ワイメア渓谷ってどんなところ?ワイメアの滝の魅力やオアフ島からの行き方をご紹介
目次
ハワイで一番人気のリゾート地オアフ島
訪れた人を魅了して、涙が出るぐらい美しい絶景が見られるオアフ島は、ハワイで一番人気のリゾート地として有名です。
リゾート地へ訪れる理由として、癒しや冒険心を満たすためなど、様々な理由があるでしょう。
綺麗な海や迫力満点の地形を楽しむのは、娯楽の1つになっています。
オアフ島はそんな好奇心をくすぐる場所が多く、それでいて観光地として近代的で便利な施設が整備されています。
保護されている自然と、近代的で進化している街が共存しているリゾート地は、そんなに多くありません。
オアフ島はその2つのバランスがとれているので、ハワイの中でも一番人気になっています。
オアフ島ってどんなところ
オアフ島は大規模な景観地や賑やかな繁華街があり、大自然と娯楽を楽しめるリゾート地です。
大自然を感じて自分と向き合いたい人、ビーチや繁華街で派手に遊びたい人、そのどちらも楽しみたい人にもぴったりの旅行先なので、どんな人も素晴らしい体験ができる場所です。
一年中温暖な気候で安定した天候なので、行きたいと思った瞬間がベストシーズンとも言われています。
オアフ島への行き方
オアフ島へ行くときは、飛行機の直行便が便利です。
フライト時間は往路7時間ほどで帰路は9時間ほどかかります。
成田空港・羽田空港・関西国際空港などから発着しており、各航空会社のHPから航空チケットを購入できます。
少しリーズナブルに旅行したい場合は、経由便を利用するとよいでしょう。
ただ、経由便の場合は帰路が10時間以上かかることもあるので、旅行計画の際は注意してくださいね。
じっくり旅行計画を立てる時間がない人は、旅行会社のパッケージツアーを利用すれば、ホテルや観光ツアーがセットになっていますのでおすすめです。
入国の準備などは、航空会社のHPなどに詳しく書いてありますので、フライトチケットを買う前にチェックしておきましょう。
オアフ島の魅力
何度もオアフ島に足を運んでいる人が多いのは、それだけ魅力が多いからです。
SNSのハッシュタグ検索をすると、オアフ島のリゾートを楽しんでいる人の投稿が30万件以上あります。
気軽に海外旅行に行けるようになった現代でも昔と変わらず人気があるハワイ旅行ですが、ハワイの中でもオアフ島が特に人気になっています。
美しいビーチと広大な大自然
テレビや雑誌でもオアフ島のビーチや景観地の特集が組まれているので、目にしたことがある人も多いでしょう。
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドは知名度が高く観光客も多いですが、他のビーチや景観地でも迫力がある景色を見られます。
オアフ島は火山の噴火や地震などの地殻変動で作られたダイナミックな地形がそのまま残っていて、地上だけではなく海の中にまで、自然のパワーを感じられる場所があります。
そういった場所はスピリチュアルな場所として、自分自身と向き合えるので、多くの人が何度も足を運んでいるのです。
世界有数のリゾート地
ワイキキはホノルル空港からのアクセスが便利で、宿泊施設やショッピングモールなどが充実した、オアフ島の中心地でもあるため、ここを拠点とする人も多いでしょう。
世界の有名ホテルやハイブランドのショップがあり、豪華なホテルで滞在して買い物を楽しみ、リゾートを堪能できる場所がオアフ島です。
世界中からやってくる観光客に、満足してもらえるリゾート地と言えるでしょう。
ショッピングやレストランもおすすめ
オアフ島はショッピングモールが充実しているので、たとえ手ぶらで来たとしても何でも揃います。
スーツケースの中でかさばりそうなシュノーケリング道具や、忘れがちな日焼け止めなどもすぐに買いに行けますので安心です。
旅行に訪れたら食べたいハワイアングルメも、ショッピングモール内にたくさんありますので、ショッピングとグルメを同じ場所で楽しめます。
レストランも多く選ぶのが大変なくらいですので、食べたいグルメが決まっているなら事前に調べておきましょう。
夏休みや年末年始などの繁忙期は、予約もおすすめです。
予約はレストランのHPからネットで申し込む以外にも、ホテルのフロントで予約をお願いできる場合があります。
ワイメア渓谷ってどんなところ
カウアイ島にある絶景の渓谷で、展望台からの眺めに言葉を失ってしまうほど美しい場所です。
ノースショアにもワイメア渓谷がありますが、今回はカウアイ島にあるワイメア渓谷をご紹介します。
神秘的な景色を見たい人や迫力満点の大地に訪れたい人には、ワイメア渓谷からの眺めに驚くでしょう。
絶景写真を撮影したい人にも、おすすめの場所です。
ワイメア・キャニオン州立公園への行き方
ワイメア・キャニオン州立公園へ行くには、ホノルル空港からリフエ空港まで飛行機で移動します。
ハワイアン航空で40分ほどなので、フライト時間は短めです。
リフエ空港からワイメア・キャニオン州立公園までの道のりは、車で70分ほどかかります。
移動手段はレンタカー・タクシーで、バスなどの交通機関はありません。
移動が不安な人は、ツアーを利用するとよいでしょう。
レンタカーで移動する場合は、曲がりくねった道が多いので注意が必要ですが、道中にあるコケエロードからワイポオ滝が見えるので停車して絶景を眺めている人も多い場所です。
ワイメア渓谷の見所
ワイメア渓谷はおよそ500万年前に火山の噴火によって誕生した「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれている場所です。
火山で隆起した壮大な山が雨風などにより浸食され、長い年月をかけて今の形になりました。
映画のロケ地になったことで知名度が上がり、多くの観光客が訪れています。
切り立った山の迫力やゴツゴツとした岩肌に、地球の生命力を感じる場所です。
壮大な大自然を感じよう
ワイメア渓谷には展望台や景観地がありますが、そこまでの道のりはトレッキングです。
トレッキングをしながら様々な動植物を見られ、顔を上げて周りを見渡せば渓谷のスケールの大きさに驚くでしょう。
歩いているだけで、自然のパワーを感じられる場所です。
また、セスナからの遊覧ツアーではその壮大さを一望できるので、忘れられない体験になります。
トレッキングを楽しもう
ワイメア・キャニオン州立公園には、いくつものトレッキングコースがあります。
15分ほどの比較的簡単なトレッキングコースのイリアウ・ネイチャー・ループ、ブラック・トレイル、クリフ・トレイルなどで、そこから4キロ先のワイメア川を経由し、ウィリウィリ・キャンプ場まで移動するコースがククイ・トレイルです。
これらは、初級・中級コースになるので、観光で行くには丁度よいでしょう。
その先に進むワイメア・キャニオン・トレイルやコアイエ・キャニオン・トレイルは、上級者向けなので、挑戦するときは雨具や登山靴の準備をしましょう。
20種類以上のトレッキングコースがありますので、ご自身の体力に合わせて選ぶことができます。
動植物を観察しよう
自然が豊かなワイメア渓谷では、たくさんの動植物が観察できます。
カウアイ島にしか自生していないイリアウ・モキハナ・ハイビスカス・アアリイ・プキアヴェ・ハワイ固有種のイチゴであるオヘロパパ・オヒアの木などハワイならではの植物がたくさん見られます。
また、ハワイ固有の鳥や野生のヤギ、牛などが崖にいることがあるので、見かけることもあるでしょう。
長い年月をかけてできた自然の恩恵を受けている動植物が多く、研究者の研究対象にもなっています。
ワイメア渓谷には崖も多いので、観察する際には足元に十分注意が必要です。
ワイメアの滝
ワイメア渓谷は滝も見どころのひとつで、展望台やトレッキングコースから見られます。
壮大な山肌から見える滝は最大で240メートルあり、規模の大きさに圧倒されます。
運が良ければ滝に虹がかかりますので、望遠レンズがあれば美しい写真が撮れるでしょう。
また、ワイメア川周辺には有名な滝もありますので、レンタカーやツアーで訪れてみてください。
ワイメア滝について
ワイポオ滝は、2段になって水が落ちていく様子が特徴的な滝です。
プウ・カ・ペレ展望台からだと、比較的近くから見ることができるでしょう。
より近くで見たい場合は、トレッキングコースの中に近くまで行けるコースがあります。
シダの洞窟について
ワイルア川の河口からボートに乗って移動して、シダに覆われた洞窟に行けます。
昔はハワイの王族だけが結婚式などで使用していた洞窟で、ここで手を繋ぐと幸せになれるというジンクスがあり、カップルに人気の場所です。
また、この場所で結婚式を挙げるカップルも多く、芸能人もこの場所で結婚式を挙げています。
陸地からは行けませんので、ツアーを利用するとよいでしょう。
3つの展望台
ワイメア渓谷には3つの展望台があるので、それぞれ違った景色を楽しめます。
展望台がある場所からの眺めは、他の場所よりも壮大な景色を望め、その絶景に感動するポイントなので、ぜひ3つの展望台の景色を眺めてみてください。
ワイメア・キャニオン・ルックアウト
ワイメア・キャニオン最初の展望台になる、ワイメア・キャニオン・ルックアウトです。
車で行ける場所なので、レンタカーの場合はここで駐車券を買います。
駐車券販売機で駐車券を買ったら、車の外から見える場所に置いておきましょう。
展望台へ向かう途中にハイビスカスが咲いており、ハワイの雰囲気が味わえます。
そして、展望台に行くと目の前には迫力満点の切り立った山々が見えます。
木々の緑やむき出しの赤土のコントラストが美しく、まさしく絶景と言えるでしょう。
車から降りてすぐに見られるので、小さなお子様や年配の人も楽しめます。
プウ・カ・ペレ・ビューポイント
プウ・カ・ペレ展望台では、ワイポオ滝が見えますので滝が好きな人はここを目指すとよいでしょう。
滝に虹がかかっているときは、絶好のシャッターチャンスです。
渓谷の山肌に雲の影が映る様は、壮大な自然を感じられる風景です。
プウ・ヒナヒナ・ビューポイント
プウ・ヒナヒナ展望台からは、少し開けた大地を見られるでしょう。
SNSでは、ここからの景色に虹がかかった写真が人気で注目を集めています。
ワイメア渓谷では雨が降ることもあり、通り雨の場合は綺麗な虹がかかります。
絶景と虹の相性は素晴らしく、神秘的なワイメア・キャニオンがより神々しく感じられるでしょう。
観光を楽しむための服装や注意点について
トレッキングコースは舗装されていますが、場所によっては悪路もあり、天気次第では滑りやすくなっている場所もあるので、サンダルではなくスニーカがよいでしょう。
山の天気は変わりやすいので、携帯雨具か防水のウインドブレーカーがあれば安心です。
ウインドブレーカーは薄手でかさばらず、日よけとしても使えますし、少し肌寒いときには羽織れるので重宝します。
冬は常夏のハワイでも寒くなるときがありますので、長袖長ズボンが最適です。
また、飲食店などはありませんので、飲み物などは事前に買っておきましょう。
公園内の施設について
ワイメア・キャニオン州立公園の施設について、順番に説明させていただきます。
営業時間・料金
営業時間は日中とHPに書かれていますので、季節や情勢によって変わる可能性があります。
入場料はありませんが、レンタカーの場合は駐車料金が10ドルかかります。
現在は、日帰りハイキングの利用のみの営業です。
飲食店やお手洗いについて
飲食店はありませんので、事前にスーパーに寄ってドリンクやお弁当を購入しておきましょう。
お手洗いはありますので、あらかじめ入り口の全体図看板で場所を確認しておくと安心です。
ピクニックテーブルやゴミ箱もあり、ランチを持ってトレッキングを楽しめます。
おすすめツアー2選
ワイメア渓谷の観光が組み込まれている、おすすめのツアーを2つご紹介します。
どのツアーもワイメア渓谷を隅々まで楽しめるツアーになっていますので、旅行計画の参考にしてください。
カウアイ島日帰りツアー
ワイメア渓谷+シダの洞窟+ハナペペ渓谷
ワイキキから出発するツアーなので、カウアイ島までの道のりが不安な人も安心です。
航空券・昼食・入場料・乗船料・日本語ガイドがセットになっている、お得なツアーです。
人気のオパエカアの滝やシダの洞窟、ハナペペ渓谷・ワイメア渓谷やポイプ潮吹き岩を巡り、カウアイ島をまるごと楽しめるでしょう。
セスナ遊覧飛行
ワイメア渓谷+ナ・パリ・コースト+ハナペペ渓谷
リフエ空港から出発する、絶景セスナ遊覧ツアーです。
ドローンから見るような映像を、セスナに乗って自分の目で眺められる最高に贅沢な時間です。
ワイメア渓谷はもちろんハナペペ渓谷やナ・パリ・コーストの海岸線の上空を飛行する爽快感や、見たこともない素晴らしい景色が見られます。
1時間ほどのツアーなので、セスナの後にワイメア渓谷をトレッキングして上空からの景色と比べてみてもよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ワイメア渓谷の絶景についてご紹介しました。
ビーチやマリンアクティビティが有名なハワイですが、島国ならではの絶景が至るところにあります。
神秘的な景色を見ると自分自身を見つめ直すきっかけになりますので、壮大で大迫力の景観が楽しめるワイメア渓谷にぜひ訪れてみてください。