもてなしをしてくれる宿が多いため、オアフ観光は心身深く日常の疲れを癒してくれることでしょう。
ショッピングやレストランもおすすめ
もう1つ、お買い物やお食事の面でもオアフ島は非常に充実しています。
アラモアナ・ショッピングセンター、ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターなど、いくつもの超大規模ショッピングセンターが軒を連ねているのがオアフの特徴。
世界中のハイブランドが集まっているかと思えば、地元住民の方々が利用する親しみやすい価格のスーパーマーケットや日用品店も一緒になっているのが面白いところです。
さらにお食事もハワイのローカルフードから世界中のグルメまでが幅広く集結しているため、滞在期間だけではとても堪能しきれないこと確実な環境となっています。
オアフ島といえば綺麗なビーチが人気
さて、そんなオアフ島観光におけるメインコンテンツといえば、やはり美しく輝く青い海と真っ白な砂浜でしょう。
世界でも屈指の南国の島だけあって、網羅しきれないほどの多彩なビーチが島の中に点在しています。
いずれも魅力的なビーチばかりで、どこで遊べばいいのか目移りしてしまうほどの環境です。
オアフ島でおすすめのビーチ15選
そんな数あるビーチの中から、よりすぐりの15カ所を紹介させていただきます。
最高峰のリゾート地と称されるのにふさわしい、ぜひ足を運んでいただきたい人気スポットがめじろ押しとなっています!
ワイキキビーチ
ホノルルの市内という絶好の立地にあるのが、オアフ島を代表するスポットの1つであるワイキキビーチ。
全長3kmという超ロングビーチであることがここの特徴で、西のデューク・カハナモク・ビーチから東のアウトリガーカヌークラブ・ビーチまで、8つのエリアが連なっています。
輝く青い海と整備の行き届いた白い砂浜は、まさにワールドクラスの美しさにあふれたロケーションだと言えるでしょう。
おすすめポイント
オアフで一番人気のビーチだけあって、トイレ・シャワー・更衣室などの海水浴に必須な設備はもちろんそろっています。
売店のラインナップも充実しており、街中ですので周辺施設も大充実。
浅瀬が広く穏やかな海面で、監視員も常駐しているので、海水浴を安心して楽しめるスポットとなっています。
またビーチからの景観も素晴らしく、東方に目を向ければオアフ島のランドマークであるダイヤモンドヘッドを目にすることができるのがうれしいポイントと言えるでしょう。
アクセス
ホノルルの街中にあるビーチですので、街のどこからでもレンタカー、徒歩などで迷うことなくアクセスすることが可能です。
バスの路線もわかりやすいものとなっており、クヒオ通りとカイウラニ通りの交差点を目印に降車して海に歩いていくのが最寄りのルートとなっています。
ハナウマ湾
ワイキキから東へ10kmほどの位置に、サンゴの美しさで知られるハナウマ湾というスポットがあります。
上述の通り、サンゴがある海は透明度と青さを増すのが特徴。
ハナウマ湾の海は透明かつ豊かな青みに満ちていて、まるで宝石のようなきらめきは思わず見入ってしまうほどのレベルに達しています。
おすすめポイント
ハナウマ湾の美しさはハワイのみならずアメリカ全土で認められており、2004年と2016年には、全米ベストビーチランキングで1位を受賞しているのです。
広大なアメリカ本土を含めてナンバーワンの栄冠に2度も輝いていると聞けば、その美しさにも期待が高まるというもの。
そして実際に訪れてみても、その期待が裏切られることは決してありません。
シュノーケリングスポットとしても人気が高く、用具などはリーズナブルな価格でレンタルした上で気軽に潜水を楽しむことができます。
その恵まれた環境から海洋自然保護区となっているため、ごみなどを散らかさないように気を付けて利用したいところです。
アクセス
レンタカーで向かう場合、ワイキキのカラカウア通りを起点に、ダイヤモンドヘッドロード、カハラ通り、ケアラオル通りと進んでいきましょう。
カラニアナオレハイウェイへと入り、そこから東進。
ココマリーナセンターを目印に交差点を過ぎ、坂道を登っていくと、ハナウマ湾の入口を見つけられるでしょう。
バスで移動するのであれば、同じくワイキキのカラカウア通りを起点に、海側に向かう車線で22番に乗車。
あとはハナウマ湾のバス停で降りれば海はすぐそこです。
アラモアナビーチ
オアフ島に数あるビーチの中でも、ワイキキビーチに次ぐ有名ビーチといえば、このアラモアナビーチでしょう。
1㎞にわたって砂浜が伸びており、こちらもなかなかのロングビーチ。
リゾート感たっぷりのワイキキビーチと比べると、どこか素朴でローカルな雰囲気が漂っています。
おすすめポイント
ワイキキビーチが観光客向けのよそいきビーチだとすれば、こちらはホノルルの地元住民が中心に利用しているご当地ビーチ。
休日に訪れると地元民の方々が散歩している姿や、慣れた様子でバーベキューを楽しんでいる様子を目にすることができるでしょう。
もちろん美しさにおいてはワイキキビーチにも引けを取らないほどハイレベルで、サンセットスポットとしても人気があります。
観光客が訪れたら浮いてしまうということもなく、のびのびと南国の海を楽しむことができますよ。
アクセス
アラモアナビーチはワイキキビーチと近い位置にあり、アクセス条件としてはワイキキビーチとほぼ変わりません。
2つあるバスのうち、ザ・バスで移動する場合は、アラモアナ・ブールバードの近くにあるバス停で降りればビーチまではすぐとなっています。
また1つのバス、ワイキキトロリーで移動するのであれば、「アラモアナ・センター 海側」のバス停で降りれば到着です。
カイルアビーチ
カイルアビーチは三日月状をしたビーチで、面した海と砂浜の美しさに定評があります。
全米ベストビーチランキングにも頻繁に顔を出しており、アメリカにおいては著名な地質学者が、ここを最高のビーチだと評したことで知名度が上昇しました。
地元の住民にも愛されており、シーズンになると多くの人出が見られる大人気ビーチとなっています。
おすすめポイント
カイルアビーチの特徴として挙げられるのは、東寄りの貿易風の影響で通年良い風がふいいているという点。
おかげでサーフィンなどのマリンスポーツに適しており、ビーチからはサーファーたちが海上を漂っているにぎやかな様子を見ることもできます。
シャワー・トイレ・更衣室も整っており、すぐ近くの高級住宅街に連なったカイルアロードにはさまざまなお店が揃っているのもうれしい点。
非常に利便性が高く、快適な海水浴を楽しめること請け合いです。
アクセス
カイルアビーチへのアクセスはレンタカーがおすすめ。
ワイキキから高速道路H1を西に進んで、パリ・ハイウェイの出口を出ます。
山の方向へと一本道が続いているのでそこを進んでいくと、やがてカイルアビーチに到着できるでしょう。
ラニカイビーチ
上のカイルアビーチからさらに進んだ場所にある、ラニカイビーチも絶対にご紹介させていただかなければなりません。
ラニカイとはハワイ語で、ラニ(天国)、カイ(海)という意味にあたり、ここは人呼んで天国のビーチ。
そんな愛称が付けられるのも納得なほど、ラニカイビーチの美しさは筆舌に尽くしがたいものです。
おすすめポイント
ラニカイビーチはパウダー状の純白の砂で満たされていて、その質感は目にも足にも非常に心地よいものです。
海も静かなきらめきをたたえていて、まるで自然が創り出した芸術かのような景観にはため息が漏れてしまうほど。
そんな美しさでありながら、カイルアビーチよりもさらに奥まった立地が幸いして、比較的人出が穏やかになっており、静けさに満ちています。
ただしシャワーなどの設備はありませんので、少し戻ったカイルアビーチにある設備を利用すると良いでしょう。
アクセス
上述の通り、ラニカイビーチがあるのはカイルアビーチから徒歩で進んだ奥。
カイルアビーチの駐車場に車を停めて、一本道を15分ほど歩いていけば到着できるので、ぜひ併せて訪れていただきたいスポットとなっています。
コオリナビーチ
次は少し穴場ムードの漂うスポット、西海岸にあるコオリナビーチをチェックしてみましょう。
コオリナという言葉はハワイ語で「至福に満ちた」という意味であり、現在コオリナビーチと呼ばれている一帯は、古代ハワイの権力者たちだけが利用できるリゾート地でした。
そんな語源にもすぐ納得がいくほど、コオリナビーチのロケーションは驚くべき美しさに満ちています。
おすすめポイント
オアフ島は地域によって気候が分かれているという特徴があり、コオリナビーチがある西海岸側は晴れ間が多い地域です。
そんな好環境を活かすように、コオリナビーチのそばには高級ホテルやチャペル、ゴルフクラブ、多彩な飲食店やショップなどが軒を連ねています。
以前はホノルルに近いビーチや北部ノースショアのビーチと比べると地味な印象でしたが、開発が進んだことによって洗練されたリゾートエリアへと変貌を遂げたのがコオリナの地。
美しい海と潤沢なリゾート施設でハイクラスな旅行を楽しみたいのであれば、コオリナビーチは非常におすすめの行き先だと言えます。
アクセス
ホノルル方面からコオリナビーチを目指す場合、バスであればまずはアラモアナセンターに移動しましょう。
そこからカポレイ行きのエクスプレスCに乗車し、カポレイトランジットセンターで降りればコオリナビーチに到着することができます。
レンタカーであれば、まずは高速道路H1の西向きに入りましょう。
道なりに進んで終点を過ぎてH201ウエストに入り、さらに進んでワイアナエ方面へ。
Ko Olinaと看板が見えたところで降りればコオリナにたどり着くことができるでしょう。
サンドバー
海と浜辺に恵まれたオアフ島の中でも希少な美景と出会いたいのであれば、ぜひサンドバーを訪れましょう。
サンドバーは幻の島と称されるスポットで、カネオヘ湾を沖へと進んだところにある小さな砂浜を指した名称です。
ここは干潮の時間帯にだけ海中から顔を覗かせるという面白い特徴を持っていて、時間帯が限られていることから幻の島と呼ばれています。
おすすめポイント
サンドバーを形成している白砂は、サンゴの骨の石灰質に由来するコーラルサンド。
石灰質でできた砂ですので、その色味はまさに純白。
青い海とあいまったコントラストはこの世のものとは思えないほどに美しく、面積は小さいながらも足を運ぶ人が絶えません。
テレビCMやミュージックビデオといったさまざまなコンテンツのロケ地としても利用されていて、世界でも有数の美景スポットだと言えるでしょう。
アクセス
沖にある島ですので、基本的にサンドバーには個人で渡ることができません。
サンドバーへの訪問を目指す場合は、オアフ島で開催されているサンドバー上陸ツアーに参加すると良いでしょう。
カラマビーチ
上でご紹介したカイルアビーチの近くには、ラニカイビーチの他にもう1つ、カラマビーチという穴場スポットが位置しています。
ラニカイビーチも比較的静かなスポットですが、それでも人気は高いスポットですので休日ともなれば人気は増えるもの。
しかしこちらのカラマビーチはあまり観光ガイドに乗ったこともなく、正真正銘の穴場ビーチといったムードを醸し出しています。
おすすめポイント
カラマビーチの主な利用者は地元の住民たちであり、日常風景の一部といった趣が感じられるのがここの特徴。
しかし美景に定評のあるカイルア、ラニカイビーチのすぐ近くとあって、ここも砂浜と海の美しさにはそん色がありません。
ちなみにこのビーチには「オバマビーチ」という別名があり、オバマ元大統領が子供の頃に良く訪れていたビーチとしても知られています。
ここを訪れる際はそんなエピソードも知っておくと、より面白みが増すかもしれませんね。
アクセス
カラマビーチはカイルアビーチのすぐそば。
同じルートでカイルアまで進み、海沿いの道をカイルアビーチよりも少し西側へと移動すればたどり着けるでしょう。
ワイマナロビーチ
次に紹介させていただく、ワイマナロビーチはオアフ島の南東方面に位置しています。
ここもカイルア、ラニカイビーチなどと同じ沿岸にあるため、海の青みと透明度は抜群と言っていいでしょう。
そしてここの大きな個性と言えるのが、砂浜から島の形状がウサギに似ていると言われているラビットアイランドと、ラニカイ沖にあるモクルア島までを広く一望できる眺望です。
おすすめポイント
ワイマナロビーチのすぐ隣にあるワイマナロベイビーチは、2015年の全米ベストビーチに選ばれた場所となっています。
にも関わらず、ワイマナロベイビーチではなくこちらを取り上げさせていただいたのは、そのローカルな雰囲気と混雑しにくいという点に着目してのこと。
知名度ではいくらか劣る分人出が少なく、それでいてすぐ隣のビーチなので、環境の美しさにはそん色ありません。
地元の方々に愛されるビーチで、ハワイの原風景的なムードを楽しんでみてはいかがでしょうか。
アクセス
レンタカー移動の場合、途中までの道のりはハナウマ湾への行き方と同様です。
ハナウマ湾を過ぎ、シーライフパークという場所を過ぎて住宅街を進んでいくと、やがて右手側にワイマナロビーチが見えてくるでしょう。
ノースショア
オアフ島と聞いて、サーフィンを連想される方も多いのではないでしょうか。
そんなオアフでも特にサーフィンが盛んに行われている地域が、島の北部沿岸を指すノースショアです。
いくつもの美しいビーチが点在していて、ひとまとめにノースショアと総称されることも多いエリアとなっています。
おすすめポイント
海の海流や風の影響で、冬場になるとノースショアの海は激しい波が押し寄せます。
そんな環境はサーファーたちにとって極めて好ましいもので、多くのサーファーたちが聖地としてノースショアの地を訪れるのが冬の風物詩。
サーフィンシーズンの終盤には世界最高レベルの世界大会が立て続けに3つ開かれ、ノースショアの地でその年の世界王者が決定するのです。
もちろんサーフィンを度外視しても美しい海がいくつもそろっている土地であり、夏の海は穏やかなので、通常の観光目的で訪れるのにも最適なエリアですよ!
アクセス
レンタカーでワイキキから向かう場合、高速道路H1からH2、カメハメハ・ハイウェイとたどっていけばノースショアに到着することができます。
またバスの場合は、アラモアナセンター付近にあるカピオラニ通り+ピイコイ通りのバス停で52番に乗りましょう。
あとはノースショア方面に進んでいきますので、お好みの場所で降車すれば到着です。
クアロアビーチ
次に紹介しておきたいクアロアビーチがあるのはオアフ島の北東部。
クアロアリージョナルパークという設備が充実した公園が併設されているのが特徴のビーチです。
ビーチ自体は若干狭めな印象ですが、横には広く伸びていて、1kmを越える長さのあるロングビーチとなっています。
おすすめポイント
クアロアビーチから望む景観においてユニークなのは、チャイナマンズハットと呼ばれる小島が見えているという点。
ぽっこりと盛り上がった形状の島はその可愛らしい形状で人気があり、青い海と併せてフォトジェニックな写真を撮れるかもしれません。
クアロアリージョナルパークにはよく整備された芝生広場やキャンプ場があり、海遊びと併せてピクニックやキャンプを楽しめるのが大きな魅力。
特にお子様を連れたファミリー層での旅行において、大変おすすめのスポットとなっています。
アクセス
ワイキキからレンタカーなら高速道路H1に入り、Exit 20Aでリケリケハイウェイの方向へと向かいましょう。
道なりに進んでH3に入り、出口を右方向に進んでカヘキリハイウェイの方に。
やがてチャイナマンズハットが海の先に見えてくる辺りで、クアロアリージョナルパークへと到着することができます。
一方、バスであればまずはアラモアナセンターへと向かいましょう。
55番のバスに乗車すれば、クアロアリージョナルパーク前のバス停までそのまま乗り継ぎなしで行くことができますよ。
ハレイワ・アリイ・ビーチ・パーク
上でご紹介したノースショアから、人気の高いハレイワ・アリイ・ビーチ・パークをチェックしておきましょう。
ハレイワ・アリイ・ビーチ・パークの印象を地元の方に尋ねれば、絶好のサーフスポットであると聞くことができます。
ノースショアの海は波が激しく、サーフィン上級者向けのところが多いのですが、ここはノースショアの中では比較的易しめ。
ノースショアデビューを果たすための登竜門とも称されているスポットです。
おすすめポイント
さて、ハレイワ・アリイ・ビーチ・パークはサーフィンが趣味の方以外にとっても大きな見所があります。
海や砂浜が美しいのはもちろんですが、ここの注目ポイントはウミガメ。
環境が良いことからウミガメたちが訪れるビーチとして知られており、天気の良い日には砂浜で気持ちよさそうに陽光を浴びる愛らしいウミガメの姿を見られることも!
ただし、ハワイではウミガメは神聖な生き物とされていて、傷つけるのはもちろん、むやみに近付いて脅かすのも法律で禁じられているということには留意しておきましょうね。
アクセス
ワイキキからレンタカーで移動するなら、高速道路H1からH2、さらにカメハメハハイウェイへと進んでいきましょう。
ワイメア方面に進路を取り、ハレイワロードに入ったら、そこで右折すれば、ハレイワ・アリイ・ビーチ・パークにたどり着くことができます。
バスであれば、アラモアナショッピングセンターから52番のバスに乗車。
ハレイワ・アリイ・ビーチ・パーク前のバス停で降りれば到着となっています。
ワイメアビーチ
次はユニークなスポットとして、夏と冬でガラリと姿を変える、二面性にあふれたワイメアビーチをご紹介させていただきます。
夏のワイメアビーチは入り江になっている地形のおかげで波が穏やかで、海水浴やシュノーケリングなど、ゆったりと過ごすのにピッタリ。
しかし冬になると恐るべき大波が押し寄せる凶暴なビーチへと様変わりして、サーファーたちが果敢にチャレンジする姿を見られるスポットになるのです。
おすすめポイント
ワイメアビーチ最大の個性と言えるのは、やはり冬の方でしょう。
アリューシャン列島という北方の島々からワイメアビーチへと向かってくる波は極めて猛烈なもので、高さはなんと20mに達することも少なくありません。
難度が高い分、プロ級のサーファーたちが挑んでいる姿を見られるのは面白いポイント。
高い位置からサーファーたちの雄姿を見物している人々の姿を見られるのもワイメアビーチの風物詩ですので、冬に訪れたならその中に混ざってみるのもおすすめですよ。
アクセス
ワイメアビーチはハレイワ・アリイ・ビーチ・パークに向かう道の途中にあり、レンタカー、バスともに行き方は同じです。
向こうのビーチよりも手前にワイメアビーチがありますので、見逃さないようにしましょうね。
サンセットビーチ
続いて、ノースショアで最も人気が高いサンセットビーチをご紹介させていただきます。
サンセットビーチの大きな特徴は、その名称にも表れているように夕日の美しさ。
海の景観を遮るものがないため見晴らしがよく、オアフ島の美しい太陽が水平線へと沈み、海が鮮やかな夕日色に染め上げられていく様子を目の当たりにすることができるのです。
おすすめポイント
そんなサンセットビーチはシャワー、トイレ、更衣室などの設備も充実していて、海水浴を楽しむための場所としても極めて良好な環境です。
フォトジェニックなスポットも多数ありますので、オアフの海をエンジョイするには最適なビーチだと言えるでしょう。
またノースショアの海の例に漏れず、ここも冬になると波が強まってサーファーたちが集まってきます。
世界トップクラスのプロたちが雌雄を決するVANSワールドカップが開かれる土地でもあることから、年間を通してここを訪れる人の波が絶えません。
アクセス
レンタカー、バスともに途中まではハレイワ・アリイ・ビーチ・パーク行きのルートと同一です。
レンタカーの場合はワイメアでバイパスの方向へと進むことで、サンセットビーチに到着することができるでしょう。
バスはアラモアナセンターで52番に乗車し、ハレイワ・アリイ・ビーチ・パークで降りたら反対車線へと移動して55番に乗り変えです。
さらに20分ほどバスに揺られているとサンセットビーチ前のバス停が見えてきて、そこがゴールとなっています。
サンディビーチ
最後にご紹介させていただくサンディビーチは、砂質の良さに定評のあるビーチです。
サンディビーチという名称は砂が多い(sandy)に由来していて、500mほど続いた白くきめ細やかな砂は、南国情緒を強く感じさせてくれるでしょう。
またサンディビーチの大きな特徴として挙げられるのが、オアフ島でも指折りのボディボードスポットであるという点です。
おすすめポイント
ボディボードは小ぶりなボードの上に腹ばいになって波に乗るというアクティビティ。
日本ではサーフィンに比べると知名度で劣りますが、オアフ島においては多くの人々に楽しまれているメジャーな競技です。
サンディビーチのある付近の沿岸は延々と岩場が続いているという特徴があり、そんな地形が海にボディボード向きの波を生み出すのです。
かなり難易度が高めの波であり、初心者がチャレンジするには難があるかもしれませんが、ボディボードに慣れてきた方にはぜひ訪れてみていただきたいビーチとなっています。
アクセス
ワイキキからレンタカーでサンディビーチに移動する場合、まずは上でご紹介したハナウマ湾まで向かいましょう。
ハナウマ湾を通り過ぎると、ハロナ潮吹き岩というスポットがあるのでそこも通過しましょう。
さらにもう少し進むと、右手の方向にサンディビーチが広がっています。
バスの場合もハナウマ湾行きと同様、カラカウア通りの海側から22番に乗車。
ハナウマ湾を通過した先に、サンディビーチ前のバス停があります。
ビーチに行く際の注意点
一様に非常に美しいロケーションに恵まれているオアフ島のビーチですが、異国だけあって、そんなビーチで遊ぶ際はいくつかの注意点が。
まず最優先で認識しておきたいのが、楽園のようなリゾート地であるオアフ島も、日本に比べると治安が良くないスポットが多いという点です。
島内西部やホノルル市内の非観光エリアなど、特にリスクの高い場所を挙げることもできますが、どこに行く場合でも危機感を持っておくことが大切です。
特に観光客が利用するレンタカーは車上荒らしに狙われやすく、車内に財布やパスポートといった必需品を残しておかないのはオアフ旅行の鉄則といえます。
また、もう1つ注意しておきたいのが日差しの強さ。
南国オアフの日照は日本のものとは比較にならないほど強く、油断しているとすぐに強めの日焼けをしてしまいます。
せっかくの楽しい旅行中に痛い日焼けに悩まされてしまってはもったいないので、ぜひ肌になじむ日焼け止めを準備しておきましょう。
海に入るのであれば、ウォータープルーフのものを利用したいところ。
また強い太陽で目が焼けてしまうこともありますので、できれば積極的にサングラスを利用して目元を保護するのがおすすめですよ。
オアフ島で
マリンアクティビティを楽しもう!
数々のビーチを紹介させていただいたところで、次に気になるのはそんなビーチでの遊び方ですよね。
もちろん海水浴や浜遊びをするだけでも楽しさをたっぷりと味わうことはできますが、ぜひ参加してみていただきたいのが多種多様な華々しいアクティビティです。
オアフ島で楽しめる
おすすめのマリンアクティビティ
特におすすめ度の高いアクティビティをいくつかピックアップさせていただきました。
オアフ島のビーチロケーションを堪能するのにぴったりなものばかりですので、ぜひしっかりとチェックしていきましょう!
シュノーケリング
海でのアクティビティの王様とも言えるのが、清らかな海へと潜る感覚を楽しめるシュノーケリングです。
水中メガネと筒が組み合わさったシュノーケル、効率よく水を蹴るためのフィン、体を保護するためのウェットスーツ、もしくはラッシュガードなどがシュノーケリングの装備。
それほど重装備ではないのが特徴で、用具のレンタルもリーズナブルな価格で用意されていることから、気軽にチャレンジできるのがシュノーケリングのいいところです。
おすすめポイント
サンゴたちの働きによって透明度が確保されているオアフの海は、シュノーケリング越しに眺めた際の見通しが抜群。
広くクリアに視界が利き、サンゴや熱帯魚たちに豊かに彩られた景観をたっぷりと堪能することができます。
シュノーケリングはアクティビティとしての難易度も低く、浅瀬で楽しむのであれば、まだ小さなお子様やご高齢の方でも十分に参加が可能。
細かなルールなどもありませんので、思い思いのスタイルでオアフの海の美観を味わうことができますよ。
ダイビング
続いては、シュノーケリングと同じく海に潜るダイビングを紹介させていただきます。
こちらは酸素タンクやレギュレーターをはじめ、挙げきれないほどたくさんの重装備を身に着けて、生身では挑めない深い海へと潜っていくのが特徴。
本来であれば人間が到達できない深度に到達することができ、最高の非日常体験をすることができます。
おすすめポイント
ダイビングのいいところは単に深く潜るだけでなく、酸素タンクのおかげで息継ぎの必要もなく、長時間海中に滞在できるという点にあります。
まるで広大なアクアリウムの一員になったかのような素敵な海中景観を楽しむことが可能で、あまりの美しさに感動して人生観が変わったという声も聞かれるほど。
オアフ島の恵まれた海は生態系も豊かで、おとぎ話に没入しているかのような錯覚を覚えてしまうかもしれません。
通常、ダイビングにはライセンス取得が求められるのですが、体験ダイビングと銘打たれたツアーに参加すればライセンスなしでもインストラクター同伴で潜ることができますよ。
SUP
SUP(スタンドアップパドルボード)は、オアフ島のワイキキビーチが発祥の地。
本場だけあって、あちこちのビーチでSUP体験をすることが可能です。
SUPをご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、SUPはサーフボード、もしくはSUPボードに乗って海に立ち、パドルで波間をかき分けていく優雅なアクティビティです。
おすすめポイント
そんなSUPには複数の魅力がありますが、近年注目が集まっている要因として挙げられるのはフォトジェニックさ。
海の上にボード1枚を介してすらりと立ち上がった姿は極めて美しく、インスタ映えすること間違いなし。
せっかくのオアフ旅行、映える写真を押さえておきたいとお考えの方にとって、SUPはこの上なくおすすめのアクティビティだと言えるでしょう。
難易度も高くなくて、非常に楽しいアクティビティですので、どなたでも気軽にチャレンジしていただけますよ。
カヌー・カヤック
誰でも参加しやすいという点においては、カヌー・カヤックこそ最上級のアクティビティと言えるかもしれません。
ご存知の方も多いかもしれませんが、カヌー・カヤックは小船に乗って海を気ままに海を漕いでいくというアクティビティ。
日本でもさまざまな水辺で楽しまれていますが、世界でも屈指の美景を誇るオアフ島でのカヌー・カヤック体験は格別なものとなっています。
おすすめポイント
カヌー・カヤックは船の構造が安定しているので転覆の心配がなく、推進力も十分なため漕ぐ力もそれほど求められません。
腕力やスタミナの心配はほとんど必要なく、ライフジャケットを身に着けての乗船となるため泳げる必要すらないのです。
カヌー・カヤックは2人乗りなので、恋人や友人と、また親子などで一緒に乗るのにも最適!
大切な人とオアフ島の美しいロケーションを共有すれば、より一層絆が深まること請け合いですよ。
クルージング
オアフ島の美しい海を眺めることに重点を置くのであれば、クルージングもぜひ参加していただきたいアクティビティの1つ。
他のアクティビティでも海を味わうことはできますが、自分で動くのではなく船上からゆったりと眺める海はまた格別なものです。
昼、夕、夜と時間帯ごとに異なるロケーションの中、この上なく優雅な時間を送ることができてしまいます。
おすすめポイント
オアフ島はとにかくクルージングツアーが充実しており、お好みのものを自由に選ぶことが可能です。
景観を味わうことに特化したものから、歌や踊りを楽しんだり、ビュッフェを堪能することができるものまで、とにかくバリエーションが豊か。
お酒が振る舞われるツアーも多く、大人ならではの最高のオアフ観光を楽しめること請け合いです。
リゾートらしい過ごし方をしたいのであれば、クルージングは大変おすすめですよ!
海で楽しめるおすすめのツアー
ここまでにご紹介させていただいた数々のビーチやアクティビティは、個人で楽しむことももちろんできますが、不慣れな土地でスケジュール管理に無駄が出がちなのが海外旅行。
そこで、スケジュールを効率化するためにも積極的に利用したいのが、観光のサポートをしてくれる各種ツアーです。
以下におすすめのツアーを3つピックアップさせていただきましたので、併記してあるURLと一緒に、ぜひ参考にしてみてください。
ハナウマ湾シュノーケリング
上でご紹介させていただいた大人気スポット、ハナウマ湾でのシュノーケリングを楽しめるのがこちらのツアー。
ハナウマ湾に最大で5時間も滞在することができますので、心行くまでその景観とアクティビティを堪能することができてしまいます。
お食事とウェットスーツが用意されているプランもあり、手ぶらで参加することもできるのがうれしいポイントです。
スタンドアップパドルサーフィン
(SUP)に挑戦!
2019年の全米ベストビーチに輝いたカイルアビーチで、オアフ島発祥のSUPにチャレンジできるのがこちらのツアー。
初心者向けの指導付きプラン、慣れている方向けが自由に楽しむためのガイドなしプランの両方が用意されている点は大きな魅力と言えるでしょう。
選択式のランチもセットになっていて、中でもピザはサイズも大きく絶品との評判ですよ!
カイルア・ビーチ
カヤック&シュノーケリング
こちらも同じくカイルアビーチにおいて、カヤックとシュノーケリングと2つのアクティビティをセットで楽しめるという欲張りなツアーとなっています。
カヤックはカイルアビーチの絶景を味わうのに最適ですし、シュノーケリングで潜れば海中の美しさまで堪能できてしまいますので、満足度はもう100点満点!
指定のホテルであればワイキキ市内から送迎してもらうこともでき、日本語が話せるガイドの方を付けてもらうこともできるという充実サポートがうれしいツアーとなっています。
まとめ
今回は美しいビーチを中心に、さまざまな角度からオアフ島観光をご紹介させていただきました。
とにかく多くの魅力が詰まったオアフ島の環境は、世界でもトップクラスのリゾート地と呼ぶのにふさわしいものとなっています。
旅行に行く機会があれば、ぜひ複数のビーチに足を運ばれてみてください。
それぞれのビーチの異なる魅力を比べてみることで、その素晴らしさをより深く実感できること請け合いですよ!