ハワイ島旅行のしおり ハワイ島の天気・気候・気温・水温・持ち物を知っておこう!
目次
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
ハワイ島は、ハワイ諸島最大の島であることから「ビッグアイランド」と呼ばれています。
日本の四国や岐阜県と同じくらいの大きさです。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイ島には4,000mを超える山が2つあります。
その山によって西側と東側にわかれており、正反対な顔を見せてくれる魅力的な島です。
南国のイメージが強いですが、冬にはスノーボードができるなど、様々な体験ができるのもハワイ島ならではです。
また東岸の都市であるヒロは、日系移民によって開発された都市として知られています。
ハワイ王朝を統一したカメハメハ大王の出身地であり、ホノルルのイオラニ宮殿と同じ銅像が東岸の都市ヒロと北端のハヴィに各1体ずつ設置してあります。
ハワイ島への行き方
ハワイアン航空は羽田空港=コナ国際空港の直行便、JALは成田空港=コナ国際空港の直行便を運航しています。
どちらも便数が少ないので、ホノルルで乗り継ぐのが一般的です。
ホノルルからハワイ島へは約45分で着きますよ。
ハワイ島の魅力
ハワイ島の魅力について5つにまとめました。
ぜひ現地に行って実感してくださいね。
手付かずの壮大な大自然
ハワイ島には人の手を加えず大切に守られている自然があります。
東端のプナは世界一空気が綺麗な場所として有名です。
その豊かな土壌ではマカダミアナッツやフルーツ、花の栽培が盛んです。
迫力満点の火山
島の南側にはハワイ火山国立公園があり、活火山であるキラウエアとマウナロアの一部が公園に含まれています。
キラウエア火山の溶岩流が海岸を海側に伸ばし、ハワイ島は今でも成長し続けています。
近年ではキラウエアの溶岩流によって破壊された町もあるほどです。
美しいビーチ
ハワイ島には数多くのビーチがあります。
足元が岩場になっている海岸や白い砂浜のビーチまで、多種多様な景色を楽しむことができます。
シャワーやトイレが設置されているビーチも多いので、訪れる際は確認してください。
ショッピングやグルメもおすすめ
ハワイ島には大型ショッピングセンターやファーマーズマーケットが多数揃っており、観光客にも人気です。
ショッピングセンター内には惣菜も販売されていて、美味しいものばかりで目移りしてしまいます。
地元の人にも人気のアメリカ料理のレストランやホームメイドのカフェなどでは、よりローカルな雰囲気を味わえる時間が過ごせておすすめです。
文化や歴史を学ぼう
西洋人として初めてハワイに上陸したイギリス人のキャプテン・クックは、ハワイの人々に神の化身として大歓迎を受けます。
その後、クック船長はハワイにて殺害されてしまいますが、この上陸をきっかけにハワイと西洋の交流が始まりました。
また、同じ時期にカメハメハⅠ世がハワイ諸島を次々と制圧して王朝を樹立し、ハワイ統一を成し遂げています。
そしてカメハメハⅠ世の死後、プロテスタントの宣教師が布教を始めたことでキリスト教の価値観が急速に広まり、それが今のハワイ文化の礎になったと考えられています。
また、20世紀には日本人を始め中国人、フィリピン人、ポルトガル人などが多く移民としてハワイに移住したため、様々な人種が入り混じっているのも特徴です。
このように、ハワイ島には複雑な歴史があります。
ハワイ島の天気・気候・気温・水温・持ち物について
ハワイの雨季と乾季、それぞれの天気や持ち物についてまとめましたのでご紹介します。
ハワイ島の春
春は観光と海水浴のベストシーズンです。
3月~5月にかけてハワイを訪れる際に知っておきたいポイントをご紹介します。
春の天気・気候・気温・水温・持ち物
春は乾季へ移行する時期で、降水量が減り始めるのは3月頃から。
そのため、スコールやゲリラ豪雨など天候不良になることも少なくなります。
気温は最低気温20度前後、最高気温28度前後と過ごしやすいです。
気になる海水温は25度前後、沖縄での海開きは水温が21度~22度で行われるので、十分海水浴が楽しめるでしょう。
また、日差しがとても強いので、日焼け止めがあるとよいでしょう。
建物内はクーラーが効いて寒く感じる場合があるので、上着があると安心です。
春の楽しみ
春は花々が最も輝いている季節です。
ハイビスカスは2月~5月に開花するので、美しい姿を眺めてみてくださいね。
春におすすめのアクティビティ
特におすすめのアクティビティを3つご紹介します。
シュノーケリング
ハワイ島はシュノーケリングを楽しめるポイントが多く、春は気候も安定しているため特におすすめです。
透き通る青い海中の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ツアーにはランチや軽食がセットになっているプランもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
乗馬
ハワイ島の大自然を馬に乗って散策できます。
春は気候も良く、花々や植物も生き生きとしているため、とても美しい景色が楽しめますよ。
乗馬体験のツアーはとても人気が高いので、日本の大型連休に体験を検討している方は早めに予約することをおすすめします。
ヘリコプター遊覧
ハワイ島に来たからには火山やその周囲にある滝、熱帯雨林などの大自然を満喫したいですよね。
ヘリコプター遊覧を活用すると、効率よく観光することができますよ。
上空からの眺めは絶景で、常に人気が高いアクティビティです。
ハワイ島の夏
ハワイは1年中暖かく過ごしやすい気候です。
夏は6月~9月の乾季で、最も気温が高くなります。
夏の天気・気候・気温・水温・持ち物
1年で最も暑くなる時期で、最高気温は31度程度になりますが、ハワイの夏は貿易風が吹き湿度が低いので、カラッとしてとても快適ですよ。
乾季なので雨が降る心配もなく、まさに常夏のハワイを満喫できます。
海水温は26度~27度と、とても気持ちよく海水浴が楽しめます。
夏は日差しが強いので、日焼け止めやサングラス、帽子は忘れないようにしましょう。
夏の楽しみ
7月~8月はハワイ各地でセールが開催され、ショッピングを楽しみたい方にはうってつけの季節です。
9月には、州最大のイベント「アロハ・フェスティバル」がオアフ島を中心に開催されます。
さらに夏は、トロピカルフルーツが太陽の光を浴びて最も甘く美味しい時期になります。
ぜひ非常に美味しい旬のフルーツを味わってみてくださいね。
夏におすすめのアクティビティ
夏は晴天が続き、気温が高く海が穏やかなため、マリンアクティビティがおすすめです。
特に人気の3種をご紹介します。
シュノーケリング
ハワイ島でも高い透明度を誇るケアラケクア湾は、シュノーケリングスポットとして人気が高く、運が良ければ野生のイルカに出会えるかもしれません。
このスポットは海洋性保護区に指定されており、餌付けされていない本来の自然環境の中でシュノーケリングが楽しめます。
ダイビング
ハワイ島でダイビングをするなら、マンタに会いに行くのがおすすめです。
中でも、ケアウホウで夜に開催されているツアーは、暗闇から突然大きな口を開けたマンタが泳いでくるので迫力満点です。
水深が浅いので、ナイトダイブが不安な初心者の方も安心して楽しめますよ。
SUP
スタンドアップパドル、通称SUPはハワイ発祥のアクティビティです。
専用のボードの上を立ったまま進むので、カヌーやカヤックよりも高い目線でビーチや周りの景色を眺めることができます。
小さなお子様もトライすることができるので、ご家族みんなで楽しめるのも嬉しいポイントですね。
ハワイ島の秋
秋といっても10月はまだまだ気温も高く、暖かい日が多いです。
11月になると降水量も増え、冬の雨季に近づいてきます。
秋の天気・気候・気温・水温・持ち物
雨季に近づく秋は徐々に降水量が増えてきます。
平均最高気温は29度程度、平均最低気温は22度程度と過ごしやすい気温です。
10月も日中は暑さが続き、夏と同様に日焼け止めや帽子、サングラスが必要になります。
ただし朝晩が少しずつ寒くなり始める時期なので、体温調節しやすいように服装を選びましょう。
11月に入ると海の水が冷たく感じることもありますが、まだ海水浴や水遊びができる気温です。
この時期になると日が短くなってくるので、お出かけの際は事前に時間の確認をしておくといいですよ。
秋の楽しみ
10月はハロウィン、11月はサンクスギビングとビッグイベントが続きます。
街やお店は華やかな飾り付けやイルミネーションで彩られ、秋ならではの街並みが見られますよ。
秋におすすめのアクティビティ
少しずつ涼しくなってくるこの季節。
マリンアクティビティ以外も楽しんでみませんか?
溶岩ツアー
ハワイ島に来たからには、間近で海に流れ込む溶岩を観察したいですよね。
現在も活動を続けるキラウエア火山までハイキングで向かいます。
道中は砂利道やでこぼこ道となるため、転倒に注意しながら、気温が高い中を約2時間歩ける体力が必要です。
トレッキング
ハワイ島のトレッキングは、豊かな自然と生態系を守りながら生息する動物や地形、文化、歴史を学びながら楽しめます。
大自然を満喫したい方はトレッキングがおすすめです。
お子様と参加することもできますよ。
パラセーリング
海の上を空中散歩できるパラセーリングは、スリルも味わえる人気のマリンアクティビティです。
ハワイ島で開催されているツアーでは、なんとビルの40階建て以上の高さに該当する上空365mまで上がることができます。
小さなお子様も体験することができるのもメリットです。
朝の爽快な時間で楽しむのが特におすすめです。
ハワイ島の冬
冬は雨季にあたり、夏の乾季に比べると雨が多く降水量も増えます。
ただし、雨が多いといっても日本より格段に降水量は少なく、ずっと降り続いているわけではないのでそれほど雨を気にする必要もないでしょう。
冬の天気・気候・気温・水温・持ち物
雨季にあたる冬ですが、日中は温かく春~夏用の服装で過ごせます。
朝晩や建物内はエアコンが効いて寒く感じることがあるので、上着があるといいですよ。
雨が降りやすい時期なので、雨具を持っていると安心です。
平均最高気温は25度程度、平均最低気温は19度程度となります。
そのため冬でも海水浴が楽しめますが、夕方以降は特に海水の温度も低くなるので、体調を崩さないように注意しましょう。
海水浴は、気候の安定したカイルア・コナ周辺がおすすめです。
冬の楽しみ
冬はクリスマスや年越しイベントがあり、とても賑わう季節です。
美しく飾り付けられた街並みは眺めているだけでも楽しく、初日の出を見に行くツアーも開催されています。
またクリスマスが過ぎると各店舗でセールが始まり、お正月には福袋も販売されるので、ショッピングを楽しみたい方にはおすすめの季節です。
冬におすすめのアクティビティ
冬は空気が澄んで、特に景色が美しく見える季節です。
そんな冬ならではのアクティビティをご紹介します。
ホエールウォッチング
クジラを間近で見ることができるのは冬のシーズンのみ。
ホエールウォッチングクルーズが多数出ているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
親子連れで泳ぐ姿はなんとも愛らしいですよ。
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターでの上空観光は、広大な敷地を楽しむのにぴったりのアクティビティです。
煙を上げるキラウエア火山や壮大な渓谷は、上空から眺めた方がより広く美しい景観を楽しむことができます。
ドアがないヘリコプターや窓際席が確約されたツアーもあるので、ダイナミックな自然を満喫したい方はそちらを選んでみてはいかがでしょうか?
星空鑑賞
ハワイ島は、星空観測に適した澄んだ空気をしています。
中でもマウナケアは「白い山」という意味をもち、その名の通り山頂には雪があります。
島全体で街灯の数を制限していて、晴天が多いため世界有数の天体観測地としても有名です。
星空以外にも、サンセットやサンライズもとても美しく見えますよ。
まとめ
ハワイ島の天気やアクティビティについてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
ハワイ島では雄大な自然を満喫するアクティビティがおすすめです。
特に現在も活動を続ける火山は迫力があるので、訪れた際はぜひ間近で観察してみてくださいね。
真っ青な空、スコールやゲリラ豪雨などもすべて含めてハワイ島の魅力です。
急な天気の変化も自然の恵みだと思って楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。