グアムってどんなところ?ハワイ島から行ける?グアムとハワイ島を徹底比較
目次
グアムとハワイ島の魅力や観光スポットをご紹介
日本から比較的行きやすいリゾート地として「グアム」と「ハワイ島」は長年人気があります。
今回の記事ではこの2カ所について、それぞれの魅力的な観光スポットやおすすめのツアーなどをご紹介します!
ぜひ、現地へ行かれる際の参考にしていただければ幸いです。
グアムとハワイ島の距離
グアムとハワイ島は直線距離で6,000km以上離れています。
2カ所は同じ太平洋上に位置していますが、少し離れている印象です。
実際に、ハワイ島~グアム間の移動は飛行機を乗り継ぐ必要があります。
ハワイ島からグアムへのアクセス
ハワイ島からグアムへのアクセスは飛行機の直行便がありませんので、オアフ島で一度乗り継ぐ必要があります。
まず、ハワイ島のコナ国際空港からオアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港に移動し、飛行機を乗り継いで、グアムのA.B.ウォンパット国際空港へ向かいます。
移動時間は約8時間です。
グアムってどんなところ
グアムは、かつては日本の領土であった時期もありますが、現在はアメリカに準州として属しています。
世界的にも有名なリゾート地で、日本からも3~4日程度あれば気軽に訪れることができるため、非常に人気のある海外旅行先のひとつです。
年間を通して平均気温が約26℃あり、まさに「常夏」と言われる気候を感じることができます。
グアムへの行き方
日本からグアムへは、日本国内の主要な空港から直行便が就航しているため、非常にアクセスが簡単です。
就航している空港は成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港の5カ所で、飛行時間は空港によって変動しますが約3時間30分~4時間30分です。
グアムの魅力
グアムが観光客を魅了しているポイントをいくつかご紹介します!
透明度の高い青い海
グアムといえば、その透明度の高い青い海を最初に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
グアムにビーチは複数あり、どのビーチにもそれぞれ特徴がありますので、シュノーケリングやマリンアクティビティなどの目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
また、目の前にビーチが広がっているホテルもいくつかあるため、ホテル選びのチェックポイントとしてもビーチは重要です。
短期旅行でも楽しめる
グアムは日本からの移動時間が短く、時差も+1時間なので、短期間での旅行に適した行先です。
また、地区によっては有名観光地やビーチ、ショッピング街などが近くにそろっていますので、短時間の滞在でも存分に楽しむことができます。
アクセスのよさ
前項でもご紹介した通り、日本からグアムまでは長くても約4時間30分で到着できます。
さらに時差がほとんどありませんので、連休が取りづらい方や、週末を使って旅行に行きたい方におすすめです。
グアムのおすすめ観光スポット
グアムに行ったらぜひ訪れていただきたい、おすすめの観光スポットを5カ所ご紹介します!
イパオビーチ
イパオビーチはグアムにいくつかあるビーチの中でも、シュノーケリングスポットとして広く知られている場所です。
シャワーや休憩所なども設置されており、家族連れの方々に喜ばれています。
おすすめポイント
ホテルが建ち並ぶエリアから近く、ゆったりとした雰囲気が魅力的なビーチです。
シュノーケリングでは、カラフルなハコフグやサンゴ礁を見ることができます。
また、「GUAM」という白い文字の大きなモニュメントがあり、写真映えするスポットとしても人気があります。
砂浜にはサンゴ礁が細かく砕かれた砂が混ざっており、素足ではけがをする危険性がありますので、マリンシューズを履いて行かれることをおすすめします。
アクセス
A.B.ウォンパット国際空港から、ルート10A経由で北へ約9分です。
リティディアン・ビーチ
リティディアン・ビーチはグアムの北端にある、大自然に囲まれたビーチです。
このビーチは毎日7:30~16:00の間のみ開いていますが、グアムの祝日には閉鎖している場合もありますのでご注意ください。
おすすめポイント
このビーチのおすすめポイントは何と言っても透明感のある綺麗なエメラルドグリーンの海です。
白い砂浜とのコントラストが大変美しいです。
手付かずの自然が多いこのビーチはヒーリング効果があり、非常に癒されます。
アクセス
A.B.ウォンパット国際空港から、ルート3とルート3A経由で北へ約29分です。
恋人岬
恋人岬は、グアムの旗に描かれていることで有名な、恋愛のパワースポットです。
タモン湾の北端に位置し、断崖の上に展望台があります。
この展望台からはタモン湾やイパオ岬、オロテ岬などの絶景を見ることができます。
おすすめポイント
この岬は「恋人同士で訪れると結ばれる(結婚できる)」と言われています。
展望台には写真映えする「LOVE」という文字のモニュメントや、3回音が鳴れば幸せになれると言われる「恋人たちの鐘」があります。
また観光客の多くは、「ハートロックウォール」というフェンスに、カップルで名前を書いたハート型の南京錠を付けて、2人の愛が永遠に続くようにと願います。
アクセス
A.B.ウォンパット国際空港から、ルート16経由で北へ約14分です。
タモントレードセンター
タモントレードセンターは、通称「ピンクの壁」と呼ばれている有名なインスタの聖地です。昔「フジタタモンビーチホテル」があった「フジタロード」沿いに位置しています。
おすすめポイント
綺麗な真っピンクの外観が特徴的で、多くの観光客がここで写真を取るために訪れます。
またタモントレードセンター以外にも、この周辺にはフォトジェニックな建物がいくつもあります。
アクセス
A.B.ウォンパット国際空港から、ルート10A経由で北へ約10分です。
チャモロ・ビレッジ
チャモロ・ビレッジは、地元民にも人気のあるナイトマーケットで有名な場所です。
ナイトマーケットは、毎週水曜日と隔週金曜日に開催されています。
おすすめポイント
このマーケットでは全て地元価格で買うことができ、BBQなどの食べ歩きや、食べごたえのあるプレート料理なども堪能することができます。
また、ダンスショーや水牛と触れ合えるブースなど、普通のマーケットでは体験できないような時間を過ごせます。
アクセス
A.B.ウォンパット国際空港から、E Sunset Blvd経由で西へ約8分です。
ビッグアイランドの愛称で知られるハワイ島
ハワイ島は太平洋に位置しているハワイ諸島の島々の1つで、一番面積が広い島であることから「ビッグアイランド」の愛称で広く知られています。
また、世界有数のリゾート地としても人気があり、日本からも年間で150万人以上が訪れています。
ハワイ島ってどんなところ
ハワイ島は綺麗な青い海と白い砂浜のイメージが強いと思いますが、他にもダイナミックな大自然や多くのパワースポット、写真映えするカラフルな建物など、日本ではなかなか見られない景色が広がっています。
また、通年で常夏の気候が続いている印象もありますが、島には雪が積もっている山や緑の砂のグリーンサンドビーチ、火山の影響による砂漠地帯など、さまざまな気候帯が共存しています。
ハワイ島への行き方
ハワイ島へは日本から直行便が就航しており、JALが成田から毎日、ハワイアン航空が羽田から週3回(水・金・日)便を出しています。
直行便はハワイ島の西側にあるコナ国際空港行きなのですが、空港の周辺にはリゾートホテルが集まっていますので利便性が高いです。
また、飛行時間は約7時間~8時間30分で、気流の影響により帰りの便の方が時間がかかります。
ハワイ島の魅力
世界的に人気のあるリゾート地として、人々をとりこにしているハワイ島の魅力についてご紹介します!
手付かずの壮大な大自然
ハワイ島には手付かずの自然が広く残されており、これは地元民がハワイの生態系を長年守り続けている証でもあります。
島にはまさに南国らしい光景が広がっており、ハワイアンの独特な雰囲気を感じることができます。
ツアーに参加すれば、大自然の中を乗馬やバギーで散策することも可能です。
迫力満点の火山
実は、ハワイ島は火山の噴火によって作られた島です。
現在でもキラウエア山は火山活動が継続しており、近年では2018年に起きた噴火によって新たに火口が生まれました。
この新しい火口や海に溶岩が流れていく光景を観察できるツアーも開催されています。
美しいビーチ
ハワイ島に来たら、その美しいビーチに一度は訪れたいですよね!
一言でビーチと言ってもその特徴はさまざまで、シュノーケリング・ダイビングに適したビーチやマリンスポーツを楽しめるビーチ、ウミガメに高確率で会えるビーチなど、1カ所として同じ雰囲気のビーチはありません。
もし余裕があれば、いろいろなビーチを巡ってみるのもいいかもしれませんよ!
ショッピングやグルメもおすすめ
ハワイ島では、ショッピングを楽しむのも醍醐味のひとつです。
ショッピングモールや野外のナイトマーケットで、ハワイのお土産や高級ブランド品などを定価以下で買えるチャンスもありますよ。
また、ハワイのグルメを堪能するのも忘れてはいけません!
日本人の口にも合うポキ丼やハンバーガー、ステーキ、シーフードなど、ぜひ現地の味をご賞味ください。
文化や歴史を学ぼう
ハワイ島は日本と同じように「島」であるため、昔は外界からの影響をあまり強くは受けていませんでした。
その結果、独自の文化や歴史が形成されていき、その事について分かる資料や歴史的物品は博物館などに収められています。
ハワイ島についてより深く知りたい方は、ぜひ訪れてみてください!
ハワイ島のおすすめ観光スポット
ハワイ島を訪れたらぜひ行ってほしい、おすすめの観光スポットを5カ所ご紹介します!
キラウエア火山
キラウエア火山はハワイ島で唯一、世界遺産に登録されている火山で、現在でも火山活動を続けていることで有名です。
おすすめポイント
世界でも有数のパワースポットと言われており、火口などを観察できるトレッキングツアーでは、その火山溶岩の力を間近で感じることが可能です。
近年では2018年に噴火しており、火山ガスや噴火状況によっては登ることができない場合もありますので、事前に火山状況をご確認ください。
アクセス
空港からだと、キラウエア火山へはヒロ国際空港からが近く、HI-11経由で南西へ約45分です。
マウナケア山
マウナケア山は、天体観測に非常に適した山(山頂)として知られています。
ハワイ島は通年で比較的に温暖な気候を保っていますが、マウナケア山は富士山よりも標高が高いため、12~3月には防寒具が必要なほど寒いです。
おすすめポイント
ハワイ島では街灯の数が制限されており、高い建物も多くはありませんので、大変良い環境下で天体観測ができます。
さらに、頂上の付近までは車で登ることができるのも、人気の理由のひとつです。
11カ国の13天文台が集まっており、世界的にも有名な場所です。
アクセス
空港からだと、マウナケア山へはヒロ国際空港からが近く、Saddle RdとMauna Kea Access Rd経由で北西へ約1時間13分です。
レインボー・フォールズ
レインボー・フォールズは、ハワイ島の東側に位置する滝です。
高さが約24mあり、溶岩の洞窟の下へとしぶきを上げて水が流れ落ちています。
おすすめポイント
その名の通り、運が良いと虹を見ることができる場所として有名です。
確率は直近の雨量などによって変化するので、確実に見られるというわけではありませんが、午前中の方が比較的確率が高いと言われています。
また、滝の上流へは階段が設置されていますので、迫力のある光景を間近で楽しむこともできます。
アクセス
空港からだと、レインボー・フォールズへはヒロ国際空港からが近く、Kekuanaoa St経由で西へ約12分です。
ワイピオ渓谷
ワイピオ渓谷はハワイ島の北部にある、世界的に有名なパワースポットのひとつです。
地元民が守り続けている、手つかずの大自然が広がっている場所で、非常に癒されます。
おすすめポイント
渓谷への道中には、2本の滝(ヒイラヴェの滝・ハカラオアの滝)やブラックサンドビーチ、タロイモ畑などの写真映えするスポットがいくつもあります。
また、シンプルなトレッキングコースも観光客に人気で、3時間程度で渓谷を堪能できます。
アクセス
空港からだと、ワイピオ渓谷へはヒロ国際空港からが近く、HI-19とHawaii Belt Rd経由で北西へ約1時間10分です。
ヒロ
ヒロは歴史的な建造物が立ち並ぶ、ハワイ島の中でも最大のノスタルジックな街です。
おすすめポイント
アート活動が盛んに行われている街で、街中がカラフルでおしゃれな雰囲気であふれています。
街にはアートギャラリーやレストラン、カフェなどがたくさんあり、じっくりと楽しむことができます。
また、写真映えするスポットが多いのも魅力的です。
アクセス
空港からだと、ヒロへはヒロ国際空港からが近く、Kekuanaoa StとKilauea Ave経由で西へ約8分です。
ハワイ島のおすすめアクティビティ
ハワイ島で楽しめるおすすめのアクティビティを7つご紹介します!
シュノーケリング
シュノーケリングは、ライフジャケットのようなベストやフィン、シュノーケル、水中メガネなどを付けて、水面に浮かびながら水中観察を楽しむマリンアクティビティです。
楽しみ方
シュノーケリングは特別なライセンスが必要ありません。
また、ベストは浮力がありますので、泳ぐことができない方でも楽しむことができます。
ハワイ島には綺麗なエメラルドグリーンの海が広がっており、その水中にはカラフルな熱帯魚やサンゴ礁がたくさんありますので、ぜひその幻想的な空間を存分に堪能してみてください。
ダイビング
ダイビングはシュノーケリングとは違い、ライセンスを必要とするアクティビティで、海に潜ってより至近距離で水中世界を楽しめます。
楽しみ方
ライセンスを必要とする分、手軽に楽しむことは難しいですが、運が良ければウミガメやマンタと一緒に泳ぐこともできます。
また、酸素ボンベを背負って潜りますので、長時間水中に留まることができ、じっくりと観察することも可能です。
ヘリコプター遊覧
ヘリコプターで上空から、ハワイ島のダイナミックな大自然を眺めるアクティビティです。
主に海岸や火山、滝の周辺を遊覧することが多いです。
楽しみ方
手付かずの自然が多いため、トレッキングなどでは容易に近づけない場所でも、ヘリコプターであれば上空から簡単に観賞できます。
料金は少々高いですが、それだけ支払う価値のある絶景が広がっていますよ。
溶岩ツアー
ハワイ島と言えば火山で有名ですが、その火山から流れている溶岩を観察できるツアーもあります。
未だに火山活動が続いており、近年でも噴火が起きているハワイ島だからこそできるツアーです。
楽しみ方
多くのツアーでは、キラウエア火山の火口から溶岩が海に流れていく様子を観察します。
爆発の危険性は少ないと言われていますのでご安心ください。
また移動手段としては、トレッキングやボートなどの種類がありますので、自分に合ったタイプのツアーで参加することをおすすめします。
星空観賞
上でご紹介したように、ハワイ島のマウナケア山は星空観賞に非常に適した場所です。
山頂付近まで車で行くことができるというのも、大変利便性が高いです。
楽しみ方
冬場の方が空気が澄んでいるため、より綺麗な星空を見られると言われています。
ですが、マウナケア山は富士山よりも標高が高いため、冬には雪が降ります。
防寒対策をしっかりと行ったうえで向かうようにしましょう。
乗馬
乗馬をしながら、ハワイ島の大自然やビーチを優雅に散策できます。
楽しみ方
ガイドがしっかりとサポートをしているツアーが多いので、初心者やお子様でも安心して楽しめます。
大きな馬からポニーまで用意されており、動物と触れ合うことでアニマルセラピーの効果も感じることができます。
ワイピオ渓谷やウマウマ滝、カフア牧場など、ハワイ島の豊かな自然を存分に満喫してください。
セグウェイ
セグウェイはアクセルやブレーキがなく、身体の重心移動とハンドル操作で移動する乗り物です。
日本では公道でセグウェイを走らせることは禁止されていますが、ハワイ島では可能です。
そのため、日本では体験できないアクティビティのひとつだといえるでしょう。
楽しみ方
インストラクターのレクチャーを受けてから、ハワイ島の街並みを散策します。
ツアーによっては、ビーチ沿いを走りながらサンセットを楽しむコースもあります。
セグウェイは比較的容易に乗りこなせますので、運動が苦手な方でも安心して楽しめるでしょう。
おすすめのツアー
ハワイ島で開催されている、おすすめのツアーを3つご紹介します!
旅行する際の参考にして頂ければ幸いです。
マウナケア山麓 星空観測&島内観光ツアー(https://www.veltra.com/jp/hawaii/big_island/a/156151)
このツアーは、1日で効率よくハワイ島の有名観光スポットを巡ることができます。
4歳から参加できるということもあり、ご家族連れにおすすめのツアーです。
ツアーの最後に行うマウナケア山麓での天体観測では、1人に1台双眼鏡を貸し出してもらえます。
ベテランのガイドがご案内しますのでご安心ください!
ワイピオ渓谷 乗馬ツアー(https://www.veltra.com/jp/hawaii/big_island/a/110688)
このツアーでは、ワイピオ渓谷を乗馬で散策することができます。
写真映えするタロイモ畑を通り、高さ400mのヒイラヴェの滝を眺めながらワイピオ渓谷へ向かいます。
日本語のガイドで丁寧にレクチャーを受けられますので、乗馬初心者の方でも安心です。
キラウエア火山 ヘリコプター遊覧(https://www.veltra.com/jp/hawaii/big_island/a/148933)
ハワイ島の有名な観光スポットであるキラウエア火山やコハラコースト、ワイピオ渓谷などをヘリコプターで上空から眺めることができるツアーです。
パイロットの解説付きで、ガラス窓が広い機体に乗り、そのダイナミックな絶景を堪能します。
追加オプションにはなりますが、日本語でのガイドも用意されています。
まとめ
ハワイ島とグアムのそれぞれの魅力をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
南国のリゾート地という点では同じですが、各々に特徴的な観光スポットがたくさんあります。
機会があればぜひ両方とも訪れてみてください。
日本とは異なる素敵な南国空間がみなさんを待っていますよ!
最後までご覧いただきありがとうございました。