
オアフ島の秋の楽しみ方&おすすめのアクティビティ
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
昔から常夏の国と称されるハワイですが、その中で最も人気があるのがオアフ島です。ハワイはアメリカの州の1つで、実際にはハワイ諸島という8つの大きな島と100以上の小さな島で構成されています。
オアフ島はそんなハワイの州都のある島であり、ハワイ州に住む人全体の8割がこの島に住んでいるのです。有名なホノルルやワイキキビーチもこの島にあり、特にワイキキにはホテルやコンドミニアム、ショッピングセンターが集中し、世界でも名の知れた人気のリゾート地となっています。
オアフ島ってどんなところ
オアフ島はハワイ諸島の中で3番目に大きい島です。ハワイ観光の中心地で、海水浴やマリンアクティビティはもちろん、ショッピングや観光、陸のアクティビティなどが楽しめるスポットで溢れています。
島には東西南北と中央の5つのエリアがあります。最もよく知られているのが島の南側に当たるサウスショア、ホノルルのあるエリアです。北側がノースショア、東側がウインドワード、西側がリワード、中央部はその名の通りセントラルと呼ばれ、それぞれのエリアが特徴的な要素を持っています。
ハワイは常夏と言われますが、1年を通しての季節は夏と冬の2つです。
冬は夏に比べ多少雨が多くなり、日中は30度近くまで気温が上がります。夏は35度くらいまで気温が上がりますが、日本のような湿気はなく空気がサラリとしていて1年を通じて快適です。
オアフ島への行き方
オアフ島へは、日本国内の多くの国際空港から直行便が出ています。所要時間は7時間から9時間くらいです。ほかに仁川経由などもありますが、12時間以上かかります。
オアフ島の魅力
世界屈指のリゾート地であるオアフ島では、様々な楽しみ方ができます。ビーチに出て海水浴はもちろん、マリンアクティビティも充実しており、雄大な自然も多く残されていてそうした自然と触れ合うツアーも多数用意されています。
世界規模の大型ショッピングセンターもありますし、小さな専門店でのショッピングもできて楽しいです。食事も世界中の味を楽しめるグルメが揃っていますし、ハワイ特有の美味しいグルメを味わうこともできます。
また、ポリネシアンカルチャーセンターでは先住民の文化を知ることができたり、ホノルルがアメリカの州都として発展してきた歴史にも触れられたりと、飽きることがありません。美しい自然を守りながら、リゾート地としての発展を遂げたオアフ島は魅力がいっぱいです。
美しいビーチと広大な大自然
オアフ島の海辺に出るとまず驚かされるのはビーチの美しさです。代表的なワイキキビーチは白い砂浜が延々と3kmにわたって続いています。そしてその先には人気の観光スポットであるダイヤモンドヘッドがあります。
ハワイ諸島の島々は火山活動によってできたのですが、ダイヤモンドヘッドにはそれを象徴するかのような大きなクレーターが残されているのです。海岸近くで噴火が起こり、マグマと海水とが接触して海中で水蒸気爆発を起こしたことで元々あった山頂部分が吹き飛ばされ、このクレーターができたと言われています。高さは232mと低く、登山道や階段が整備されたおかげで子どもや年配者でも気軽に登ることができるようになりました。オアフ島を見渡す絶好のビューポイントです。
これ以外にもオアフ島には数々の自然があふれています。
世界有数のリゾート地
オアフ島にはなんと4500軒を超えるホテルがあります。
もちろん多くのホテルが建っているのはワイキキビーチです。ワイキキには世界的にも有名なホテルが軒を連ねるように立ち並んでおり、当たり前の話ですがロケーションの良いホテルはそれなりに価格も高く設定されています。ビーチに近い、ショッピングセンターが近い、食事が美味しい、サービスが充実している、スタッフの対応がよいなどホテルを選ぶ条件は様々でしょう。
ホテルを1歩出れば、燦々と降り注ぐ太陽と心地よい乾いた風を肌で感じることができます。その日の気分に合わせてビーチへ繰り出すもよし、ショッピングに出かけるもよし、観光地めぐりをするもよし、気持ちの赴くままに自由な時間を過ごすことができるのです。
そんなリゾートライフを目的として、世界中の人たちがこのオアフ島へやってきます。日本からだけでも年間100万人以上の人が訪れるオアフ島なら、日常を離れたリゾートライフを楽しめること請け合いです。
ショッピングやレストランもおすすめ
オアフ島のショッピングといえば絶対に外せないのが、アラモアナセンターとロイヤルハワイアンセンターです。世界中のブランド品からハワイ特有の品々、お土産から日用品まで全てがここで揃うと言っていいでしょう。ワイキキ周辺にはそれ以外にも、インターナショナルマーケットプレイスやマッカリーショッピングセンターなど特徴のあるショッピングセンターが目白押しです。
他にもオアフ島には数多くのショッピングセンターやスーパーマーケットがあります。
例えばオアフ島第2の都市と言われるカポレイにはカ・マカナ・アリイがありますが、これは典型的なアメリカのショッピングモールです。リワードのエリアにあるのでワイキキからはかなり離れていますが、コオリナにあるホテルに滞在する観光客にとっては絶好のショッピングスポットです。ノースショアのエリアにはノースショアマーケットプレイスがありますし、セントラルエリアには広大なワイケレセンターがあります。大型ショッピング施設でなくてもショッピングは楽しめます。
ワイキキのあちこちにあるコンビニのABCストアには、ハワイ独特の異国情緒を感じさせるお土産などがいっぱいです。レストランもあちこちにありますから、どこでなにを食べようか迷ってしまうほどです。
アメリカで人気のハンバーガー店「ファイブガイズ」、豪快なアメリカンフードを満喫できる「アップルビーズ」、ピザ以外にも多彩なメニューを揃えた「カリフォルニアピザキッチン」などアメリカを代表するお店はもちろん、中華、日本料理、ベトナム料理、フィリピン料理などアジアンフードも充実しています。
オアフ島の秋
秋のオアフ島といえば、毎年9月に開催されるアロハフェスティバルが有名です。
ハワイ州最大のお祭りで、ホノルルの実業家たちによってハワイの伝統文化に敬意を表す意味で始められました。当初はアロハウィークと言って1週間だけでしたが、今では名称もアロハフェスティバルに変わり、期間も1ヶ月に及ぶ大きなイベントのひとつです。
ロイヤルコート就任式とオープニングセレモニーが9月初めに行われ、その後9月中旬にはワイキキホオラウレアと呼ばれる一大路上パーティーが、カラカウア通りを通行止めにして開催されます。
9月下旬になるとメインイベントであるフローラルパレードが行われます。これは豪華な山車や着飾った女性騎手、マーチングバンドなどがアラモアナからワイキキまでを練り歩くアメリカでも3番目の規模を誇る大パレードです。
秋の天気・気温・水温・注意点
ハワイの気候は乾季(夏)と雨季(冬)の2つになります。
日本の秋に当たる9月から11月はちょうど夏から冬に移り変わる時期です。ただ雨季とはいえ朝夕にシャワーと呼ばれるにわか雨がふる程度で、日中はビーチで泳ぐのにも支障はありません。大体10月までが乾季で11月からが雨季と言われますが、気温もそんなに大きく変化するわけではありませんので、日本の秋に比べればかなり快適です。
最高気温の平均は9月が30.3度、10月が29.8度、11月が28.5度。最低気温の平均は9月が23.7度、10月が23.4度、11月が21.9度で20度を下回ることはありません。海水温も年間通して平均23.3度、夏の暑い時期でも26.7度ですから1年を通して海水浴ができます。
ただ注意しなければならないのは波の高さです。夏場は穏やかなのですが、冬になると強い潮の流れが変わり遊泳禁止のサインもしばしば出されます。特に11月になると急に波が高くなりますから、必ずライフガードの出す指示に従うようにしましょう。
秋に旅行するメリット
夏のお盆を過ぎるまでは、航空運賃やホテル代などが9月以降とは倍近く、またはそれ以上に違ってきます。その点、9月以降11月頃までは航空運賃もホテル代もかなり抑えることができます。なぜなら会社や学校の長期休暇も終わり、観光に出かける人が少なくなるからです。
そのため、お得に旅が楽しめるといえるでしょう。オアフ島で秋を満喫しましょう。
秋の楽しみ方
秋のオアフ島はイベントがたくさんあります。
10月にはハワイ3島(オアフ、ハワイ、マウイ)でハワイにおいて最高の美食の祭典と言われるハワイ・フード&ワイン・フェスティバルが開かれます。有名シェフやソムリエ、ワインメーカーなど150名を超える人が一同に集まり、ハワイ産食材を用いたダイニングを提供してくれるのです。アロハフェスティバルやハロウィン、ハワイ国際映画祭など秋のオアフ島は興味深いイベントがたくさん催されます。
また、秋は夏休みや年末年始と比べると日本からの観光客が減少し、雰囲気も少し変わります。のんびり過ごしたいなら秋のオアフはおすすめです。
秋に楽しめるおすすめのアクティビティ
秋に楽しめるおすすめのアクティビティをご紹介しましょう。
基本的には年中楽しむことができますが、夏のシーズンを少し離れた秋は様々なアクティビティにおいてお盆のシーズンよりも人が少なく、その分海も綺麗なので楽しめます。
ダイビング
オアフ島はダイビングの聖地として、ハワイの中でも人気の高いエリアです。
南のワイキキ沖、南東のハワイカイエリア、西のマカハ沖、北のノースショアなどにダイビングスポットが点在しています。ポイントによって海底の地形が非常に面白かったり、大型のウミガメやハワイアンモンクシールと呼ばれるアザラシに出会えたり、冬場には鯨に出会えたりもします。
おすすめポイント
ワイキキ沖とハワイカイエリアは年中ダイビングが可能です。
ハワイカイエリアには、非常に珍しいアメリカの戦闘機コルセアが沈んでいるダイビングポイントがありますし、ワイキキ沖にはウミガメがたくさん見られるキャニオンリーフと呼ばれるポイントもあります。
パラセーリング
オアフ島の青い海と広大なビーチを、最高150mの高さから見下ろせるのがパラセーリングです。
パラシュートを装着し、モーターボートなどスピードの出る船に引っ張ってもらうことでパラシュートが開き、空気抵抗によって空高くへ浮かび上がります。まるで鳥にでもなったかのような感覚で海や島を見下ろすことができます。
おすすめポイント
飛行機などと違い、自分の肌で直接空の風を感じることができます。だからこそ尚更、鳥になったような気分になれるのでしょう。正面に遮るものがなく、ワイキキの街の様子や遠くダイヤモンドヘッドまで、視界いっぱいに空からの絶景が広がります。
クルージング
オアフ島には豪華なクルージングがたくさんあります。中でも人気なのがサンセットディナークルーズです。
大型の船の上で、ロブスターやテンダーロインステーキに舌鼓を打ちながらポリネシアンのショーを楽しみ、海に沈みゆく大きな夕日を見るというロマンチックなクルージングがあります。中には花火鑑賞がセットになったプランも。
もちろん早朝のサンライズクルージングや、シュノーケリングなどを楽しむデイクルーズ、ホエールウォッチングや、イルカ、ウミガメが見られるクルージングなど多種多彩です。
おすすめポイント
海の上という日常を離れた世界で、普段口にすることのないような豪華な食事をとりながら、沈みゆく夕日を鑑賞するなんて最高の楽しみ方ではないでしょうか。日本にもクルージングはありますが、爽やかな風に吹かれてこれだけロマンチックな演出ができるのはオアフ島ならではと言えます。
SUP
ハワイ発祥のマリンスポーツがSUP、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)です。サーフボードよりも厚めで安定感のあるボードの上に立ち、パドルを漕いで水上を進みます。
サーフィンやカヌー・カヤックよりも目線が高く、周りに広がる海の景色を眺めながら自然にバランス感覚を養えます。
おすすめポイント
水上サイクリングとも言われるように、海の上を立ったまま自在に移動できます。バランス感覚やインナーマッスルを知らない間に鍛えられるのが、SUPの大きなメリットです。海の上のボードに立つ姿はインスタ映えも間違いありません。
乗馬
オアフ島では乗馬を楽しめます。オアフ島の爽やかな空気を感じながら、馬に乗って森林や海辺を散策できるのです。映画ジュラシックパークのロケ地となったクアロア牧場や、タートルベイの海岸なども馬上から見ることができます。
おすすめポイント
牧場でしっかり調教された馬を使用するため、乗馬が初めての方でも安心です。オアフ島の爽やかな風を馬上で感じるという経験はなかなかできないでしょう。馬に乗って大自然と親しむ、贅沢な体験ができるツアーです。
秋のおすすめ観光スポット
クアロア・ランチ
皆様は、4000エーカーという広さをイメージできますでしょうか。エーカーとは広さを表す単位で、東京ドームがおよそ11.5エーカーです。つまり東京ドームの約350倍の広さを持つのがクアロア・ランチです。
ホノルルの真北、オアフ島の北東部に位置し、海と陸の様々なアクティビティを楽しむことができます。大自然の雄大な姿はハリウッド映画などに使われることでも知られており、映画のロケ地ツアーも人気があります。
おすすめポイント
とにかく驚くほどの多彩なアクティビティが用意されているエリアです。
馬の上から大自然の絶景を楽しむ乗馬ツアー、ジープに乗ってジャングルを探検するジャングルエクスペディションツアー、ワイヤーロープにぶら下がって豪快に傾斜を滑り降りるジップツアー、海の上を双胴船に乗ってクルーズするオーシャンボヤージツアー、カヤックツアーなど陸と海の大自然を満喫できるツアーが盛りだくさん。複数のアクティビティを組み合わせたツアーもあるため、気に入ったツアーを選ぶことができます。
アクセス
ワイキキからクアロア・ランチへ向かうには、8、19、20、23、24、42番のザ・バスに乗り、アラモアナショッピングセンターで60番に乗り換え、およそ1時間45分で到着します。車ならワイキキから約1時間かかります。
アラモアナセンター
ワイキキから市バスやトロリーを利用してわずか10分で行ける、ハワイ最大のショッピングセンターがアラモアナセンターです。オープンエアのショッピングセンターとしては世界でも最大級で、350を超えるショップが軒を連ねています。レストランも160以上の店舗があり、世界の味を楽しめます。
おすすめポイント
センターステージでは、毎日無料でフラダンスショーなどのエンターテインメントが行われています。秋に行くなら11月の感謝祭明けセール「ブラックフライデー」は見逃せません。
アクセス
ワイキキトロリー「アラモアナ・ショッピング・シャトル・ライン」は、ワイキキに16ヵ所ある停留所とアラモアナセンター間を10~12分間隔で運行しています。
バスを利用する場合は、8番、19番、20番、23番、24番、42番、ルートE、いずれもクヒオ通り山側の最寄りのバス停から乗車してアラモアナセンターで降車します。到着までの時間は、約10分です。
ノースショア
オアフ島の北側ワイキキから50km余りのところにあるのがノースショアエリアです。
そしてノースショアの観光の中心となるのがハレイワタウンです。ワイキキのように賑やかというわけではありませんが、サーフショップやインテリア、オシャレな雑貨やファッションなど、見所のあるショップがあり楽しめます。
また、ノースショアには229万坪の自然公園ワイメアバレーがあります。パワースポットとしても人気のあるマノアの滝など、見所もいっぱいです。
他にもポリネシアンカルチャーセンター、コーヒー工場などもあり、海を離れた観光スポットも満載です。海へ出れば、波の高いノースショアならではのサーフィンをはじめとするマリンスポーツも楽しめます。
おすすめポイント
ウミガメとの遭遇率が最も高いと言われるのがノースショアのハレイワ・アリイ・ビーチです。ウミガメに会いたいならこのビーチへ行くのが最適。
北側に位置するラニアケア・ビーチでも遭遇率は高いです。ポリネシアンカルチャーセンターでは、ハワイの島それぞれの文化の違いをショーやアクティビティで体感することで、違った側面からのハワイを知ることができます。
アクセス
ワイキキから、レンタカーを利用すれば1時間弱で到着です。ザ・バスを利用する場合は、まずワイキキから8番のバスに乗りアラモアナショッピングセンターまで移動します。
アラモアナショッピングセンターの山側から出る、ハレイワ行き52番のバスに乗り換えることでノースショアまで行くことができます。
秋におすすめのツアー3選
秋におすすめのツアーを3つご紹介します。
どのツアーもオアフ島ならではの楽しみ方ができますよ。日本を遠く離れた異国で非日常の世界を思い切り楽しんでください。
体験ダイビング ダイヤモンドヘッドが見える絶好のポイントで!
オアフ島のウミガメ生息ポイントでダイビングに挑戦するプランです。ウミガメとの遭遇率はなんと90パーセント以上の実績があります。
インストラクターが事前に器材の使い方や水中での注意事項、トラブル対処法などを説明し、ポイントに着いたら練習を行います。その後本格的なダイビングです。10歳以上から参加できます。
スタンドアップパドルサーフィン(SUP)に挑戦!
ホテルまでの送迎とランチがセットになったプランです。初心者向けの安心ガイド付きプランと、自由に楽しむガイドなしプランが選べます。
事前にビデオを見てのレクチャーを受け、ボードへの乗り方や水に落ちた時の対処法などスタッフが丁寧に対応するので安心です。海鳥保護区である無人島のポポイア島へ移動し小休憩、水とスナックを準備しています。
島を散策したあとはSUPでカイルアビーチまで戻りランチタイムです。午後からはフリータイムになります。
乗馬体験 ノースショアの海辺を散歩
ポロ競技のために訓練された馬のため、安心して乗馬できます。サンセットの時間に合わせて乗馬開始。
少しずつ変化する空の色を馬上から眺める特別な感覚は、体験した人にしか理解できないでしょう。8歳以上から参加可能ですので、機会があればぜひ体験してください。子どもから大人まで夢中になれること間違いなしです。
まとめ
秋のオアフ島を中心に説明してきましたが、いかがでしたか。ハワイは日本人にとって身近な観光地ですが、知らないこともまだまだあるのではないでしょうか。
ワイキキを知り尽くしたら、今度はもっと違ったエリアにも進出してみませんか。オアフ島の中だけでも、これまで知らなかったハワイをいっぱい見つけることができますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。