クアロア・ランチ(クアロア牧場)ってどんなところ?オアフ島の人気スポットで大自然の魅力を感じよう
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
ハワイと聞けば、オアフ島を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 真っ白いビーチに建ち並ぶリゾートホテルが特徴的な場所です。
そんなオアフ島はギャザリング・プレイス(集いの場)とも呼ばれ、ハワイの人口のほとんどがこの島に集まっています。
オアフ島は都会と自然の両方を満喫できるリゾート地です。
オアフ島ってどんなところ
オアフ島はハワイ諸島の中で3番目に大きな島で、観光・政治・経済のすべての中心地です。 島内はホノルルとその近郊、東沿岸部(イースト・オアフ)、西沿岸部(ウエスト・オアフ)、北沿岸部(ノースショア)、中部(セントラル・オアフ)と大まかに分かれています。
ホノルルには、多数のホテルや有名なビーチがあるワイキキや、ショッピングセンターがあるアラモアナなどがあります。
オアフ島への行き方
オアフ島へは、日本各地から直行便が出ています。
フライト所要時間は、気流の影響で行きと帰りで少し時間が違いますが、行きは6.5~7時間、帰りは8.5~9時間です。
オアフ島の魅力
オアフ島には美しいビーチや緑豊かな自然、都会の賑わい、また郊外のノスタルジックな雰囲気までたくさんの魅力が詰まっています。
ここではその魅力について詳しく見ていきましょう。
美しいビーチと広大な大自然
オアフ島の中でも、ワイキキビーチは有名な観光スポットです。約3kmにも渡って白いビーチが広がり、青い海とのコントラストはリゾート地の雰囲気そのものです。
緑豊かな自然もオアフ島の魅力で、パワースポットとしても人気のダイヤモンドヘッドやクアロア・ランチが有名です。
世界有数のリゾート地
年間を通して温暖な気候のオアフ島は、気温差が少なく雨季でもにわか雨程度です。 そのため、穏やかな気候の中で海や山でのアクティビティを楽しむことができます。
他にも、ハワイの時間の流れに癒しを感じたり、リゾートならではのショッピングやイベントを楽しんだりすることができます。
このように様々なことが楽しめるオアフ島は、たくさんの旅行者で一年中賑わう世界有数のリゾート地なのです。
ショッピングやレストランもおすすめ
オアフ島では豊富なショッピングやレストランを楽しめます。 アラモアナショッピングセンターやロイヤルハワイアンセンターをはじめ、各ホテルのショップにアウトレットまで様々なスタイルの買い物を楽しめます。
ハワイ限定商品や、地元のアーティストの作品などを探すのもおすすめです。
レストランもワイキキビーチを眺めながらの雰囲気あるディナーや、地元産の食材を使ったハワイ・リージョナル・キュイジーヌなども人気があります。 また、行列のできるような話題のグルメ巡りをするのもいいでしょう。
クアロア・ランチってどんなところ
クアロア・ランチはオアフ島東北部に位置する約500万坪の広さを有し、乗馬やバギー、ジップラインなどの豊富なアクティビティを体験できる牧場です。
映画ロケ地としても有名で、ロケ地をまわるツアーも人気です。
クアロア・ランチの歴史
クアロア・ランチは、かつては王族しか立ち入ることができなかった神聖な地で、今でも数々の神話が語り継がれています。
1850年にカメハメハ三世から広大な土地を譲り受けた家族がサトウキビの栽培をはじめ、砂糖の精製工場をつくるまでに発展させました。 その後の干ばつの影響で、1871年にサトウキビ工場は閉鎖されます。 1900年代に牧畜をはじめたことによりクアロア・ランチが誕生しましたが、第二次世界大戦中に牧場は軍の所有になり基地がつくられます。
戦後には持ち主に返され、70年代に乗馬施設がつくられたり、80年代に他のアクティビティも体験できるようになったりし、現在のようなクアロア・ランチに変貌を遂げました。
アクセスについて
送迎付きツアーに参加するとホテルまで送迎してもらえますが、ここではレンタカーと路線バスでの行き方をご紹介します。 レンタカーではワイキキから約40kmで、50分ほどです。
ハイウェイ1号線を西方向に9km進み、リケリケハイウェイに入って12kmほど北上し、カヘキリハイウェイに入り16kmほど西へ道なりに行くと到着します。
ワイキキからは、アラモアナショッピングセンターから出ている60番バスに乗りましょう。 約30分に一本のスケジュールで運行し、所要時間は約1時間45分です。
クアロア・ランチの見どころ
クアロア・ランチはもう一つのハワイを体験したい人にはぴったりの場所です。 雄大な山々と渓谷は神聖な地として一般の人は立ち入ることができなかったスピリチュアルなスポットです。 そんなクアロア・ランチの楽しみ方を掘り下げてみます。
壮大な大自然を満喫できる
東京ドーム450個分という広大な牧場、そこを取り囲むようにそびえ立つ山、そして高台から眺めるカネオヘ湾や無人島の景色!
クアロアとは「長い背中」という意味があり、連なる山々をそう表現したのかもしれません。
様々なアクティビティを楽しめる
クアロア・ランチでは様々なアクティビティを楽しむことができます。 乗馬やオープンバスに乗っての映画ロケ地ツアーなどは家族連れに人気です。
アクティブ派には敷地内を走り抜ける四輪バギーや、話題のジップラインもおすすめです。 また、クアロア・ランチはプライベートビーチも所有しているので、海のアクティビティも楽しめます。
どこを見渡してもSNS映えする絶景が広がっている
古代のハワイの人たちが崇めたクアロア・ランチは、自然の美しさが非常に素晴らしい場所です。緑豊かな山々や牧場、時間帯によって変わる太陽の光の加減などすべてが一つの絵になります。
モクセンナが咲き誇る時期には鮮やかな黄色の花と深緑のコントラストも素敵です。 壮大なスケールの自然を写真に収めれば、きっとSNS映えする写真がたくさん撮れることでしょう。
クアロア・ランチで楽しめるアクティビティ
広大な敷地の中で楽しむアクティビティはどれも多彩です。 乗馬やバギーは独特な地形を活かしており、ジャングルの中を特別仕様車で駆け抜けるツアーはワイルドな山道を登ったり下ったりと、とても楽しめるでしょう。
クアロア・ランチでのツアーは自然の醍醐味を味わえることが特徴です。
ここでは、クアロア・ランチで楽しめるアクティビティをいくつかご紹介します。
乗馬
クアロア・ランチに来たらぜひ乗馬を体験してほしいです。 ここの乗馬は片手で手綱を持つウェスタンスタイルです。 馬の背中に乗って美しい草原や山道をゆっくり散策するので、ハワイの自然を感じられます。
渓谷をゆっくり散策しながら高台へ出ると、カネオヘ湾やチャイナマンズハットの絶景を望めます。
乗馬が初めてでも心配はいりません。 インストラクターが丁寧に指導してくれるので、安心して参加できます。 クアロア・ランチで乗馬をするには、年齢が10歳以上、身長137cm以上、体重104kg以下という参加条件を満たしている必要があります。
バギー
バギーに乗って広大な敷地を走り抜ける人気のアクティビティです。 舗装されていないデコボコの道、オフロードを走るので大自然を感じることができます。
これまでお子様が16歳未満や、同行者が運転できないなどの理由でバギーでのツアーを諦めていた方も、ラプターという最大6人まで乗れる四輪駆動の乗り物でバギーツアーに参加できます。
カアアヴァ渓谷や映画ロケ地も同時に巡るので、大自然を感じながら映画のワンシーンに入り込めるのがおすすめポイントです。 ラプターの運転手は21歳以上、同乗のお子様は5歳以上が参加条件です。
映画ロケ地巡り
ジュラシック・ワールド、ゴジラ、ロストなどのハリウッド映画や、TVドラマの撮影地としても知られるカアアヴァ渓谷は広大で美しいです。日本のCMや番組でも撮影で使われることが多いので、見たことがある景色に出会えるかもしれません。
バスから降りる時間もあるので、写真撮影も楽しんでください。 年齢、性別を問わずすべての方にお楽しみいただけます。映画ロケ地は巡りでは、ジュラシック・ワールドでインドミナス・レックスを飼育していた檻、ジャイロスフィアのローディング・ドックやジュラシックパークのゲート、ゴジラの足跡、そして人気ドラマ・ロストに使用されたバンカー、ハワイファイブオーのセットなどを訪れます。
50回目のファースト・キスのフキラウカフェの周辺を散策することもできます。 車内で撮影されたシーンを流してくれることもあるので、スクリーンの世界が目の前に現れる感覚を味わうことができるでしょう。 フォトスポットが盛りだくさんでおすすめのアクティビティです。
ジップライン
ジップラインとは、木々の間に張られたワイヤーロープをプーリーと呼ばれる滑車につかまって滑り降りるアクティビティです。
緑豊かな山の中を滑り落ちるのでスピードが出てスリル満点です。 コースによってケーブルの距離や高低差も様々で、普段はなかなか見られない景色を堪能できます。
クアロア・ランチのジップラインはオアフ島で最大級のスケールです。 カアアヴァ谷に設置されたジップライン7コースは、最長のもので400m、最大高低差が約30mです。 7つのコースをすべて滑走するツアーは、スタートからゴールまでの間に2つの橋を渡るなど6kmのコースを周ります。
所要時間は約2時間半から3時間です。 ジップラインで滑り降りると、眼下に大草原が広がりコオラウ山脈に連なる山々の景色を満喫することができます。
カヌー・カヤック
クアロア・ランチの前にはビーチがあり、なんとカヤックも体験することができます。 シーカヤックは波を切って進むのでとても気持ちがいいです。
クアロア・ランチ前のビーチから出発してチャイナマンズハットやシークレットアイランドを巡るツアーなどがおすすめです。 途中で浅瀬のサンドバーに立ち寄ることもできるので、サンドバーで歩いたり泳いだりしてください。
そのあとはウミガメに出会えるスポットへも立ち寄ったり、タロイモ畑が広がるビーチへ行ったりと、クアロア・ランチ周辺の海を堪能できます。
まとめ
今回は、オアフ島にあるクアロア・ランチについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ワイキキから1時間ほどのところにあるクアロア・ランチ、たくさんの魅力があるスポットです。 オアフ島を訪れた際はぜひクアロア・ランチまで足を延ばしてくださいね。 最後までご覧頂きありがとうございました。